■斬新シフト込みセンターディスプレイがイイ! マセラティ新型「グラントゥーリズモ」
2023年11月21日、マセラティジャパンはアジア7か国のメディアに向けた特別イベント「Maserati GranTurismo Asia Pacific Premiere」を築地本願寺(東京都中央区)で開催し、新型「グラントゥーリズモ」を日本初公開しました。
【画像】超カッコイイ! 斬新シフト搭載の新型「グラントゥーリズモ」を画像で見る(25枚)
グラントゥーリズモは、スポーティなクーペスタイルと大人4人が快適に過ごせる上質な空間をあわせ持つグランドツアラーとして2007年にデビュー。
フェラーリ譲りのV型8気筒エンジンによる刺激的な走りや、ピニンファリーナが手掛けた流麗なデザインで人気を博しました。
新型は「The Others Just Travel」(人生を彩る快適な旅)をコンセプトに、新世代フラッグシップスーパースポーツ「MC20」の最新デザイン言語を採用。モダンでグラマラスなスタイリングによって、魅力的な走りの世界を主張しています。
ボディサイズは全長4960~4965mm×全幅1955mm×全高1410mmです。
コクピットは先にデビューした新型SUV「グレカーレ」の流れを汲むデザインとなっており、ディスプレイモニターを多用。合計したサイズは33インチ以上となっており、見た目にもデジタライズを感じさせます。
エンジンSTART/STOPスイッチはステアリングに、ギアセレクター(P、R、N、D)は中央の12.3インチディスプレイと8.8インチディスプレイの間に目立たないように横並びで配置されています。
最上部にはラウンド型の時計が配置されています。この様式はマセラティの象徴として、長年アナログ式が採用されていましたが、新型はグレカーレと同様、デジタル式です。時刻表示だけなく、加速度メーターやストップウォッチなど多機能で、音声認識に反応するドライバーのためのインターフェースにもなります。
エンジンはこれまでのV型8気筒に変わり、「ネットゥーノ」と名付けられた3リッターV型6気筒ツインターボを搭載。駆動は4WDとなっています。
スペックはグレードによって異なり、「モデナ」は最高出力490ps、最大トルク600Nm、0-100km/h加速3.9秒、最高速度302km/h。「トロフェオ」は最高出力550ps、最大トルク650Nm、0-100km/h加速3.5秒、最高速度320km/hとなっています。
今後導入予定のEVグレード「フォルゴーレ」は、出力300kWの永久磁石モーター3基と容量92.5kWhのバッテリーを組み合わせた電動パワートレインを搭載。最高出力761ps(欧州仕様)を発生し、0-100km/h加速は2.7秒、最高速度は325km/hをマークします。
新型グラントゥーリズモは12月より順次デリバリー開始予定です。
価格(消費税込)はモデナが2444万円、トロフェオが2998万円に設定されています。
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みんなのコメント
相変わらず一から自社開発しないミツオカ状態だね笑