日産 キャラバンマイルームが量販モデルのラインアップに追加

日産自動車は2024年7月31日、2023年度に期間限定で販売した特別仕様車「キャラバン MYROOM Launch edition」の量産モデル「キャラバン MYROOM」を8月下旬から発売すると発表した。

キャラバン MYROOMは、日常生活に追われる中で非日常を感じ、自然に触れて安らげる空間がほしい人たちに向け、お気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んでリラックスができる、車中泊でも快適に過ごすことができるクルマとして開発されており、これまでにない新たなカテゴリーのクルマだ。

今回の発売にあたり、キャラバン MYROOM Launch editionで設定していたGRAND プレミアムGXグレードに加え、プレミアムGXグレードを新たに設定。ボディカラーは、ベースモデルのキャラバンで好評のディープフォレストを新たに設定し、MYROOM専用色であるサンドベージュ/ホワイトの2トーンと合わせて合計5色をラインアップした。

インテリアは木目をふんだんに使い、シンプルでミニマルなデザイナーズホテルのような洗練された雰囲気を追求。ベッドとテーブルを組み合わせることで、リビングルームモードやベッドルームモード、ダイニングルームモードと、車内を自在にアレンジできる。

2列目の2 in 1シートは、用途に合わせて簡単にシートをアレンジすることができる。移動時には程よい硬さで乗り心地を追求し、駐車時には後部座席側に反転させて使用でき、柔らかなソファーのような座り心地を提供。バックドアを開ければ、車内で自然の景色を楽しみながらくつろぐことができる。

車中泊用のベッドは、折りたたみベッド、MYROOM跳ね上げベッドの2つのパターンから選択できる。どちらもヘリンボーン生地を使用し、シンプルながらもリッチなクオリティを表現している。

MYROOM跳ね上げベッドは、ワンアクションでベッド展開をすることができ、手を放してもしなやかに倒れ、手を挟むことなくベッドにすることができる。この折りたたみベッドは2分割になっているため、自由なアレンジが可能だ。

スライドテーブルは、好きな位置で固定したり、取り外したりすることができ、用途に合わせた活用ができる。2 in 1シートやスライドテーブルを活用することで、まるで部屋にいるかのようなリラックスした居住空間となる。

エクステリアは、ブラックグリルやブラックドアハンドル、ブラックドアミラー、ブラックスチールホイールなど、専用パーツを揃えることで外観の印象を引き締め、MYROOMのオリジナルな雰囲気を演出。リヤクォーターウインドウとバックドアにはMYROOM専用ステッカーを設定している。

そして、電気自動車「リーフ」で使用されていたバッテリーを再利用して開発した「ポータブルバッテリー from LEAF」（販売店オプション）からMYROOMに給電することで、電源のない場所においても、車内のAC 100Vコンセントを活用でき、自宅の部屋と同じように生活することができる。

なお、パワートレインはガソリンのQR20DE型2.0Lエンジン（130ps/178Nm）が追加され、ディーゼルの4N16型2.5Lエンジン（132ps/370Nm）と2タイプになった。

トランスミッションは7速マニュアルモード付きATを組み合わせている。駆動システムは後輪駆動と4WDをラインアップしている。

価格

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