2025年の本格開催に向けてプレ開催された「ファントムラリー」
最近は全国各地でクラシックカーのラリーイベントが開催され、地域活性化の面からも注目を集めています。そんな中、じつは多くのクラシックカーと愛好家が存在している山形県で、初めてラリー形式のツーリングイベント「第0回 ファントムラリー」が2024年6月に開催されました。貴重なクルマの数々が参加した様子をレポートします。
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山形の魅力を知ってもらいたいと、県内初のヒストリックカーラリーが誕生
山形県でもクラシックカーの展示イベントはたくさんあるが、ツーリング形式のものがない。壮大な自然と、食を楽しめるイベントを企画したい! と、山形県では初めてとなるラリー形式のツーリングイベント「第0回 ファントムラリー」が2024年6月22日(土)~23日(日)に開催された。
これまでも県北の金山町で文化、街並み、自然といった地域の持つ遺産とクラシックカーを融合した展示イベント「ノスタルジック・フェスタ金山」を主催してきた川崎恭平さんを実行委員長に、クラシックカー愛好家たちによる実行委員会が組織され、今回の開催となった。
当初は「第0回」というとおり、来年度からの本格開催に向けたプレイベントとして、少数で様子見の「ひっそり」としたイベントを予定していたそうだが、山形県内外のヒストリックカー愛好家たちの間で、「初めて山形でクラシックカーラリーをするらしい」といったウワサが広がり、結果的に23台が参加する立派なイベントとなった。
国内のさまざまなクラシックカーラリーに参加してきた経験を持つも、主催者の立場は初めてという、今回のイベントをプロデュースしたジェイク伊藤さんはこう振り返る。
「23台くらいですと、なんとかなりそうかと思いますが、ラリーはペアでの参加ですので約50人の参加者さんになります。少ないスタッフでご迷惑なくご案内できるのかという不安が募りましたね」
そんな不安も抱きながら、伊藤さんは自分の経験してきたクラシックカーラリーの魅力を伝えたいと、初心者にも分かりやすいコマ図にしたがって風光明媚な羽州路を駆け巡り、チェックポイントのある街を散策するといった時間も設け、誰もが楽しめるゲーム的な要素も加えた内容を考えたそうだ。
山形の風景と文化と食を楽しめるイベントとして期待大
第0回 ファントムラリーでは、本格的なクラシックカーラリーでの採点に使われる「線踏み」と呼ばれる、決められた距離を指定のタイムで走り、その誤差をいかに少なくするか競うPC競技も行われて気分を盛り上げてくれた。また、長井市の特産である「けん玉」での勝負は、誰もが逆転のチャンスがあるゲーム。童心に戻りけん玉を振る姿は、すべての参加者を笑顔にしてくれた。宿泊地のあつみ温泉萬國屋では参加者同士で懇親会を楽しみ、2日目の降りしきる雨のなかの走行も、終わってみれば、初めてのファントムラリーの思い出だ。
「ゴールの長井市では交通整理を地元のライオンズクラブさんが申し出てくれたり、スポンサーの方々をはじめ協力していただいた皆さまのお力添えのおかげで、来年も参加したいと、たくさんの方からお声をいただきました。ありがとうございます」
イベント運営は想像以上に大変だったという伊藤さんだが、来年に向けて好評のうちに、無事に終了した第0回 ファントムラリー。
山形の風景や食などの特産を楽しめるクラシックカーラリーとして、来年からの本格開催が今から楽しみだ。
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