アルパインのこだわり 車種専用モデル
執筆:Hideaki Hamasaki(浜先秀彰)
【画像】新型「日産セレナ」専用BIG X11 仕上がりを見る【デリカミニ取付キットも】 全8枚
純正カーナビの良いところは、車種に合わせた見た目や機能を備えていること。
一方、市販カーナビの良いところは、トレンドを取り入れたスタイリッシュなルックスや個性的なスペックを持つこと。
アルパインの車種専用カーナビである「ビッグX」シリーズはその両方の特徴を併せ持った“唯一無二の存在”で、クルマ好きには根強いファンが多い。
そんなアルパインのビッグXシリーズに「新型セレナ用」がラインナップされる(発売は今年の冬を予定)。
しかも市販カーナビとしては最大サイズとなる11型大画面を備えた「ビッグX11(イレブン)」だ。セレナの購入を検討中という人ならば絶対に見逃さないでほしい!
本サイトでは、発売に先駆けて行われたアルパインのプレス向け発表会でいち早く実機をチェックする機会に恵まれた。
注目 インテリアに溶け込む美しさ
市販大画面ナビの多くは、2DINサイズと呼ばれる規格サイズのボディにディスプレイユニットを組み合わせたフローティングスタイルだが、このモデルではセレナ専用設計のためメーカー純正品のようにインテリアに溶け込む美しいスタイルを実現。
メーターパネルと連続する滑らかな曲線を備えており、上面には純正のインテリアパネルと同じイメージを持つシルバーの加飾まで施されている。
さらに操作キーは、シフトノブがないフラットなセレナのインパネに合わせた形状としている。
自然なマッチングは車種専用ナビを作り慣れているアルパインならではで、開発陣は何度も試作を行ったという。
組み込まれるのは11型WXGAディスプレイ。
一般的な7型WVGAディスプレイに比べると2倍以上も大きいうえに解像度は2.4倍。
地図・交差点案内などのナビ情報を運転中でも素早く読み取ることができ、DVDや地デジ、HDMIなどのエンタメソースも迫力たっぷりに味わえる。
こんな楽しみ方も エンタメ機能
そして新型セレナ専用機能にも注目。エンジンをかけてナビが起動すると、画面にはフロントマスクを描いたイラストと車名ロゴがアニメーション(セレナ用、セレナハイウェイスター用の2種類)で現われる。オーナーの気持ちをくすぐる心憎い演出だ。
さらに車内の音の反射や吸収などを測定・解析してセッティングを行った音響チューニングデータを収録しておりナチュラルでフラットなサウンドを実現。
このほか純正アラウンドビューモニターを高精細な大画面で見られたり、純正ステアリングリモコンによるコントロールなども行える。
また、エンタメソースが充実している点も大きな魅力。
純正ナビにはないDVD/CDプレーヤーを内蔵するうえ、Amazon Fire TV Stickをタッチパネルコントロール可能なHDMI CECに対応。
オプションの後席モニターをシステムに追加すればダブルゾーン機能によって前席と後席で別々のAVソースを楽しむこともできる。
ナビ関連機能では、運転姿勢のまま安全に“音声で操作”が行えるボイスタッチや、Amazon Alexa、Apple CarPlayを無線接続で利用できるワイヤレスカープレイに注目したい。
今回、「フローティングビッグX11」をデリカミニに装着するための取付キットも新登場(写真)。オープニング/サウンドチューニングなどの車種専用データをホームページからダウンロードすれば、デリカミニ専用カーナビとして活用ができる。
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BDが必要ならパナソニック一択だけど、そうじゃないならこれがいい