2018年に現行ジムニーが発売されて以来「5ドアモデルが登場する!!」と発信し続けているベストカー。しかしながら、待てど暮らせど登場しないまま4年の月日が経過してしまった。もしかしてこのまま登場しないのか……!?
もしベストカーの予想どおり、「ジムニーシエラ5ドア」が発売されたとしたら大人気間違いなし。現在ジムニーの納期は1年~1年半と言われているが、これがさらに長期化することになる。
もう待ち切れん!! 禁断のスズキへ直電!! ジムニーシエラ5ドアはいつ出ますか? 本当に出ますか??
そうなるととても追加モデルを用意している場合ではない…ということもありそう…。つまり「出したくても出せない(出しても納車できないし、出さなくても3ドアが売れまくっているので)」ということではないか……。
そんな中、市販間近と思える仕上がりのテスト車両が先日海外でスクープ撮影された。これによりジムニーシエラ5ドアの登場に自信を持った当編集部はさらなる情報を求めるべく、スズキ広報へ直電!! スズキさん、遠慮なく根掘り葉掘り聞かせてもらいますよ~!!!
※本稿は2022年8月のものです
文・予想CG/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部、スズキ
初出:『ベストカー』2022年8月26日号、9月10日号
■ジムニーシエラ5ドアの真相を確かめるべくスズキ広報に直電!!!
ジムニー(シエラ)5ドアはありまぁす! と言い続けてきたベストカー。記事後半でジムニーシエラ5ドアについての詳細をお伝えするが、もういい加減出る! という自信がある。これを確信に変えるべく、スズキ広報に言質をとるため電話した。
ベストカー(以下、BC)/もしもし! 今話題のあの車種について教えてほしいんですが。
スズキ広報(以下、スズキ)/いやな予感がしますね。
BC/答えにくいかもしれませんが、イエスかノーで答えていただければ充分なので……。ジムニーシエラ5ドアはあります?
スズキ/えーっと……(苦笑)。イエスもノーもなく、弊社がリリースしたものでしかお答えできないので、そちらの画像も弊社がリリースしていないのでお答えはできないです。
BC/ですよねー(笑)。でも、海外ではカモフラージュされたテスト中のジムニー5ドアが撮られてますよ?
スズキ/ご存知のとおり、商品計画というのは、しかるべきタイミングでお客様に正確にお伝えするのが我々広報なので。ご理解いただければ……。
BC/会社から答えないようにって言われてるんですか?
スズキ/お答えできるのは弊社からリリースさせてもらってることのみなので、今回の件はお答えしませんよということではなく、どの車種に関しても同じです。ハイ。
BC/じゃあちょっと質問を変えまして、ベストカーで5ドアには「1.5Lターボ+マイルドハイブリッド」が搭載されると予想しているんですけど、そもそもスズキさんには1.5Lターボってあるんですか?
スズキ/海外も含めて、1.5Lターボは現在ないです。1.4Lターボはあるんですけど。
BC/ないですと? あれ? ま、いいや。ちなみに、テスト車両が撮影されたのはヨーロッパらしいんですけど、ジムニーってどこでよく売れてるんですか?
スズキ/これまでの累計ですと、地域別ではヨーロッパが一番です。国別だと日本が1位で、ドイツが2位になります。
BC/ヨーロッパなんですねぇ。
スズキ/現行ジムニーを開発する際、エンジニアたちがヨーロッパに行って、森林組合だとかプロとして使っていただいてる方たちを調査しました。大きさはそのままで、本格的な四駆性能は譲れないということで、そこをブラッシュアップして新型として出したので、評判は非常にいいと思います。
BC/なるほど……そんなヨーロッパのユーザーから「5ドアも作ってほしーの」なーんて要望が?
スズキ/ではこの辺で……。
BC/あー最後にひとつだけ! これは絶対お答えいただけると思うんですけど。
スズキ/はい、なんでしょう。
BC/次のジムニーのフルモデルチェンジっていつ頃ですか?
スズキ/あっはっは(大笑い)。絶対お答えしないですよ。お答えできないです(笑)。
* * *
5ドアの情報も次期モデルの情報も1ミリも得られなかったわけだが、1.5Lターボ+マイルドハイブリッドという線は薄くなったのかなという印象だ。
長く売るために各国の法規対応は行うらしいので、欧州排出ガス規制対応のためどこかのタイミングでハイブリッド化する可能性は高いだろう。
また新情報をつかみ次第スズキ広報に電話しよう(困らせよう)と思う。
続いては、ここまでべストカースクープ班が掴んでいるジムニー5ドアの最新情報をお届けしよう。
■ジムニーシエラ5ドアは2023年デビュー予定!!
2018年7月に新型ジムニー/ジムニーシエラが登場。その直後からシエラに5ドアの計画があることを伝えてきたベストカーだが、あれから4年経っても5ドアは出てこない。
「出る出る詐欺か?」と言われても返す言葉がなく肩身の狭い思いをしていたが、ついにその正しさが証明される時が来たようだ。カモフラージュを剥がせば市販状態と思えるテスト車が、海外でスクープ撮影されたのだ。
昨年も同様のカモフラージュ車が撮影されていたが、それとは明らかに違うもの。昨年のテスト車は3ドアのままホイールベースを伸ばしたものだったが、今回のテスト車はリアドアも付いている完全な5ドア車。
よく観察すると、フロントドアの左右幅が3ドアよりも短くなっていて、リアドアはオーバーフェンダーから開くタイプであることがわかる。右側リアオーバーフェンダーの上に給油口が置かれるのは3ドアと同じだ。
こちらはベストカー編集部による予想CG。ジムニーシエラをベースに、ホイールベースを伸ばして5ドア化される。搭載するパワーユニットは1.5Lターボ+マイルドハイブリッドか?
また、3ドアのシエラに対し、ホイールベースを延長していることもわかる。おそらく+300mm前後で、全長は3850mm前後となりそうだ。全幅1645mm、全高1730mmは変更なし。
気になるパワーユニットだが、直4、1.5Lターボ+ISGが有力だ。スズキの多くのモデルに採用されているマイルドハイブリッドで、モーター走行はできないタイプ。
スズキにはエスクードやスイフトに採用されているストロングタイプのハイブリッドもあるが、燃費と価格のバランスを考えてマイルドタイプが使われるという情報だ。
テスト車を見る限り、市販目前の段階にあるのは間違いなさそう。
気になるのはジムニー/ジムニーシエラともに半導体をはじめとする部品の供給遅れにより生産が滞っていることで、こちらの懸念が解消されないと5ドアまで手が回らない可能性もあるが、遅くとも来年秋には日本でも発売されるはずだ。
●ジムニーシエラ5ドア予想スペック
・全長×全幅×全高:3850×1645×1730mm
・ホイールベース:2550mm
・車両重量:1150kg
・エンジン:直4、1.5Lターボ+モーター
・エンジン最高出力/最大トルク:140ps/22.0kgm
・モーター最高出力/最大トルク:3.1ps/5.1kgm
・トランスミッション:5MT/4AT
・駆動方式:4WD
・予想価格:230万円
・予想登場時期:2023年秋
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産「新型セレナ」発売に反響多数! 「待ってました」「魅力的」 超スゴい「高性能4WD」&地上高アップの「イーフォース」追加へ! 待望の「性能向上モデル」14日発売
「娘友達を乗せたらベルト未着用で捕まりました。ママ達は笑うだけで謝りません。不快です」投稿に回答殺到!?「感じ悪い」「でも貴女は命を預かってる」大激論に…悪いのは誰なのか
6速MTあり! 660ccの新型「軽量スポーツモデル」初公開! 超パワフルな「81馬力」エンジン搭載した「2シーター仕様」が発表! 爆速の「新型タイガースポーツ660」来年2月に発売へ!
レクサス新型「エレガント」発表! 最安価な「“5人乗り”コンパクトSUV」! 全長4.1m級の“最小レクサス“「LBX」が販売店でも話題に
ミツオカの新型「M55」が808万5000円で申込受付開始! 2025年モデルは100台限定で6MTのみ…全国のミツオカ販売拠点へ急げ!
繋ぎ方を間違えるとショートからの大事故に! 簡単だけど注意が必要なバッテリー上がりのクルマの救援
【何が起きている?】日産が開発する“新型コンパクトミニバン”が遅れる理由。計画中止の噂も
EVが内燃車に追いつく日! 2026年、所有コストが同等に――バッテリー急落&中古拡大が生む大転換点とは?
日産「新型エルグランド」いつ登場!? 唯一無二の「ターボエンジン」も搭載か? 王道の「キング・オブ・ミニバン」“全面刷新”に期待高まる!
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
また、適当に妄想記事でも書いとけ。
↑別に、予想してるのはベストカーだけじゃあるまいし、そもそも希望的推測の話なんだから、俺が行った通りだろアピールしなくていいよw
記事読んでいて恥ずかしいw