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日本に4台しか現存しないシボレーC3「コルベット デイトナ」を手に入れて26年!「いじるというよりは修理ばかりですね」

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日本に4台しか現存しないシボレーC3「コルベット デイトナ」を手に入れて26年!「いじるというよりは修理ばかりですね」

子どもの頃からアメ車好き

兵庫県出身の樺山裕丞さん(50歳)は、子どもの頃に俳優バート・レイノルズ主演『トランザム7000』をテレビで観てからアメ車好きに。一度は落ち着いたものの、再放映されたカーアクションドラマ『ナイトライダー』の影響を受け、再びアメ車に魅力されます。愛車候補にポンティアック「ファイヤーバード トランザム」を考えていましたが、調べていくとシボレーC3型「コルベット」のスタイルに惚れ込み購入。抜群のルックスを持つC3コルベット乗りとして充実のカーライフを過ごしています。

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デイトナ24時間レースの優勝記念モデルを購入

シボレー「コルベット」の中で一番好きなシリーズは1968年から1982年まで生産された3代目C3型というカーファンは多いはず。その理由は、マッスルカーのパワー感を見事に表現したマッチョなスタイルであろう。ナチュラルなくびれは「優雅な色気を放つスタイリング」とも謳われ、巷では「コークボトルライン」と呼ばれた。

この「コークボトルライン」とは、コカ・コーラの瓶を彷彿とさせる形状を表現したたとえ言葉。クルマの中央部分がくびれていることで、真上から見たときに中心部分の幅が狭くなっているデザインといえばわかりやすいかもしれない。かつての多くの名車がこのコークボトルラインを採用していて、C3コルベットはその中でも一番わかりやすいボディ形状を持つクルマだ。

樺山さんが所有するC3コルベットは、見ての通りスタンダードモデルとは違うデザインであることは一目瞭然だ。じつはこのC3コルベットは、アメリカにおいて限定生産された特別仕様車である。

シボレーはモータースポーツとの結びつきが深く、C3コルベットが現役で活躍していた頃にはデイトナ24時間レースに参戦し、大活躍していた。樺山さんの愛車は、そんなデイトナ24時間レースで優勝の栄冠を勝ち取った記念モデルとして登場。「コルベット デイトナ」の名が与えられた。

日本に現存するのはたった4台のみ

樺山さんがこのクルマを入手したのは今から26年前のこと。その前にもC3コルベットに乗っていたが、事故で大修復が必要になってしまった。その修理先のクルマ屋さんにあったコルベット デイトナを発見し、昔から憧れていたクルマだったので即購入。現在までほぼ購入した状態のまま乗り続けているという。よりワイドにグラマラスなワイドボディキットは、シボレーマニアの間では有名なエックラーズ製ということだ。

C3コルベット デイトナは当時、日本に並行輸入のみで10台ほど入って来た記録が残っている。現在の状況について樺山さんとシボレー仲間に聞くと、全国でたったの4台しか確認できていないというから、その価値と希少性がうかがえる。

グラマラスともマッチョとも表現できる独特のスタイルを持つC3コルベット デイトナ。まさに栄華を極めたフォルムといえる。ここまで特別なクルマとなると、マッスルカーとしてエンジンの仕様にも期待を抱いてしまう。ボンネットを開けたらスーパーチャージャーユニットが載っているのかと期待したが、そんな予想とは裏腹に意外にもスタンダードな5.7L V型8気筒OHVエンジンのままだった。

「速さを求めるクルマではないので、普通に走れる状態をキープできるかを考えてメンテナンスしています。なので、いじるというよりは修理ばかりですね」

と樺山さんは話してくれた。ボディは一度もオールペンしたことがないとのことで、できることなら現状のまま維持してもらいたい。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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みんなのコメント

4件
  • corvette c3
    紛らわしいけど、限定生産でもなんでもなくて、エックラーのボディキット改造。
    エックラー自体もチューニングメーカーではなく、色々なの集めて何でもかんでもエックラーの名前付けて相互カタログ作ってたようなカーパーツ屋さん。ドイツ辺りのAMGやハルトゲなんかとは違う。
  • 上州 浪漫
    このエクステリアは、“グリーンウッド”コルベットとは また 違うんかな?

    ヘッドランプがリトラのままなのは、賛否分かれる? ま、オーナーの趣味ですからね。

    なんにしても、C3はイイ!(^。^)b
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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