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BMWが電動大型セダン「i7」を公開。“世界初の純電動ラグジュアリーセダン”とうたう理由は?

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BMWが電動大型セダン「i7」を公開。“世界初の純電動ラグジュアリーセダン”とうたう理由は?

7シリーズのEV版にあたるフルサイズセダン

欧州から新型EVが続々登場している。最近は定番モデルのEV版にあたるモデルが数多く登場しており、EVの増加を加速させている。今回予告された「i7」も、フラッグシップサルーンである「7シリーズ」のEV版といえるもの。“世界初の純電動ラグジュアリーセダン”をうたっている。

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ちなみにメルセデスからはすでに「EQS」が登場しており、世界初はEQSの方だろうという突っ込みが入りそうだが、EQSはリアゲートを持つ5ドアハッチバックであり、「テスラモデルS」も同様に5ドアハッチバックをとなっている。独立したトランクを持つラグジュアリーセダンはi7が初となるのだ。

i7が搭載するのは、先日国内販売が開始された電動SUV「iX」とルーツを同じくする第5世代「eDrive」テクノロジーによるパワートレーン。詳細は現状未発表だが、日本仕様のiXは「xDrive50」が最高出力523ps/航続距離650km、「xDrive40」が同326ps/450kmとなるから、i7も同等かそれ以上のスペックで登場する可能性が高い。さらに、サスペンション、ステアリング、ブレーキ、そしてドライビングダイナミクスなどは、スポーツ性能とライドコンフォートの両立を図った新型7シリーズのシステムを採用するとのことだから、7シリーズとi7は「4シリーズ」と「i4」の関係をイメージすればいいだろう。

2022年中にデビュー予定

厳重な擬装を施されたi7のプロトタイプは現在、スウェーデンのアリエプローグに所在するBMWのプルービンググラウンドで冬季走行テストの真っ最中。一般的にEVはバッテリーの特性ゆえに寒さに弱いとされるが、i7ではバッテリーの温度管理システムが正常な動作を保障する。そのため、北極圏に近い極北の地で繰り返し信頼性を確認しているのだ。

加えて、凍結した湖面を使って低μ路におけるブレーキと電力回生装置との協調制御なども念入りに調整されており、フラッグシップにふさわしい上質な走りを期待できそうだ。

なお「i7」」のデビューは2022年が予定されており、そのタイミングは刻々と近づいている。BMWからの発表に引き続き注目していきたい。

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