現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 意外と迷わない!? 肉食系はトヨタ新型「ノアヴォク」草食系はホンダ新型「ステップワゴン」 熱気あるのはどちら?

ここから本文です

意外と迷わない!? 肉食系はトヨタ新型「ノアヴォク」草食系はホンダ新型「ステップワゴン」 熱気あるのはどちら?

掲載 79
意外と迷わない!? 肉食系はトヨタ新型「ノアヴォク」草食系はホンダ新型「ステップワゴン」 熱気あるのはどちら?

■新型ノアヴォク vs 新型ステップワゴン

 東京オートサロン2022に、トヨタ新型「ノア/ヴォクシー(ノアヴォク)」とホンダ新型「ステップワゴン」が出展された(出展車はカスタムが施されていたが)。

日産「セレナ」車中泊モデルが登場! 贅沢な「4人乗り」仕様!

 ネット記事の反応を見ると、興味深いことにステップワゴンの評価も高い。いや、ネット記事そのものの論調からして新型ステップワゴンを褒めている。

 どうやら「もうオラオラ顔がイヤだ。新型ステップワゴンの普通さを好む」ということらしい。東京オートサロンで実車を見た人の評判やいかに?

 その前に少しデザインを考えてみたい。皆さん新型ノアヴォクを「オラオラ顔」と評し、ガラが悪いと考えているようだが私(国沢光宏)はそう思わないです。

 クルマのデザインって、いわゆる官能評価。人によって基準も違う。何を持って「オラオラ顔」というのかわからないけれど、存在感や個性を際立たせるデザインということならロールスロイスだってオラオラ顔に属す。個性が強ければ基本的に目立ちます。

 もっといえば、今回のフルモデルチェンジを機に生産終了してしまったけど、先代のトヨタ「エスクァイア」など皆さんいうところの「オラオラ顔」だったけれど評価されなかった。

 デザインは純粋に「カッコ良いか悪いか、それとも個性的かそうでないか」だと思う。

 東京オートサロンで話を聞いてみたら、どうやら皆さん同じ傾向らしい。興味深いことにノアとヴォクシーでも評価が異なる。というか、積極的に「どちらが良いかな?」と良い意味で迷っている傾向だ。

 しかし新型ステップワゴンはずいぶん違う。新型ノアヴォクに興味を示している人をいわゆる「肉食系」とすれば、新型ステップワゴンは「草食系」。

 どちらのタイプが良いか悪いかということじゃなく、目立つことを好まないタイプなんだと思う。

 新型ステップワゴンを支持する人は、「人との競争に疲れた」とか「ノンビリ暮らしたい」的な雰囲気の人が多かった。

 そういう人からすれば、新型ノアヴォクの顔つきは攻撃性があると感じるのだろう。

 一方、新型ノアヴォクを好む人は攻撃性を持とうとしているワケでもない。単純にシンプルに新型ノアや新型ヴォクシーのデザインを気に入っているように思う。

 そして新型ノアヴォクもボディカラーで大きくイメージ変わる。存在感だって大きい。「クルマから降りて離れる際、振り返りたくなるタイプのデザイン」といい換えてもよかろう。

 もちろん新型ステップワゴンだって振り返る人はいると思います。

■新型ステップワゴン検討者は慎重派か?

 東京オートサロン2022で新型ノアヴォクと新型ステップワゴンを見ている人のタイプはけっこう違っていた。

 新型ノアヴォクの場合、新型ステップワゴンと迷うこと無く購入を考えているケースが多い。

 新型ステップワゴンを見ている人に聞くと高く評価しつつも、「価格を見てから」とか「安全装備のスペックを見てから」的な条件付きで購入を検討しようとしている人が多数。肉食系と草食系の違いなのか慎重か?

 繰り返すけれど「だから良い悪い」は関係無し。ここから私の印象だけれど、HOTなお客さんの多さでいえば新型ノアヴォクが多かった。

 前出のように新型ステップワゴンを考えているユーザーは慎重派。詳細スペックもわからず、すでに発表されている新型ノアヴォクの安全装備(ADAS)を見て迷っている傾向がある。

 ちなみに、新型ステップワゴンの説明員に聞いてみたところ、少なくともドライバー監視カメラの設定は無いそうな。

※ ※ ※

 総合して考えると、新型ステップワゴンのオーソドックスなデザインを評価する人より新型ノアヴォクのデザインを評価する人のほうが熱気ありそうな雰囲気。

 販売台数も圧倒的優勢になると思う。リセールバリューだって大いに期待出来そう。

 ここまで読んで「私は新型ステップワゴンがいい!」というならぜひ買って支援して頂きたい。発売後6か月後の販売台数を見れば誰が正解なのかわかります。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

レゴとF1、パートナーシップを締結…2025年からクリエイティブな遊び提案へ
レゴとF1、パートナーシップを締結…2025年からクリエイティブな遊び提案へ
レスポンス
メルセデスが3セッション連続で最速! 終盤の赤旗中断で、アタック未完了のマシン多数……勢力図は不明瞭|F1ラスベガスGPフリー走行3回目
メルセデスが3セッション連続で最速! 終盤の赤旗中断で、アタック未完了のマシン多数……勢力図は不明瞭|F1ラスベガスGPフリー走行3回目
motorsport.com 日本版
ルノーがハイブリッド車に使ったF1直系の技術……って聞くとなんかたぎる! 「ドッグクラッチ」ってそもそも何?
ルノーがハイブリッド車に使ったF1直系の技術……って聞くとなんかたぎる! 「ドッグクラッチ」ってそもそも何?
WEB CARTOP
F1ラスベガスFP3速報|赤旗で消化不良に。ラッセルがトップタイム、RB角田裕毅は16番手
F1ラスベガスFP3速報|赤旗で消化不良に。ラッセルがトップタイム、RB角田裕毅は16番手
motorsport.com 日本版
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
くるまのニュース
WRCラリージャパン、SS12キャンセル原因は“無許可の車両によるステージ侵入”とFIA発表
WRCラリージャパン、SS12キャンセル原因は“無許可の車両によるステージ侵入”とFIA発表
motorsport.com 日本版
山脈貫通!「新潟‐福島」結ぶ国道が建設着々 “延長21km・トンネル15本”におよぶ大規模道路いつ開通?
山脈貫通!「新潟‐福島」結ぶ国道が建設着々 “延長21km・トンネル15本”におよぶ大規模道路いつ開通?
乗りものニュース
昭和の名車とワーゲンがぎっしり…茨城県の江戸崎商店街でホコ天イベント
昭和の名車とワーゲンがぎっしり…茨城県の江戸崎商店街でホコ天イベント
レスポンス
ドゥカティ現行車では唯一!? 空冷Lツインを搭載する第2世代スクランブラー「アイコン」の魅力
ドゥカティ現行車では唯一!? 空冷Lツインを搭載する第2世代スクランブラー「アイコン」の魅力
バイクのニュース
ホーナーの言うことは「信用できない」とウォルフ。妻に対するFIAの調査の際に不信感を募らせたことを明かす
ホーナーの言うことは「信用できない」とウォルフ。妻に対するFIAの調査の際に不信感を募らせたことを明かす
AUTOSPORT web
バスドライバーを疲れさせる「プルプル運転」とは何か? 自動運転時代の落とし穴! 過剰な安全対策が招く危険とは
バスドライバーを疲れさせる「プルプル運転」とは何か? 自動運転時代の落とし穴! 過剰な安全対策が招く危険とは
Merkmal
46台の輸入EVが丸の内に集結!「JAIA カーボンニュートラル促進イベント」リポート
46台の輸入EVが丸の内に集結!「JAIA カーボンニュートラル促進イベント」リポート
LE VOLANT CARSMEET WEB
【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLXが終に熟成!四国MSBR撮影後の修理と詰めの改良!」(最終回)  
【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLXが終に熟成!四国MSBR撮影後の修理と詰めの改良!」(最終回)  
モーサイ
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
くるまのニュース
ホンダが全固体電池のパイロットラインを初公開。一連の生産工程を再現しながら徹底検証
ホンダが全固体電池のパイロットラインを初公開。一連の生産工程を再現しながら徹底検証
Webモーターマガジン
【東京オートサロン2024】アルピーヌ A110 R Turini A110 GT ジムカーナチャンピオンマシンなどを出展
【東京オートサロン2024】アルピーヌ A110 R Turini A110 GT ジムカーナチャンピオンマシンなどを出展
Auto Prove
ランボルギーニ、WEC参戦“休止”を発表。ハイパーカー、LMGT3共に撤退……IMSAとテメラリオGT3開発に専念か
ランボルギーニ、WEC参戦“休止”を発表。ハイパーカー、LMGT3共に撤退……IMSAとテメラリオGT3開発に専念か
motorsport.com 日本版
EVの充電がプラグを接続するだけに! Terra Chargeがプラグアンドチャージ対応EV充電器を2025年度から設置開始
EVの充電がプラグを接続するだけに! Terra Chargeがプラグアンドチャージ対応EV充電器を2025年度から設置開始
THE EV TIMES

みんなのコメント

79件
  • 不正票、発動
  • >皆さん新型ノアヴォクを「オラオラ顔」と評し、ガラが悪いと考えているようだが私(国沢光宏)はそう思わないです。

    相変わらずお花畑だなぁ笑
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

316.9357.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.8534.9万円

中古車を検索
ステップワゴンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

316.9357.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.8534.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村