現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マイチェン「ヴェゼル」は何がどうよくなった? 新グレード「HuNT」の追加だけじゃない「魅力」と「もうちょい頑張ってくれ」な点をズバリ指摘

ここから本文です

マイチェン「ヴェゼル」は何がどうよくなった? 新グレード「HuNT」の追加だけじゃない「魅力」と「もうちょい頑張ってくれ」な点をズバリ指摘

掲載 23
マイチェン「ヴェゼル」は何がどうよくなった? 新グレード「HuNT」の追加だけじゃない「魅力」と「もうちょい頑張ってくれ」な点をズバリ指摘

 この記事をまとめると

■2024年5月にホンダ・ヴェゼルがマイナーチェンジを受けた

大幅改良したホンダ「新型ヴェゼル」がマジでバカ売れ中! ライバルと徹底比較して「イイとこ」「もう少しなとこ」を徹底検証

■マイナーチェンジのトピックはPLaYでAWDが選択可能になったことと「HuNTパッケージ」の追加だ

■ホンダ・ヴェゼルはマイナーチェンジにより大きく魅力をアップさせた

 人気グレードの「PLaY」でもAWDを選べるようになった

 コロナ禍や半導体不足などの影響をモロに受けてしまい、一時は納期が1年以上ともいわれていたヴェゼル。でも5月にマイナーチェンジを受けた最新モデルは、おおむね1カ月から3カ月程度の納期でスムースに手に入れることができるようになりました。

「以前、欲しかったけど納期が長すぎてあきらめた」という人にとってはいまがチャンスですが、では、MC(マイナーチェンジ)後のヴェゼルは何がどうよくなったのか? ご紹介したいと思います。

 もっとも大きなトピックは、MC前は最上級グレードのPLaYでAWDが選べませんでしたが、MC後は選べるようになったこと。そして、日常はアーバンSUVとして使いながら、休日はアウトドアスタイルを楽しみたい人にぴったりな、「HuNT(ハント)パッケージ」が新登場したことです。

 これによって、グレード構成が新しくなりました。ベースとなるのはガソリンの「G」、2モーターハイブリッドとなるe:HEVの「X」「Z」の3つ。新型コンパクトSUVのWR-Vが登場したことにより、「G」のFFは廃止となってAWDのみの設定です。ほどよい充実装備で手頃な価格を叶えた「X」には、専用エクステリアとなる「HuNTパッケージ」を用意し、フル装備となる「Z」には、遊び心と上質感をアップした「PLaYパッケージ」が用意されたことで、従来はPLaYでは選べなかったAWDが選べるようになっています。

 まず、PLaYパッケージの詳細ですが、フロントグリルに配置したトリコロールの配色をアップデートしたほか、ドアロアーガーニッシュはアクセントを効かせたブルーに変更。インテリアにもライトブルーのステッチやピンストライプを配して、クールなアーバンスタイルを実現しています。

 パワーテールゲートやパノラマルーフなどの上級装備が設定されているので、快適さや便利さをしっかりと手に入れることができます。

 ヴェゼルにアウトドア感を演出する「HuNTパッケージ」

 そしてHuNTパッケージは、アーバンSUVのイメージが強かったヴェゼルに新風を吹き込む、都会と自然を自由に行き来するようなアウトドア感を融合した新デザイン。

 e:HEV Xをベースに、ルーフレールや専用アルミホイール、カッパー・メタリック塗装のフォグライトガーニッシュなどを加え、個性的でアクティブなデザインとなっています。コスパのよさを意識し、ほどよい装備内容で手軽に購入しやすい価格設定を目指しているところもポイントです。

 さらにHuNTパッケージでは、インテリアも独自の空間を演出。プライムスムース×ファブリックのコンビシートは、カーキ、グレー、ブルー、オレンジのマルチカラーが個性的。ファブリックには撥水・撥油機能のあるFABTECTを採用しているので、汚れても濡れても掃除がしやすく、きれいが長続きするのもうれしいところです。

 また、マイナーチェンジでそのほかに変わったところといえば、比較的細かな変更点になりますが、まずはフロントマスク。カタマリ感を強調するボディ同色グリルのデザインを継承しつつ、フロントグリル下辺を横にのばして面積を大きく取り、バンパー両端にも張りを持たせることで、フロントマスク全体の厚みと押し出し感がアップしています。よりワイドに、上質に見えるようになりました。

 リヤはよく見比べないとわからないかもしれませんが、デザインを水平基調に統一し、グラフィックも印象的なモチーフを採用。テールライトはスッキリとしたバータイプの発光が通常は2本、ストップランプ点灯時には3本となり、ターンランプやバックライトもバータイプに発光します。

 インテリアも基本的には従来のデザインを引き継いでいますが、大型のスマートフォンがしっかり収納できる上段トレイや、助手席からも手が届きやすい下段トレイで使いやすさがアップしました。

 逆に、MC前より悪くなったところはないのか? といわれると、悪くなったところはないと思いますが、改善してほしいと思っていたけどされなかったところはあります。

 それが、パノラミックガラスルーフのシェード。電動でも手動でもなく、はめ込み式というのはちょっと手間がかかるところです。また、後席のセンターアームレストがあるのはすごくうれしいですが、ちょうどいい高さで固定できず、少し低い位置になってしまうのが気になります。

 とはいえ、市街地でも扱いやすいコンパクトサイズのなかに、美しいデザイン、快適で広い室内、使いやすい荷室に上質な走りのすべてを叶えるホンダ・ヴェゼル。トレンドを押さえたオシャレさ、新たに誕生したアクティブなHuNTなど、大きく魅力アップしていると思います。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

頑張れ日産! フェアレディZの2025年モデル発表、あわせて新規注文を再開!
頑張れ日産! フェアレディZの2025年モデル発表、あわせて新規注文を再開!
カー・アンド・ドライバー
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
ベストカーWeb
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
ベストカーWeb
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
Merkmal
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
ベストカーWeb
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
ベストカーWeb
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
ベストカーWeb
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん? 
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん? 
ベストカーWeb
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
ベストカーWeb
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
ベストカーWeb
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
ベストカーWeb
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
Auto Messe Web
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
AUTOSPORT web
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
AUTOSPORT web
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
AUTOCAR JAPAN
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
乗りものニュース

みんなのコメント

23件
  • cam********
    遂にヴェゼルが国産SUV販売台数トップになったな。
    carviewでのコメントが如何にいい加減か分かる結果だ。
    圧倒的多数のトヨタ信者が他車の不買運動をしてるだけ。
    取り合えずここで不評な車は売れてる。
  • ザ・ファイナル・タカヒロ
    これデザインがスッキリしてお洒落でカッコイイよな
    走りに関してはF1常勝メーカーのエンジン屋だから文句無しだな

    しかしトヨタは選択肢に無いんだよねw
    何でかって言ったらF1戦績0勝140敗wで逃げたから恥ずかしいよねw
    ヨタのバカ息子がもう無理言って泣きながら逃亡会見したの思い出すじゃんw

    しかも最近のトヨタは不正車両だらけだしコスト削減ハリボテ車だらけになっちゃったからなあw

    クラウンスポーツwやプリウスwはフェラーリから顔だけパクってポン付けしてるだけの超絶ハリボテコピー品で恥ずかし過ぎるしねw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

264.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

69.8390.0万円

中古車を検索
ヴェゼルの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

264.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

69.8390.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村