現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダ シビック【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

ここから本文です

ホンダ シビック【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

掲載 20
ホンダ シビック【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

ホンダ シビック(HONDA CIVIC)
現行モデル発売日:2021年8月5日
車両価格:319万円~499万7300円

HEVとタイプRも追加された11代目
乗る人が爽快になることを願って開発された11代目シビック。その願いを叶えるのは1.5L直4ターボエンジンと7スピードモード付きCVTまたは6速MTを組み合わせる。さらに、2022年にはハイブリッドとタイプRも追加された。ADASはサポカーS<ワイド>に該当する安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備する。

【特集】気兼ねなく心地よい走りが楽しめる。試乗して気づいたシビックらしさ

試乗したのは、CVTとMTモデル。グレードはどちらもEX。LXとの違いは採用される装備内容で、パワートレーンはどちらも1.5L直4ターボエンジンにCVTまたは6速MTが組み合わされる。

全長4550mm、全幅1800mm、全高1415mmというボディサイズは、フィットがこの下に控えている現在では、最適なサイズになったと言えるだろう。ホンダにとってグローバルカーとしての役割も担っているシビックでもあり、さらにパッケージングには定評のあるホンダの製品ということで、どのぐらいのサイズが最適なのかも当然、計算し尽くされたはずだ。なにより、このサイズを得た新型シビックのスタイルは、とても美しい。このエクステリアデザインだけでも購入動機に十分なるだろう。

走り始めるとすぐに頬が緩んだ。フットワークがとても軽快なのだ。さらにハンドルを切れば切っただけ忠実に動いてくれるボディにも好印象を持った。かなり走りを鍛え上げてきたことがすぐにわかった。高速道路も走ったが、直進安定性も高く、余計な動きが少なく、これなら長距離移動でもストレスが少なくて済むだろう。

新型シビックの強化された運転支援機能にも触れておく。新たに採用された機能は、「誤発進抑制機能」、「後方誤発進抑制機能」、「近距離衝突軽減ブレーキ」、「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」、「ブラインドスポットインフォメーション」、「パーキングセンサーシステム」、「後退出庫サポート」となる。さらにホンダ車初の「アダプティブドライビングビーム」(EX)も採用されている。

こうしたADASの充実は、現在、もっとも先進的な運転支援機能を持っているレジェンドに搭載された技術をシビックにも転用していることも大きい。具体的には、約100度の視野を持つフロントビューカメラ、後方・近距離の障害物を検知するソナーセンサー、後方からの接近車両を検知するリアコーナーレーダーである。これらが標準装備なのだから、新型は大きく商品力が向上していると言える。

価格はCVT、6速MT仕様とも353万9800円(EX)。これだけの充実した装備を考えるとバリューが高いと言えるだろう。あえてオプションを選ぶとすれば「ドライブレコーダー」ぐらいなのだからこの価格も納得である。

ホンダ シビック 主要諸元
●全長:4550~4595mm
●全幅:1800~1890mm
●全高:1405~1415mm
●ホイールベース:2735mm
●車両重量:1330~1460kg
●エンジン:1.5L直4ターボ/2L直4ターボ/2L直4+モーター
●駆動方式:FF
●トランスミッション:CVT/6速MT/電気式無段変速機
●WLTCモード燃費:12.5~24.2km/L
●乗車定員:4/5名

[ アルバム : ホンダ シビック はオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

トヨタ新型「“4WD”スポーツカー」初公開! “現代版セリカ”な「2ドアクーペ」! 「旧車デザイン」&300馬力「ターボエンジン」採用の「GR86」米に登場
トヨタ新型「“4WD”スポーツカー」初公開! “現代版セリカ”な「2ドアクーペ」! 「旧車デザイン」&300馬力「ターボエンジン」採用の「GR86」米に登場
くるまのニュース
「金田のバイク」でおなじみのSFアニメ「AKIRA」 11月30日にトムス・エンタテインメントが無料配信
「金田のバイク」でおなじみのSFアニメ「AKIRA」 11月30日にトムス・エンタテインメントが無料配信
バイクのニュース
ジャガーが3年前に開発中止した大型SUV「Jペイス」 全長5m強のプロトタイプ、画像で明らかに
ジャガーが3年前に開発中止した大型SUV「Jペイス」 全長5m強のプロトタイプ、画像で明らかに
AUTOCAR JAPAN
寒風吹きすさぶ自動車各社、日産は北米の従業員6%が希望退職、フォードは欧州で4000人削減[新聞ウォッチ]
寒風吹きすさぶ自動車各社、日産は北米の従業員6%が希望退職、フォードは欧州で4000人削減[新聞ウォッチ]
レスポンス
子育てもひと段落したのでスズキ「ジムニー」にVWゴルフから乗り換え…「オープンカントリーR/T」をセットして趣味環境は整いました
子育てもひと段落したのでスズキ「ジムニー」にVWゴルフから乗り換え…「オープンカントリーR/T」をセットして趣味環境は整いました
Auto Messe Web
「最悪の出来事だ……」ヒョンデ、タイトル王手ヌービル苦しめたWRCラリージャパンでのトラブルを謝罪。ターボ関連の疑い
「最悪の出来事だ……」ヒョンデ、タイトル王手ヌービル苦しめたWRCラリージャパンでのトラブルを謝罪。ターボ関連の疑い
motorsport.com 日本版
「すごい衝突事故…」 東富士五湖道路が一時「上下線通行止め!」 ミニバンが「横向き」で“全車線”ふさぐ… 富士吉田で国道も渋滞発生中
「すごい衝突事故…」 東富士五湖道路が一時「上下線通行止め!」 ミニバンが「横向き」で“全車線”ふさぐ… 富士吉田で国道も渋滞発生中
くるまのニュース
「GT-R」の技術が注ぎ込まれたV6ツインターボ搭載、日産『パトロール』新型が中東デビュー
「GT-R」の技術が注ぎ込まれたV6ツインターボ搭載、日産『パトロール』新型が中東デビュー
レスポンス
「アルピーヌA110RGT」が初のヨーロッパラウンド以外となるラリージャパン2024に参戦!
「アルピーヌA110RGT」が初のヨーロッパラウンド以外となるラリージャパン2024に参戦!
LE VOLANT CARSMEET WEB
バイクニュース今週のダイジェスト(11/18~22)
バイクニュース今週のダイジェスト(11/18~22)
バイクブロス
超クラシック! ホンダが新型「ロードスポーツ」発表で反響多数! ロー&ワイドの「旧車デザイン」に「スタイル最高」の声! 女性にも人気らしい新型「GB350 C」が話題に
超クラシック! ホンダが新型「ロードスポーツ」発表で反響多数! ロー&ワイドの「旧車デザイン」に「スタイル最高」の声! 女性にも人気らしい新型「GB350 C」が話題に
くるまのニュース
上質な乗り心地が最高! 軽二輪クラスのスクーター5選
上質な乗り心地が最高! 軽二輪クラスのスクーター5選
バイクのニュース
タイヤに記された「謎の印」の意味とは? 気になる「赤と黄色マーク」の“重要な役割”ってなに? 気づけば消えるけど問題ないのか?
タイヤに記された「謎の印」の意味とは? 気になる「赤と黄色マーク」の“重要な役割”ってなに? 気づけば消えるけど問題ないのか?
くるまのニュース
メルセデス・ベンツの新世代4名乗りオープンカーのCLEカブリオレに高性能バージョンの「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」を設定
メルセデス・ベンツの新世代4名乗りオープンカーのCLEカブリオレに高性能バージョンの「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」を設定
カー・アンド・ドライバー
アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
motorsport.com 日本版
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
くるまのニュース
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
くるまのニュース
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
バイクのニュース

みんなのコメント

20件
  • この写真。バックのボカシが汚いな。
    ちゃんとしたプロに撮ってもらいなよ。
  • 個人としては標準車より車体で150万アップになるがtype Rの方が幸せになれると思う。速すぎるとかボディがデカ過ぎるとかタイヤ交換怖い(交換コスト)どうしようかとか、確かにいろいろ思うが、
    仕事頑張ってせっかく手に入れるなら長く乗っても、短期で手放してもホンダというメーカーが妥協なく作ったプロダクトのほうが響く。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

25.0234.9万円

中古車を検索
シビックの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

25.0234.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村