■流麗デザインに評価の声多数
ホンダは2023年9月に新型「アコード」を先行発表し、2024年春に発売します。
一時期消滅していたセダンの復活ということもあり、SNSなどでは来春の発売を前に、期待の声が寄せられています。
【画像】めちゃカッコイイ! 新型「アコード」の画像を見る(36枚)
1976年に登場したアコードは、「人と時代に調和したクルマ」という思想のもと、ホンダを代表するモデルとして50年近くにわたって展開。
デビュー当初は3ドアハッチバックのみでしたが、のちに4ドアセダンやステーションワゴン、クーペもラインナップするなど、特に北米などの海外市場ではホンダの主力モデルに位置づけられています。
一方で、日本ではセダン需要低下などから、先代にあたる10代目アコードが2023年1月をもって販売を終了。
ホンダではフラッグシップセダン「レジェンド」やコンパクトセダン「グレイス」なども販売を終了しており、国内においてセダンが不在となっていました。
しかし、ホンダのセダンを乗り継ぐユーザーやホンダのファンのために、2022年11月に北米で発表されたほか、すでに多くの地域で販売されている11代目を日本に投入することを決めたといいます。
新型アコードは、新たなフラッグシップモデルとして上質さや高い走行性能はそのままに、最新の運転支援システム「ホンダ センシング 360」を国内初採用したほか、先進感を高めた機能装備などが採用されました。
エクステリアはホイールベースや全高は先代モデルからは変化ありませんが、全長を延長することでクーペのような流麗なフォルムやロー&ワイドなプロポーションを表現しました。
なお北米仕様車のボディサイズは、全長4971mm×全幅1862mm×全高1450mm、ホイールベースは2830mmであり、国内向けもこれとほぼ同一サイズになると見られます(日本仕様は非公開)。
さらに、フルLEDの薄型ヘッドライトや横一文字のテールライトを採用し、ワイド感と先進感を向上。
インテリアは水平基調のインパネを採用し、手の触れやすい部分にはソフトパットを用いたり、ステッチ縫製にもこだわるなど、手が触れるエリアでは上質なイメージをもたせました。
エアコン吹出口はひし形のテクスチャを組み合わせた幾何学模様で、コンソールやドアトリムには微細立体柄の金属調フィルムを貼付することで、高級感を演出しています。
また、国内向けモデルの大きな特徴ともいえる、回して押すという動作でエアコンやオーディオ、イルミネーションを操作する「エクスペリエンス セレクション ダイヤル」を初採用。
エアコンや車両状態でカラーが変化するアンビエントライトや12.3インチインフォテインメントシステム、10.2インチのバイザーレス液晶メーターを採用するなど、インテリアの先進感が大幅に高められました。
パワートレインの詳細は公表されていませんが、新世代の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を採用。
エンジンや2モーター内蔵式CVT(無段変速機)を刷新することで、燃費性能の向上とドライバーに忠実な動力性能の両立を図っているといいます。
先進運転支援システムには国内モデル初採用となる「ホンダ センシング 360」を搭載。
約100度の有効水平画角を持つフロントセンサーカメラと計5台のミリ波レーダーを組み合わせることで、360度の車両監視が可能になり、前方交差車両警報、車線変更時衝突抑制機能、車線変更支援機能を設定するなど、安全性能が高められています。
さらに、2025年には高速道路走行時ハンズオフ機能などを追加することも明かされています。
そんな新型アコードについて、SNSなどでは早くも期待の声が寄せられています。
「アコード新型ええなぁ」「新型アコードかっけぇ」「リアのデザインが良い」「クーペっぽくて美しい…」など、エクステリアデザインについて評価する人が多いようです。
また、「ホンダ センシング 360いいですね」「各コーナーのレーダーついているのすごい」など、国内初採用となったホンダ センシング 360の機能に期待する声も。
一方で、「5m級だとちょっと大きいかな」「昔みたいにワゴンがあるといいな」など、ボディサイズを懸念するコメントや、かつての「アコードワゴン(アコードツアラー)」のようなアッパーミドルクラスのステーションワゴンを求める人もいるようです。
※ ※ ※
新型アコードは2023年12月に先行予約を開始する予定で、価格やパワートレイン、装備などは追って明かされるとみられます。
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シビックもそうだった