現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > オジサン歓喜の「昭和感」残る!? トヨタ斬新クラウンに「レース生地」健在! 「あーあったね」的装備 3選

ここから本文です

オジサン歓喜の「昭和感」残る!? トヨタ斬新クラウンに「レース生地」健在! 「あーあったね」的装備 3選

掲載 19
オジサン歓喜の「昭和感」残る!? トヨタ斬新クラウンに「レース生地」健在! 「あーあったね」的装備 3選

■コンサバ系「The高級車」だった時代を想わせる「昭和」な懐かし装備とは

 2022年7月、一気に4モデルが発表となった新型「クラウン」。その中でも第1弾として秋ごろの発売がアナウンスされた「クラウンクロスオーバー」は、それまでのクラウンの「The高級車」というべき保守的なイメージとは大きく異なる斬新なコンセプトで、賛否両論を巻き起こしています。
 
 そんな一新された新型クラウンクロスオーバーにおいても、昭和から脈々と設定されてきたクラウンらしいアイテムが残されていました。今回はそんな伝統装備をチェックしてみましょう。

「そういえばあったね」 平成に流行し、令和で見なくなった車のグッズ3選

●VIPの乗り降りを助ける「後席アシストグリップ」

 みずから運転するオーナードライバー需要だけでなく、後部座席にVIPを乗せる用途も多いクラウン。また、タクシーやハイヤーのベースとしても選ばれる車種ということもあって、フロントシートバックには大型のアシストグリップが歴代モデルに装着されていました。

 そんな伝統装備のひとつである大型アシストグリップ、新型クラウンクロスオーバーでも引き続き設定がなされています。ただ、残念ながら標準装備ではなく、「クロスオーバーRS アドバンスト」グレードに設定されている「リアサポートパッケージ」というパッケージオプションの中のひとつという扱いとなっている点は注意したいところ。

 なお、このパッケージオプションを選択しなくても、ディーラーオプションとしてヘッドレストに装着するタイプのアシストグリップが用意されているほか、「マルチホルダー」と名付けられたテーブルのほかスマホやタブレット、傘や杖のホルダーとしても使えるアイテムもアシストグリップとしての機能を有しているため、後付けすることが可能となっています。

●まぶしい陽ざしをさえぎる「電動式リアサンシェード」

 11代目クラウンから設定されるようになった電動式リアサンシェードですが、これも前述の「リアサポートパッケージ」を選択することで、新型クラウンクロスオーバーにも装着することが可能なアイテムとなっています。

 こちらは後部座席に座ったゲスト後頭部に直射日光などが当たってしまうことを和らげるアイテムとなっていますが、リアウィンドウが傾斜したクーペスタイルとなった新型クラウンでは意外と役に立つ装備のひとつと言えるでしょう。

 すでにトヨタでは現行「ハリアー」に、瞬時に調光と透過を切り替えることができる機能を持った調光ガラスを用いたパノラマルーフが設定されていますが、(電動とはいえ)アナログ的なサンシェードを上下させる機能が備わるのもクラウンらしさを感じさせてくれる部分ですね。

●これぞ“The高級車”!「レースのシートカバー」

 ひと昔前の高級車やタクシーでは当たり前のようによく見ることができた「レース生地のシートカバー」。当時は清潔感と高級感を演出するアイテムとして人気を集めていたものですが、今ではオプション設定する車種もグッと減り、なかなか見かけることがないものとなりつつあります。

 しかし、クラウンにおいては新型のクロスオーバーにも「ハーフシートカバー」としてレースのシートカバーのオプションが残っており、これを装着することで車内をノスタルジーな雰囲気に一変させることが可能です。

 ただしお値段は1台分で5万2800円となかなかのもので、さすがは専用設計かつサイドエアバッグ対応品と唸ってしまいました。

※ ※ ※

 このように、大きく変貌してしまった感のある新型クラウンクロスオーバーにも、脈々と受け継がれている装備品が残っていることで「クラウンらしさ」の片鱗をうかがい知ることができました。

 とはいえ、運転席ドアのアームレスト下に備わっていた「トランクオープナー」や、フロントエアコン吹き出し口のスインググリル(左右に自動で首振りをする)など、失われてしまった伝統的装備があるのもまた事実。

 これらの装備は、今後登場するとアナウンスされている他の3つのボディタイプで復活するのか、それとも失われたままとなってしまうのか、気になるところです。

こんな記事も読まれています

「し」はイメージ悪い? 車のナンバープレートで使われない「ひらがな」がある理由とは
「し」はイメージ悪い? 車のナンバープレートで使われない「ひらがな」がある理由とは
乗りものニュース
まもなく日本上陸! 650馬力のAWD高性能スポーツモデル 新型「アイオニック5 N」ってどんなクルマ?
まもなく日本上陸! 650馬力のAWD高性能スポーツモデル 新型「アイオニック5 N」ってどんなクルマ?
VAGUE
マイアミ勝利で疑い払拭! ノリス「自分が勝つ瞬間が来ることを心配したことはなかった」
マイアミ勝利で疑い払拭! ノリス「自分が勝つ瞬間が来ることを心配したことはなかった」
motorsport.com 日本版
零戦スタイルをまとったスカイライン! 地上の戦闘機には鹿児島育ちのオーナーの平和への願いが込められていた!! 【大阪オートメッセ2024】
零戦スタイルをまとったスカイライン! 地上の戦闘機には鹿児島育ちのオーナーの平和への願いが込められていた!! 【大阪オートメッセ2024】
WEB CARTOP
ノリスが悲願のF1初優勝「『ランド・ノーウイン』と呼んでいた人たちが間違っていたと、ついに証明できた」F1第6戦
ノリスが悲願のF1初優勝「『ランド・ノーウイン』と呼んでいた人たちが間違っていたと、ついに証明できた」F1第6戦
AUTOSPORT web
ボルボXC40が仕様変更。特別限定車として「プラスB3セレクション」も発売
ボルボXC40が仕様変更。特別限定車として「プラスB3セレクション」も発売
カー・アンド・ドライバー
出場停止近づくマグヌッセン、僅か5戦でペナルティポイント10加算「コメントしない方がいいかな」
出場停止近づくマグヌッセン、僅か5戦でペナルティポイント10加算「コメントしない方がいいかな」
motorsport.com 日本版
ついにグリルが光る!BMW『iX』初の大幅改良へ、パワーも飛距離も大刷新
ついにグリルが光る!BMW『iX』初の大幅改良へ、パワーも飛距離も大刷新
レスポンス
【ブレイズ】警察署主催の「電動キックボードの外観を有する車両の実車講習会」に体験車両を提供
【ブレイズ】警察署主催の「電動キックボードの外観を有する車両の実車講習会」に体験車両を提供
バイクブロス
スカイラインの意欲作!! GT-Rじゃないけど超魅力的な[スカイラインRS]誕生の理由が衝撃的だった
スカイラインの意欲作!! GT-Rじゃないけど超魅力的な[スカイラインRS]誕生の理由が衝撃的だった
ベストカーWeb
【読み物】実はこんなにある! 魅力的な日本メーカーの海外仕様SUV&ピックアップ【パート1】
【読み物】実はこんなにある! 魅力的な日本メーカーの海外仕様SUV&ピックアップ【パート1】
Webモーターマガジン
レッドブルのホーナー代表「ペレスがフェルスタッペンと追突しなくてラッキーだった」|F1マイアミGP
レッドブルのホーナー代表「ペレスがフェルスタッペンと追突しなくてラッキーだった」|F1マイアミGP
motorsport.com 日本版
ついにGクラスにも完全電動化モデルが登場! メルセデス・ベンツ「G 580 with EQ テクノロジー」で高級オフローダー界に殴り込み
ついにGクラスにも完全電動化モデルが登場! メルセデス・ベンツ「G 580 with EQ テクノロジー」で高級オフローダー界に殴り込み
THE EV TIMES
3号車Niterra、富士3時間で&圧勝も実はタイヤタイヤマネジメントに苦戦「まず昨年のパフォーマンスに追いつかないと」
3号車Niterra、富士3時間で&圧勝も実はタイヤタイヤマネジメントに苦戦「まず昨年のパフォーマンスに追いつかないと」
motorsport.com 日本版
メーカーと販売店が野球で対決、トヨタ自動車 VS 茨城トヨペット 5月27日
メーカーと販売店が野球で対決、トヨタ自動車 VS 茨城トヨペット 5月27日
レスポンス
ポルシェ、新しい車両機能のキャリブレーション用AIエージェント開発
ポルシェ、新しい車両機能のキャリブレーション用AIエージェント開発
LE VOLANT CARSMEET WEB
高速の陸橋越えたら「え、終わり!?」32年ぶり解消!埼玉の“不思議な道路”なぜいま全線開通? やっぱり不思議な風景
高速の陸橋越えたら「え、終わり!?」32年ぶり解消!埼玉の“不思議な道路”なぜいま全線開通? やっぱり不思議な風景
乗りものニュース
アウトドアスパイス「ほりにし」がミニチュアチャームになってガシャポン(R)に登場!
アウトドアスパイス「ほりにし」がミニチュアチャームになってガシャポン(R)に登場!
バイクブロス

みんなのコメント

19件
  • 羽ハタキをリアのウインドウに置いておくのが基本
  • 昔、峠を走るインプレッサ stiのシートカバーが、レースになってたのを見て友人が、「これが本当のレース仕様」と言ったのには爆笑しました(^^)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

26.8878.8万円

中古車を検索
クラウンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

26.8878.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村