デリカミニのヒットでますます盛り上がっているSUVテイストの軽スーパーハイトワゴン。この波に乗ろうとホンダN-BOXとスズキスペーシアもSUV風バージョンが2024年10月に発売される予定だという。とはいえ、発売までまだ半年以上あるなかで待つほどの価値はあるのだろうか!?
※本稿は2024年2月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部、ホンダ、三菱自動車、スズキ、ダイハツ
初出:『ベストカー』2024年3月10日号
デリカミニのヒットで各社猛追!? ホンダ「N-BOXジョイ」&スズキ「スペーシアベース」24年10月発売を待つ価値はあるのか!?
■SUV風軽スーパーハイトワゴンが続々デビュー!
2024年10月登場予定のホンダ N-BOXジョイ。シンプルでクリーンなイメージの新型N-BOXに、クロスオーバーテイストのJOYが加わる。内装は汚れても水洗いできる撥水加工シート。N-BOXのユーティリティはもちろんそのままだ(ベストカー編集部作成の予想CG)
今は国内で新車として売られるクルマの40%近くを軽自動車が占める。特に全高が1700mmを超えるボディにスライドドアを装着したスーパーハイトワゴンが人気で、軽乗用車の過半数に達する。その一方で小型/普通車では、SUVの売れ行きが増えている。
そこで注目されるのが、軽自動車のスーパーハイトワゴンをベースに開発されたSUVだ。eKクロススペースがフロントマスクなどを変更してデリカミニに変わり、タントファンクロスを含めて人気が高い。
■ニューモデル2台は待つべき!?
2024年10月登場予定のスズキ スペーシアギア。すでに高い評価を得ている新型スペーシアをベースに、内外装にSUVテイストを盛り込んだスペーシアギアがラインナップに加わる計画。もちろん撥水加工シート採用だ(ベストカー編集部作成の予想CG)
2024年には新型スペーシアギアが発売され、N-BOXにもSUV風のジョイが加わる。スーパーハイトワゴンにSUV風の仕様が揃う。
新型スペーシアギアの実質的なプロトタイプは、東京オートサロン2024に「スペーシア・パパボクキッチン」の名称で出展された。N-BOXも丸型ヘッドランプの標準ボディをSUV風に変更した仕様だから、外観は想像できるが、荷室などの詳細な仕上がりや価格は不明だ。
また新型スペーシアギアの後席には、オットマンのように使えて、座席の上に置いた荷物が床に落ちにくいマルチユースフラップが備わる。収納設備も豊富で、燃費性能は優秀だ。N-BOXジョイは、後席を格納するとスーパーハイトワゴンの中でも特に広い荷室に変更され、快適な乗り心地でも注目される。
外観や機能は基本的にはどれも似ているが、車種ごとの個性も豊かだ。4車種が出揃ってから判断したい。
・N-BOXジョイの待つべき度:85%
スーパーハイトワゴンの中でも随一の広い荷室が魅力だ。
・新型スペーシアギアの待つべき度:85%
後席のオットマンだけでなく、収納が豊富で、燃費性能は優秀だ。
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