現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型フロンクス売れそうだけど……エスクードなくしてよかったのか!?

ここから本文です

新型フロンクス売れそうだけど……エスクードなくしてよかったのか!?

掲載 10
新型フロンクス売れそうだけど……エスクードなくしてよかったのか!?

 新型フロンクスはオプションほぼいらないほどの充実っぷり。それでいて250万円台スタートはお見事。とはいえスズキのコンパクトSUVといえばエスクード!! という人も多いハズ。終売となってしまったが、ホントにエスクードを無くしてよかったのか!? フロンクスでいいのか!?!?

文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部

新型フロンクス売れそうだけど……エスクードなくしてよかったのか!?

詳細はサムネイルをクリック!!!

【画像ギャラリー】え、後ろカッコよすぎない!? レクサス並の内装もイイね!! バカ売れ必至なフロンクスの全貌がコレ(2枚)

■最初っからフル装備!! なのに250万スタートのフロンクスは見事すぎ

4WDモデルでも280万円台というのもかなりのバーゲンプライス!! ナビだって標準なのはお見事

 先日、ついに発売となったスズキのコンパクトクロスオーバーSUVである新型フロンクス。全長4m未満という扱いやすいボディサイズと1.5Lのマイルドハイブリッドを搭載して約250万円からという低価格を実現しており、ヒット車種になることは間違いないと言われる1台だ。

 ただ、スズキのコンパクトなSUVといえば、やはりエスクードが思い返されるところ。現在はラインナップから姿を消してしまっているが、1988年の初代モデル登場から2024年春まで、販売休止期間もありつつ4世代に渡ってラインナップを守り続けてきたモデルである。

【画像ギャラリー】え、後ろカッコよすぎない!? レクサス並の内装もイイね!! バカ売れ必至なフロンクスの全貌がコレ(2枚)

■3代目までは本格派!! 最終モデルでフルモノコックに!! エスクード変わりすぎじゃ……

まさかエスクードに7人乗りモデルが加わるとは!! フルモノコックになった最終モデルも走りはかなりよかったのだ

 ひと口にエスクードといっても、実は時代の流れによって頻繁にキャラクターを変えており、どの年代のエスクードを思い浮かべるかによって印象が大きく変わるモデルかもしれない。

 1988年に登場した初代の初期モデルは、本格的なラダーフレームやパートタイム4WDなど、しっかりとしたオフロード性能を持ちつつも、1.6Lのエンジンや5ナンバーサイズのボディ、そしてクリーンでモダンなスタイルは都市部で使い勝手よく乗ることができる“ライトクロカン”の元祖的なモデルとなっていた。

 ただ人気が出るとともにより使い勝手のよいモデルが求められるようになると、ホイールベースを延長した5ドアモデルの「ノマド」が追加され、エンジンも2.0LのV6エンジンを設定。さらにモデル末期にはV6 2.5Lエンジンも搭載されて大型化が顕著になっていった。

 この大型化は1997年11月に登場した2代目になるとさらに加速し、2000年12月には3列7人乗りでV6 2.7Lエンジンを搭載した「グランドエスクード」が登場。2002年11月には3ドアモデルが廃止となり、初代の初期モデルの面影はどんどん失われていったのだ。

 そして2005年5月に登場した3代目ではさらにボディが大型化し、全幅は1.8mを超え、後期型ではV6 3.2Lという大排気量エンジンを搭載するまでに至ったのである。

 このようにどんどん大型化していったエスクードだったが、2105年に登場した4代目モデルでは一転、再び1.6Lエンジンを搭載するコンパクトクロスオーバーSUVに戻ることとなる。

 ただ、3代目までのラダーフレームを備える本格的なシャシーではなく、SX4 Sクロスと共通のモノコックボディに。ある意味で乗用車感の強いモデルとなったが、1.6LのNAエンジンでスタートしたパワートレインは1.4Lターボになったり、販売休止期間を経て1.5Lのストロングハイブリッドモデルになったりと迷走を極めてしまった。

【画像ギャラリー】え、後ろカッコよすぎない!? レクサス並の内装もイイね!! バカ売れ必至なフロンクスの全貌がコレ(2枚)

■初代っぽいデザインで復活期待もエスクード出る幕なし…!?

 このように時代の流れに翻弄されてしまった感のあるエスクードだが、もし復活するとしてもラダーフレームを備えるモデルとしてはジムニー/ジムニーシエラが存在しており、モノコックボディのコンパクトクロスオーバーSUVはフロンクスが登場したばかり。

 ラダーフレーム×5ドアというボディタイプは現在のスズキのラインナップには存在しないものの、海外でデビュー済のジムニー5ドアが日本にも導入されればバッティングすることは必至であり、そうなるとエスクードが出る幕はないというのが正直なところではないだろうか。

【画像ギャラリー】え、後ろカッコよすぎない!? レクサス並の内装もイイね!! バカ売れ必至なフロンクスの全貌がコレ(2枚)

投稿 新型フロンクス売れそうだけど……エスクードなくしてよかったのか!? は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ええええ、輸入車だったんかい!! なんで[ディアマンテワゴン]は海外生産だったの!?
ええええ、輸入車だったんかい!! なんで[ディアマンテワゴン]は海外生産だったの!?
ベストカーWeb
チョイワル仕様の先代ヴォクシーが最高!! ”煌”じゃないと満足できない人続出!? 現行に特別仕様車は出るのか!
チョイワル仕様の先代ヴォクシーが最高!! ”煌”じゃないと満足できない人続出!? 現行に特別仕様車は出るのか!
ベストカーWeb
お金持ちの多くがあえて[中古車]を買うの何で? あえて4年落ちを買う納得のワケ
お金持ちの多くがあえて[中古車]を買うの何で? あえて4年落ちを買う納得のワケ
ベストカーWeb
[クラウンシリーズ]出揃いまであとちょっと! 今こそ知りたい現行クラウンの違いって?
[クラウンシリーズ]出揃いまであとちょっと! 今こそ知りたい現行クラウンの違いって?
ベストカーWeb
約420万円「走りのシビック」に20代若者殺到ってホンマかいな!!? 想定外のシビックRS人気のナゼ
約420万円「走りのシビック」に20代若者殺到ってホンマかいな!!? 想定外のシビックRS人気のナゼ
ベストカーWeb
スバルが新型「ステーションワゴン“SUV”」発表に反響多数! 斬新「黒スギ仕様」に注文殺到!? 約425万円の”最上級モデル“「アウトバック」が「カッコイイ」と話題に
スバルが新型「ステーションワゴン“SUV”」発表に反響多数! 斬新「黒スギ仕様」に注文殺到!? 約425万円の”最上級モデル“「アウトバック」が「カッコイイ」と話題に
くるまのニュース
スズキ新型「スイフト“スポーツ”」そろそろ登場!? 200万円超え? ターボ+ハイブリッド化実施? デビュー7年目の「全面刷新」どうなるか
スズキ新型「スイフト“スポーツ”」そろそろ登場!? 200万円超え? ターボ+ハイブリッド化実施? デビュー7年目の「全面刷新」どうなるか
くるまのニュース
トヨタ新型「カローラ“SUV”」発表! 斬新「レクサス顔!?」に4年ぶり顔面刷新!  歴代最大の「カローラクロス」台湾に登場
トヨタ新型「カローラ“SUV”」発表! 斬新「レクサス顔!?」に4年ぶり顔面刷新! 歴代最大の「カローラクロス」台湾に登場
くるまのニュース
1997年登場の[初代プリウス]が凄い!! 燃費は驚異の31km/L! 新型と比べてわかった凄さとは
1997年登場の[初代プリウス]が凄い!! 燃費は驚異の31km/L! 新型と比べてわかった凄さとは
ベストカーWeb
ヤバい! 新型[CX-60]が売れてない! なぜ設計の古い[CX-5]よりも売れていないのか? 近々行われる起死回生のマイナーチェンジで爆上がり?
ヤバい! 新型[CX-60]が売れてない! なぜ設計の古い[CX-5]よりも売れていないのか? 近々行われる起死回生のマイナーチェンジで爆上がり?
ベストカーWeb
「装備充実しすぎやろ(笑)」スズキ『フロンクス』のお得感にSNSで高評価の声
「装備充実しすぎやろ(笑)」スズキ『フロンクス』のお得感にSNSで高評価の声
レスポンス
三菱の新型[ラリーアート]登場か!? 赤い専用エアロがカッコいい[アウトランダー]いつ頃登場?
三菱の新型[ラリーアート]登場か!? 赤い専用エアロがカッコいい[アウトランダー]いつ頃登場?
ベストカーWeb
ミニバン販売台数は[ノア・ヴォクシー]の圧勝! でも[快適性]ならセレナが上ってマジか
ミニバン販売台数は[ノア・ヴォクシー]の圧勝! でも[快適性]ならセレナが上ってマジか
ベストカーWeb
ジューク&C-HRはなぜ絶版になったのか? コンパクトSUVの狙い目と競争
ジューク&C-HRはなぜ絶版になったのか? コンパクトSUVの狙い目と競争
ベストカーWeb
クルマは目玉が命! フロントライトが個性的すぎる!! [変顔カー]7選
クルマは目玉が命! フロントライトが個性的すぎる!! [変顔カー]7選
ベストカーWeb
約670万円! トヨタが新型「スポーティセダン」公開! 精悍“サメ顔”が超カッコイイ! 11代目「カムリ」タイで発売
約670万円! トヨタが新型「スポーティセダン」公開! 精悍“サメ顔”が超カッコイイ! 11代目「カムリ」タイで発売
くるまのニュース
ニッサンが新型「高級SUV」を世界初公開! 10年ぶり「日本復活」なるか!? 新型「ムラーノ」が国内導入される“可能性”とは
ニッサンが新型「高級SUV」を世界初公開! 10年ぶり「日本復活」なるか!? 新型「ムラーノ」が国内導入される“可能性”とは
くるまのニュース
[ヤリスクロス]がバカ売れじゃないだと!? 代わりに1番になった250万円切り[ホンダSUV]って?
[ヤリスクロス]がバカ売れじゃないだと!? 代わりに1番になった250万円切り[ホンダSUV]って?
ベストカーWeb

みんなのコメント

10件
  • yui
    初代はデザイン、サイズいずれも良かった。
    以後は酷かった。
    今は本格小型クロカンの需要少ないから、ジムニーシエラでカバーすればいい。
  • mokaayame
    1.4ℓターボは、スイスポをSUVにしたような素晴らしい走行性能です。

※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

297.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

53.0364.9万円

中古車を検索
エスクードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

297.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

53.0364.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村