現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ノア/ヴォクシー、ステップワゴンのモデルチェンジで盛り上がるMクラス・ミニバンはどれがいい!?

ここから本文です

ノア/ヴォクシー、ステップワゴンのモデルチェンジで盛り上がるMクラス・ミニバンはどれがいい!?

掲載 更新 76
ノア/ヴォクシー、ステップワゴンのモデルチェンジで盛り上がるMクラス・ミニバンはどれがいい!?

3車とも適度なサイズに圧倒的なユーティリティを実現

 Mクラスのミニバンはトヨタ・ノア/ヴォクシーと、日産セレナ、そしてホンダ・ステップワゴンがしのぎを削る激戦区だ。このうちノア/ヴォクシー(以下ノアヴォク)とステップワゴンが、奇しくも同タイミングで新型に移行した。

トヨタの人気ミニバンのノア/ヴォクシーがフルモデルチェンジ。ミニバンにしか実現できない「うれしさ」をいっそう深化

 従来型の販売実績を振り返ると、圧倒的王者のノアヴォクに対してステップワゴンは劣勢……。ただ、販売台数の差=性能差とならないのがミニバンの面白いところでもある。その理由は大きく2つ、ひとつは「ミニバンは必ずしも走りで選ばれない」こと、そして「ミニバンは、何を求めるかによって評価が変わる」からだ。

3車の実力は拮抗。安全・運転支援はノアヴォクがややリード

 エクステリアは、3車ともさまざまな趣味嗜好に合わせて選択肢を用意している。どちらかといえばキープコンセプトのノアヴォク、提案型のステップワゴン、ジェントルなセレナと分類できそうだ。
 ミニバンのエクステリアに求められる要件は多様である。強いていえば、ノアヴォクのように「スタイリッシュ&目を引く」デザインと、「ナチュラル&シンプル」な造形のステップワゴンに分かれる。どのモデルに共感できるかで、おのずと選択肢は決まるだろう。ちなみにミニバンにナチュラルさを求める層は全体の30%を超えるという。ステップワゴン・エアーがどのように評価されるか興味深い。

 インテリアは甲乙つけがたい。居住スペースに関しては若干の数値差はあるものの、実際に使ううえでは「ほぼ同じ」と考えていい。装備関係は3車とも、ミニバンに必要なアイテムはすべて取り揃えている。僅差ではあるがシートアレンジはステップワゴンが上、装備はノアヴォクが充実している。セレナはクラス平均だろうか。

 走りの評価は本当に難しい。旧型モデル同士の比較であればステップワゴンが圧倒的に優れていた。新型ノアヴォクはパワートレーン/プラットフォームを全面刷新。TNGA世代のトヨタ車の走りは優れているので期待値は高い。ステップワゴンは旧型の進化版となるが、元々基本性能が高いうえに、熟成方向の進化が効果的なのはヴェゼルやシビックで実証済み。セレナもe-POWERを設定するなど意欲的だ。こればかりは、実際に試乗しないとジャッジは難しい。確実にいえるのは、いまや「ミニバンは我慢のクルマではない」ということである。
 安全・運転支援デバイスは3車とも新世代を採用。ノアヴォクはさらにアドバンストドライブやリモートパーキングなどプラスαも用意されるのは心強い。

こんな記事も読まれています

角田裕毅9位、選手権6位争いにおいて価値ある2点を獲得「強力なレースペースを示せた。シーズン最後まで全力で戦う」
角田裕毅9位、選手権6位争いにおいて価値ある2点を獲得「強力なレースペースを示せた。シーズン最後まで全力で戦う」
AUTOSPORT web
サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
ベストカーWeb
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
AUTOSPORT web
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
AUTOSPORT web
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
AUTOSPORT web
古さと新しさが同居した天才的デザインに仰天!! ディフェンダーの「貫禄」にシビれた!!!【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
古さと新しさが同居した天才的デザインに仰天!! ディフェンダーの「貫禄」にシビれた!!!【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベストカーWeb
ドリキンが自腹購入したホンダ「シビックタイプR」でチューニング指南! 無限×ヤマハコラボの「パフォーマンスダンパー」は買いです
ドリキンが自腹購入したホンダ「シビックタイプR」でチューニング指南! 無限×ヤマハコラボの「パフォーマンスダンパー」は買いです
Auto Messe Web
【F1第22戦決勝の要点】 岩佐歩夢が分析するメルセデスの速さの秘密「マシン特性の不利を覆すほどのいい仕事」
【F1第22戦決勝の要点】 岩佐歩夢が分析するメルセデスの速さの秘密「マシン特性の不利を覆すほどのいい仕事」
AUTOSPORT web
1.2L 3気筒+モーター3基で300ps ルノー・ラファール E-テックへ試乗 アルピーヌに相応しい走り
1.2L 3気筒+モーター3基で300ps ルノー・ラファール E-テックへ試乗 アルピーヌに相応しい走り
AUTOCAR JAPAN
ヒョンデ「アイオニック5」がマイチェンで航続可能距離703キロに! 気になる車両価格は523万6000円から…30台限定の「コナ マウナ ロア」にも注目
ヒョンデ「アイオニック5」がマイチェンで航続可能距離703キロに! 気になる車両価格は523万6000円から…30台限定の「コナ マウナ ロア」にも注目
Auto Messe Web
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
AUTOSPORT web
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
VAGUE
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
WEB CARTOP
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
Auto Messe Web
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
レスポンス
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

76件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

309.0358.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.9574.0万円

中古車を検索
ヴォクシーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

309.0358.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.9574.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村