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【動画】スバル 2代目「BRZ」がワールドプレミア 発売は2021年秋

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【動画】スバル 2代目「BRZ」がワールドプレミア 発売は2021年秋

スバル オブ アメリカは2020年11月18日、2代目となる新型「BRZ」のワールドプレミアをカリフォルニア州のサーキットで行ないました。2022年型となる新型BRZは2.4LのFA24型を搭載しパワーアップ。よりパワフルで、軽量、高剛性でハンドリング性能を高めたなピュアスポーツ カーに進化しました。

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スポーツチューンのFA24型を搭載

新型BRZの基本的なコンセプトである低重心、軽量、精度の高いステアリング性能を追求し、2+2パッケージのピュア スポーツカーであることは不変です。そして2022年モデルのエンジンはパワーアップされ、さらにハンドリング性能も一段と洗練。ボディ骨格のねじり剛性は50%も向上し、モダンに進化したインテリア&装備をしています。

新たに搭載される水平対向4気筒エンジンは、アメリカで販売しているアセント、レガシィ/アウトバックに搭載されているFA24型の2.4Lエンジンがベース。FA24型はボア・ストロークが94mm×86mmの自然吸気で、直噴+ポート噴射のD4-Sシステム、吸排気可変バルブタイミングなどを採用しています。

最高出力は231ps/6000rpm、最大トルク250Nm/3700rpmで、最高回転数は7000rpmと自然吸気のスポーツ エンジンにふさわしく仕上げています。従来より約20psパワーアップしたことに加え、より低回転から17%アップした大トルクを発生し、動力性能が向上しています。

そしてこのエンジンの搭載位置は、一段と低重心化され、世界有数のピュアスポーツカーと同等レベルになっています。

グレードは、プレミアムとリミテッドの2グレードで、トランスミッションは6速MTとスポーツモード付き6速ATが設定されています。この6速ATは新たに自動スロットルブリッピングにより迅速なダウンシフトが可能になっており、さらにヨーレートセンサーを使用して、ハードコーナリング中にトランスミッションをより低いギアに保持することができる機能が追加されています。

もちろん日常の快適さや実用性を犠牲にすせず、機能性を高めています。リヤシートバックを倒すことで、マウンテンバイク、ゴルフクラブ、大きな荷物を積載できるカーゴスペースを生み出すことができます。サーキット走行用4本のレースタイヤと工具類も難なく積載できます。

ボディのアウターパネルは、ルーフ、フロントフェンダー、フードをアルミニウム製とするなど軽量化も一層追求され、車両重量は6速MT仕様のプレミアムが1277kg、リミテッドは1286kg、そして6速AT仕様のプレミアムが1299kgで、リミテッドが1307kgとなっています。

ボディサイズは、全長4265mm(+30.5mm)、全幅1776mm、全高1310mm(-10mm)、ホイールベース2576mm(+50.8mm)とわずかに大きくなっています。

シャシー

新型BRZのボディは、スバルグローバルプラットフォーム(SGP)の技術ノウハウを採用し、より強化されたサスペンション マウント、より高強度のサブフレームの採用、ボディ骨格の結合ポインの強化、超高張力鋼板の採用拡大などにより、従来ボディより大幅にシャシー剛性を向上。 曲げ剛性が60%向上し、ねじり剛性は50%以上高められています。

新型BRZのサスペンションは、フロントがストラット式、リヤがダブルウイッシュボーン式で従来の形式を踏襲。超低重心と高強度のボディ構造を最大限に活用し、さらに前後の荷重配分もより適正化されています。

コーナリングでのターンインのレスポンスを向上させるため、フロントのストラット式サスペンションは専用開発され、理想的なハンドリングと乗り心地を両立させる長いストロークを保ちながら低いボンネットラインを実現。

サーキット走行の場合、標準のビークルスタビリティコントロール(VSC)システムでドライバーは5種類のモードが選択でき、VSCオフも可能となっています。

デザインと装備

新型BRZの大胆な新しいスタイリングは、よりグラマラスでダイナミックな印象になっています。全体デザインでは機能的な空力デザインとモダンさ、俊敏さとパワフルさを表現したクーペデザインになっています。

フロントのグリルは低く設定され、エモーショナルなフェンダーアーチに繋がり、またフロントサイドは大胆なフェンダーフレアを強調。ルーフラインはヴィンテージのレーシングカーような微妙な「ダブルバブル」形状を採用しています。

フロントフェンダーはアグレッシブなデザインで、大きなサイドベントを備えています。このサイドベントの機能は、エンジンルームとフェンダー内のエアを排出することで、空気抵抗を低減する役割を持っています。ここから放出されたエアはサイドシルスポイラーに送られ、ハイスピード時にはダウンフォースを生み出します。

リヤアーチの後ろにある小さなフィンも空気の流れを助け、安定性を向上させる役割を持っています。リヤエンドはより大きなダウンフォースを得るためにアグレッシブなダックテール形状の処理を新採用しました。

インテリアは、ドライバーを中心にデザインされ、新たにカスタマイズ可能な7インチのデジタルメーターを採用。デジタルスピードメーター、タコメーターを配置し、タコメーターの左側にはアンペア、水温、または加速度を表示できるなどプログラム可能なパネル表示となっています。

そしてサーキットモード時には、タコメーターは自動的にカラーディスプレイ付きの線形グラフに移行します。

インフォテイメントでは8インチのタッチスクリーンをダッシュボード中央に配置。最新のスバル スターリンク マルチメディアシステムを備えています。

もちろんApple CarPlay、Android Autoによるスマートフォン接続、Bluetoothによるハンズフリー電話接続、オーディオストリーミング、リヤビジョンカメラなども統合されています。オプションとしてテレマティクスも搭載可能となっています。

なお、新型BRZの生産は、群馬工場で行なわれ、2021年初秋に発売される予定です。したがって残り9ヶ月間は世界各地での走行テストを繰り返し、シャシーなどの熟成を行なう期間になると推測できます。

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