マツダ「サスティナブル“Zoom-Zoom”宣言」を刷新
2017年8月8日(火)、マツダは技術開発の長期ビジョン「サスティナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」を発表しました。これは、ちょうど10年前に発表した「サスティナブル“Zoom-Zoom”宣言」を刷新したもの。「サスティナブル=持続可能/優れた環境・安全性能」と「Zoom-Zoom=走る歓び」の両立というコンセプトを、これからも守り続けるというものです。
内容的には「地球」「社会」「人」という3つの領域での課題解決に挑戦しようとあります。「地球」領域では、CO2削減の挑戦、「社会」領域では事故のない社会を作る挑戦、「人」領域では「走る歓び」にて人々の心の充足を提供するという挑戦です。
ここで注目は、「地球」領域の挑戦です。マツダは2035年になっても、純粋な電気自動車と燃料電池車、すなわちモーターだけで駆動するクルマの普及は限定的で、ハイブリッド車などを含む大多数のクルマには「エンジン」が搭載されていると予測しました。そのため、「マツダは、まだまだエンジンの開発の手を緩めない!」と言うのです。
淘汰されゆくエンジン マツダの本気を示す新技術とは?
今年になって、世界のあちこちで「エンジン車の販売は将来的に禁止にする」というようなニュースが聞こえるなかで、あえてマツダは「エンジン車」を続けると宣言。あわせて次世代ガソリン・エンジン「スカイアクティブ-X」を発表し、「エンジンを続ける」ことの本気度を示したのです。
ちなみに次世代ガソリン・エンジン「スカイアクティブ-X」とは、「予混合圧縮着火(HCCI)」という技術を実用化したものです。かんたんに言えば、「ものすごく薄い混合気(燃料と空気が混じった気体)=ものすごく少ない燃料」でもエンジンを回すことが可能なだけでなく、排気ガスもきれいで、パワーも出るという夢のようなエンジンです。ただし、夢と言われるだけあって、その実用化は非常に困難なものだと考えられていました。
ところが、それをマツダは実用化してしまったというのです。この新しい「スカイアクティブ-X」は、マツダの従来型エンジンよりも、燃費は20 30%、トルクは10 30%も良くなっているというから驚くばかりです。
ただし、マツダはEVをやらないというわけではありません。先ごろ発表されたトヨタとの提携内容にその共同開発が含まれていたように、EVの展開も明言しました。
新世代モデルは2019年、エンジンも車体も刷新!
さらにマツダは、新世代技術の導入プランも発表しました。注目の次世代エンジン「スカイアクティブ-X」の導入は2019年。しかも同年には、マイルドハイブリッド技術も導入するといいます。さらにプラットフォーム「スカイアクティブ-ボディ&シャシー」と「魂動」デザインも第2世代にアップグレード。つまり、2019年にデザインから車体、エンジンまで、すべてを新しくした新世代モデルが登場するというわけです。
また、トヨタとの共同開発が話題になったEVを2019年に投入するとも。つまり、マツダにとって2019年は非常にホットな年となるわけです。
現在、発売されているマツダのいわゆる「第6世代商品群」は、「スカイアクティブ技術」と「魂動」デザインの採用もあって、非常に高い評価を受けています。2019年に登場が予定される、その次の世代はどのようなクルマになるのか、非常に楽しみでなりません。
【図】マツダ2035年予想、大半を占めると見るエンジン車の内訳
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタ「“8人乗り”ミニバン」発表に反響多数! スポーティな「エスティマ後継機」に「欲しい」の声! 「アルファード」よりデカイし“掃除機と冷蔵庫”もついてる「シエナ」加国に登場で話題に
「横断歩道で譲らないクルマ多すぎです。『止まれ!』と叫んでもいいですか?」質問に回答殺到!?「分かる」「ルール知らん人多すぎ」の声も…法律ではどう書いてあるのか
ダイハツ新型「タント」発表! めちゃ車内が広い「新・軽ハイトワゴン」に反響殺到! もっと“装備充実”に進化した「新しい軽自動車」145万円から!
「すごい事故…」 アクアラインで「追突事故」発生! 海ほたる手前は車線規制で「通過に70分」必要! 大渋滞で「1ミリも動かない」 京葉道路も混雑 千葉
「右車線ずっと走って何が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「捕まるよ」「違反です」の声も…投稿者は「後ろから煽るほうが悪い!」と主張 法律ではどちらが正しいのか
「右車線ずっと走って何が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「捕まるよ」「違反です」の声も…投稿者は「後ろから煽るほうが悪い!」と主張 法律ではどちらが正しいのか
なぜ日本人はBEVを買わないのか? 世界で乗用車新車販売比率18%だけど日本だと1.8%な理由
「知り合いの女の子が、軽自動車に軽油を入れて動かなくなってしまった」 ガソスタでの減らないトラブル、どうする? 元店員の「間違え」とは
「横断歩道で譲らないクルマ多すぎです。『止まれ!』と叫んでもいいですか?」質問に回答殺到!?「分かる」「ルール知らん人多すぎ」の声も…法律ではどう書いてあるのか
125cc以下のバイク、2025年4月から原付免許で運転可能に、ルール紛らわしさも[新聞ウォッチ]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?