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「俊逸なハンドリングを実現」 人気上昇中のボルボ「XC60」の魅力とは

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「俊逸なハンドリングを実現」 人気上昇中のボルボ「XC60」の魅力とは

■ボルボ人気急上昇中

 一昔前は、輸入車といえばメルセデス・ベンツとBMWが群を抜いて人気だった。Webメディアの場合、記事毎のアクセス数まで解るため、人気の有無もハッキリ数字として出るようになっています。

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 そんななかで、データを見ると最近になりボルボの記事が上昇中のようです。意外なことに安全性だけでなく、クルマそのものの評価まで上がっているそうです。

 なかでも人気は「XC60」。発売から1年半経つのに、未だ納期半年という状況。2019年3月27日には、小変更を行った最新モデルも登場しています。

 小変更の明確な変更点はふたつ。まず『CTA(クロス・トラフィック・アラート)』の機能強化。CTAとはバックするときの安全装備。バック時の安全確認、やや面倒だし死角多く難しいです。

 後方だけでなく右や左も注意しなければならず、駐車場からバックで出る状況では左右方向から接近してくる自転車や車両など見えません。

 したがって現実的にはジワジワとバックして様子を探ることになります。CTA付きならバックギアに入れた時点で後方と後方の左右をレーダーで探知。接近してくる自転車や車両あれば警告出すのです。

 今回、強化されたのはバック時に警告を出すだけで無く、ドライバーがブレーキを踏まなければ自動で停止するという機能。

 XC60より後に発表された、V60などデビュー時から自動ブレーキ機能も付いていた(XC90は有償アップグレードで自動ブレーキ機能が追加出来る)。XC60の安全性も一段と向上したということです。

 ふたつめは、新車保証が3年から5年になったこと。今までオプションで2年延長プランを設定してあり13万3千円だった。今回の変更でスターティングプライスは599万円から614万円になったけれど、高くなった分の15万円は保証とCTAの機能強化ということで、納得できるのではないでしょうか。

■売れ筋「XC60 D4インスクリプション」の実力は?

 今回、試乗したグレードは売れ筋の「XC60 D4インスクリプション」。190馬力/400Nmの2リッターディーゼルを搭載する革シートのフル装備モデルです。

 Dレンジをセレクトして走り出すと、1900kgという車重を全く感じさせない。なんたって最大トルクは4リッターのガソリン車に匹敵するのだから当然。ディーゼルエンジンながら振動皆無に近いといえます。

 もし「もう少しパワー欲しい」というのなら、純正ロムチューンの『ポールスター』というオプションがあり、200馬力/440Nmにパワーアップ。

 アクセル開度のプログラムも変更してあり、レスポンスや低回転域のトルクが大幅にアップ。筆者(国沢光宏)の「XC60 D4」にポールスターを入れたのだけれど、200kgくらい軽量化したような走りになります。

 今回、箱根のワインディングロードを走ってみた。ハンドリングはSUVのなかじゃ秀逸。フロントにWウィッシュボーン。リアがアライメント変化の少ないリンク構造を持つオールアルミのアームという、スポーツモデルのようなサスペンションを採用しているためだと思う。サーキット攻めるならブレーキを強化したいが、一般道なら不満無し。

 高速巡航は、ボルボ得意の運転アシスト機能(アダプティブクルーズコントロール+実用性の高いレーンキープ)を使うと、ハンドルに軽く手を添えているだけで楽チンなドライブになります。

 遊び疲れた休日の渋滞だってあまり苦にならない。この価格帯のクルマを考えているなら、ショッピングリストのTOPに載せたらいいと思う。 【了】

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