■トヨタ新型「シエンタ」最上位グレードに人気集まる?
2022年8月23日、トヨタの新型コンパクトミニバン「シエンタ」が発売されました。
新型シエンタには3つのグレードがありますが、それぞれどういった違いがあるのでしょうか。また販売店ではどのグレードが人気なのでしょうか。
シエンタは2003年登場の初代モデル以来、20年近い歴史を持つスライドドアタイプのコンパクトミニバンです。
今回のフルモデルチェンジで3代目にあたる新型シエンタは、愛着のわくデザインに進化したほか、2列目空間が拡大し、このほか充実した機能や安全装備が備わりました。
そんな新型シエンタには、「X」「G」「Z」の3種類のグレードが、ガソリンエンジン車とハイブリッド車それぞれにラインナップされています。ではそれぞれどういった違いがあるのでしょうか。
まずエントリーモデルであるXグレードは、室内の座席シート、インパネともにブラックカラーが標準設定されています。
エクステリアには2灯式LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)、ターンランプ、クリアランスランプ、リアにはLEDテールランプ&LEDストップランプ、ターン&バックアップランプが備わります。
またグリルモールはブラック塗装と、シンプルな仕上がりです。
なお、Xグレードの7人乗りのみ、世界的な部品供給遅れなどの影響を受け、2023年4月以降の生産予定となっています。
次に真ん中のGグレードは、座席シート、インパネにブラックカラーのほかメーカーパッケージオプションとしてカーキが選択可能に。
エクステリアのランプはフロント、リアともにXグレードと同様です。
機能面では、指先ひとつでスライドドアをオープンできる「ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付)」が採用されています。
Xグレードでは助手席側のみに備わっていますが、Gグレードでは両サイドに搭載され、買い物で手荷物などを抱えている時などに使える便利な機能といえます。
そして最上位モデルのZグレードは、座席シートやインパネカラーに標準設定のブラック、オプションのカーキに加え、フロマージュの選択が可能となっています。
エクステリアではBi-Beam LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)、LEDターンランプ、LEDクリアランスランプ、リアにはLEDライン発光テールランプ&LEDストップランプ、ターン&バックアップランプが装備。
このほか2グレードと異なる点として、エクステリアのグリルモールが金属調塗装になっているのが特徴のひとつです。
フロントにメッキが入っていることで、丸みのある愛らしさがより強調されたデザインに仕上がっています。
このほかZグレードには「ワンタッチスイッチ付ハンズフリーデュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付)」を搭載。
Gグレードと異なり、指先でなくスマートキーを持っていれば、フロントドアハンドル下側の床下奥のセンサー部に足先を出し入れするだけでスライドドアが自動で開閉します。
またZグレードのみの特徴として、ハイブリッド車には、シフトレバーにエレクトロシフトマチックが採用されています。
このように、それぞれグレードごとにデザイン面から機能面まで違いがあることが分かりますが、では3グレードのうちどれが人気を集めているのでしょうか。
都内の販売店スタッフは、以下のように話します。
「最上位のZグレードが一番人気です。
やはり装備の充実さや最新の安全装備を選ぶお客さまが多いです」
また神奈川県の販売店スタッフは以下のように話します。
「当店ではZグレードが一番人気です。
フロントのメッキやテールランプなど、見た目は結構違うかなと思います。
新型シエンタは未だに多くのお問い合わせをいただいていて、なかでも大きすぎず広すぎないという点が人気の理由のひとつといえます」
現在でも多くの問い合わせが殺到している新型シエンタですが、グレードは最上位グレードのZが多くのユーザーから選ばれているようです。
また納期の長期化は続いており、ガソリン車では最短でも年明け2023年1月から3月、ハイブリッド車では2023年4月から7月と、店舗によっても注文状況によって大きく分かれているようです。
さらに、7人乗りXグレードについては2023年4月以降の生産予定となっていますが、神奈川県販売店スタッフは、「生産は来年4月からですが、今から予約しないと納車までにかなり時間を要する可能性があります」と、話しています。(※すべて2022年10月27日時点)
※ ※ ※
また京都府の販売店スタッフは、納期について以下のように話しています。
「当店ではZグレードが一番人気で、注文が多いことからGグレードよりZグレードのほうが納期もやや早めの傾向にあります」
このように店舗によってはグレードごとでも納期に違いがあるようで、購入時は詳しく確認したうえで検討するのが良いでしょう。
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