ミドルサイズミニバンといえば5ナンバーサイズが当然であったが、今やその常識も崩れつつある。そう、新型ノア/ヴォクシーや新型ステップワゴンは全車3ナンバーとなったのだ。
ところが、だ。日産 新型セレナはライバルとは異なりしっかりと全幅1695mmの5ナンバーモデルをラインアップ。5ナンバーにこだわる読者諸兄にぴったりなのだ。というより駐車場問題でどうしたって5ナンバー! という方には新型セレナしかない!
ノアヴォクシーにない5ナンバーモデルが超充実!! 新型セレナのグレード展開がエグすぎ
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部・奥隅佳之
ライバルは全部3ナンバー……不満の声も多々
エアロを装備するモデルを除いてノア/ヴォクシーは5ナンバーサイズであった。ところが新型モデルは軒並み3ナンバーに拡大していたのだ
アルファードやエルグランドといった高級モデル以外のミドルサイズミニバンは5ナンバーというのがいわば常識であった。先代ノア/ヴォクシー、それにステップワゴンにセレナとこれらのモデルは軒並み5ナンバーサイズを忠実に守っていたのだ。
ところが、2022年初頭にデビューしたノア/ヴォクシー、それとステップワゴンは全車3ナンバーとサイズアップを図ってきた。大きくなったとはいえ全幅は1730ないしは1750mmに抑えられているため、さほど拡大したわけではない。
だが駐車場の管理規約で5ナンバー車のみ入庫可能とされているケースなど、思わぬ3ナンバー化の弊害が出ているというユーザーも。となればこれらモデルを愛用していた向きは泣く泣くシエンタやフリードなど一回り小さなモデルを選ばざるを得なかったのだ。
実際、都内近郊のトヨタ及びホンダディーラーによれば「多くの方はサイズ拡大を納得して選んでいるが、なかには駐車場のサイズ。あるいはすれ違い時に不安を覚える」といった意見も少なからずあるという。
4グレードも!! 新型セレナのグレード展開がエグい
先代セレナは5ナンバーモデルをベースにした特別仕様車があり、こちらはかなりの人気モデルに。それもあってか新型セレナは引き続き5ナンバーサイズをラインアップ!!
ところが、だ。まもなく発売される見込みの日産 新型セレナは5ナンバーモデルをしっかりと用意。ガソリンとハイブリッドのe-POWERモデルを併せると全7グレード存在するが、5ナンバーは4グレードもラインアップするのだ。
しかもガソリンはもちろんe-POWERも選べるとあって、5ナンバー愛好家には超嬉しいグレード展開!
5ナンバーだってプロパイロットも!! 装備も抜け目なし
ベースグレードのXを除いて5ナンバーモデルもこの豪華な内装に。ちなみにガソリンモデルでもボタン式シフトとなる
パワートレイン問わず売れ線グレードはエアロパーツを装備する豪華な見た目のハイウェイスターとなるだろうが、5ナンバーモデルの装備はしっかりしているのも見逃せない。
ベースグレードのXを選んだとて運転支援システムのプロパイロットも標準装備となるのだ。
ちなみにベースグレードのXは他のモデルと比べて12.3インチのフル液晶メーター及び12.3インチの日産コネクトナビを装着することはできないという点は注意が必要。逆に言えばほかの5ナンバーモデルはどちらも装備可能というワケ。
新型セレナの登場でミドルサイズミニバンの新世代モデルがすべて出そろった。これまで3ナンバーを理由に代替えを諦めていた方々は新型セレナ一択! しかも5ナンバーモデルだって装備も超充実しているのだから候補の一台に是非!
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みんなのコメント
日産様だよ
セレナは日産の生命線。
開発がわかってるんだね。