新型フリードの《マスト装備》《買い得グレード》教えます！

車種別・最新情報 [2024.08.31 UP]


新型フリードの《マスト装備》《買い得グレード》教えます！
SUVブームが定番化して久しいが、今なおファミリーカーの王道と言えるのがミニバンだ。子育てファミリーならなおさら、人生の一時期において最も使い勝手のいい車型であることは間違いない。今回は車種ごとに必須アイテムや買い得グレードに着目し、クルマ購入の達人・渡辺陽一郎が徹底解説！

●文：渡辺陽一郎


HONDA　フリード
●価格：250万8000～343万7500円●発表年月（最新改良）：'24年6月（未実施）

パワートレーン　1.5ℓ 〈FF/4WD〉　1.5ℓハイブリッド 〈FF/4WD〉

豊富な選択肢から選べる最新コンパクトミニバン

コンパクトミニバンの代表車種で、'24年６月に現行型へ刷新された。外観は従来型に比べるとシンプルで、標準ボディに相当する５ナンバーサイズのエアーと、ＳＵＶ風にアレンジした３ナンバーサイズのクロスターがある。全長は４３１０mmに収まるが、全高は１７００mmを上まわり、ボディは小さくても外観の見栄えは立派だ。

コンパクトミニバンだから、ステップワゴンなどのミドルサイズに比べて車内は狭い。それでも身長１７０cmの大人４名が乗車した時、後席に座る乗員の膝先空間を握りコブシ１つ半に調節すると、３列目の膝先にも同程度の余裕ができる。少々窮屈ながら、大人の多人数乗車も可能だ。

乗車定員は、５人／６人／７人乗りがある。売れ筋は３列シートの６人乗りだ。２列目がキャプテンシートと呼ばれるセパレートタイプになり、両側にアームレストが装着されて快適に座れる。またクロスターに用意される２列シートの５人乗りは、車内後部の床を低く抑えた。そのために荷室高に余裕があり、ボードを使って上下２段に区分できる。パワーユニットは、直列４気筒１・５ℓのノーマルガソリンエンジンとハイブリッドで選択肢も多彩だ。


シンプル＆モダンでインパネシフトを採用するなど、方向性はステップワゴンと同系統という印象。SUV風のクロスターについても室内の機能に差はなく、カラー違い程度だ。

シートは標準系がグレージュ、グレージュ（コンビ）、ブラック（コンビ）。クロスターはブラック×カーキ（コンビ）だ。

マストアイテム

リアクーラー［エアーEXとクロスター・4WDに標準］
夏場の家族旅行などで快適性がグンとアップ

夏の多人数乗車で必要性を痛感させられるのが、後席用リヤクーラーだ。リヤクーラーが装着されていない車両で、ミニバンの3列目まで冷やすと、１列目は冷えすぎて寒くなる。前席の冷えた空気を扇風機のように後席へ送るサーキュレーターもあるが、快適性では、独立したリヤクーラーが明らかに勝る。リヤクーラーを備えたグレードを選びたい。



適性向上の効果が大きいアイテム。フリードの場合はオプション設定がないため、グレード選びの決め手となり得る。

買い得グレード

e:HEV エアーEX（FF）●価格：304万7000円（6人乗り）、309万1000円（7人乗り）
新搭載のe:HEVで装備が充実した仕様

e:HEVエアーEXが買い得だ。e:HEVはモーター駆動が中心のハイブリッドだから、加速が滑らかでノイズも小さい。しかも価格は、ノーマルエンジンと比べて34万9800円の上乗せに抑えた。グレードはエアーEXを選ぶ。エアーに比べると、リヤクーラーやブラインドスポットインフォメーションなど21万円相当の装備を加えて、価格アップは18万9200円だ。

Comments

[イソップ]

トヨタ車のように、迷うほどのグレードやパッケージオプションが無いので
教えなくても大丈夫です！

[*****]

《マスト装備》　（・e・）ﾎｩ～　帆走できるんかー