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新型シトロエンC5 X登場──フランスメーカーのフラグシップに注目!

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新型シトロエンC5 X登場──フランスメーカーのフラグシップに注目!

ラージセグメントに新たな息吹を吹き込むシトロエンの新型に迫る!

シートにひと工夫

たいへん真面目なコンパクトSUV──新型ルノー・キャプチャーE-TECH HYBRID試乗記

8月29日、シトロエンの輸入を手がけるStellantisジャパンは、新型「C5 X」の日本仕様を発表した。

新型C5 Xは、セダンのもつエレガンスとステーションワゴンの実用性、そしてSUVの力強さを組み合わせた独創的なシトロエンのフラグシップモデルだ。モデル名の“X“は、「CX」や「XM」などのXの系譜を継承していることを示すという。

エクステリアは、現行「C4」などとおなじくV 字シェイプ・デザインの灯火類を採用。ボンネットとボディサイドに刻まれたキャラクターライン、そして大径ホイールとブラックホイールアーチがダイナミックな印象を与える。ボディサイズは、全長4805mm、全幅1865mm、全高1490mm。ホイールベースは2785mmに達する。

インテリアのうち、ダッシュボードのデザインは水平基調とした。フロントドアまで回り込ませたウッド調のデコラティブパネルが目をひく。上級の「SHINE PACK」は、静粛性を高めるべく、複層構造のラミネーテッドガラスとなる。さらに、サンシェード付きのスライディングガラスサンルーフも装備。

すべてのシートはシトロエン独自の「アドバンストコンフォートシート」。ベースに低反発効果のある高密度ウレタンなどを使い、高密度で厚みのある構造とした。それによって、長時間の移動でもリラックスでき、リビングルームでくつろいでいるかのような快適な座り心地を実現したと謳う。

インパネ上部には、高精細の12インチタッチスクリーンを設置。コネクテッドナビゲーションシステムを標準装備し、リアルタイム交通情報を活用したルート検索および案内が可能となった。さらに音声認識システムを搭載する。音声では目的地、エアコンの温度設定、ラジオ局の選択、ハンズフリー通話、天気予報など、さまざまな機能を作動・変更・停止出来る。

ラゲッジルームは、通常時で545リッター、リアシートを倒すと最大1640リッターの積載量を実現。リアバンパーの下で足をかざすとゲートが自動開閉する、ハンズフリー電動テールゲートも装備した。

極上の乗り心地を提供

搭載するパワーユニットは1.6リッター直列4 気筒DOHCガソリンターボエンジン(180ps/ 250Nm)と、これにモーター(110ps/320Nm)を組み合わせたプラグイン・ハイブリッドの2種類。

後者は12.4kWhのリチウムイオンバッテリーをリアトランク下部に搭載し、EV走行可能距離は65km(WLTCモード)。満充電時間の目安は普通充電器(200V 3kW)で約5時間だ。選択できるドライブモードは、電動モーターで走行をする「エレクトリックモード」、エンジンとモーターを活用し燃費効率を最適化する「ハイブリッドモード」、乗り心地を重視した「コンフォートモード」、高出力のダイナミックな走りを楽しめる「スポーツモード」の4種類となる。エンジンによる走行で発電した電力を蓄電する「e-SAVE」機能も新たに搭載した。

足まわりには、ショックアブソーバー内にセカンダリーダンパーを組み込んだ「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」を全車標準装備。さらにプラグイン・ハイブリッドでは、走行モードに応じてダンパー内の油圧をコントロールする「アドバンストコンフォート・アクティブサスペンション」を初採用した。

ADAS(先進運転支援システム)では、前走車との車間距離を保つアクティブクルーズコントロールに、走行ポジションを維持するレーンポジショニングアシストと、渋滞時の停止、再発進を自動で行うトラフィックジャムアシスト機能を統合した。

リアバンパーのコーナーにはレーダーを配備し、後方からの接近車両を検知してドアミラーのLEDを点灯させる。従来のソナーをレーダーに置き換え、検知範囲は最大75mにまで拡大した。

新型C5の価格は484万~636万円。

文・稲垣邦康(GQ)

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みんなのコメント

4件
  • C6後継出してくれよ。
  • C5があまり人気無かったからね。背が低いのは。
    ベルランゴやC3が家族車的なイメージで売れたようだけど。
    C4もSUVは選択肢が多いし。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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