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スーパーフォーミュラ第4戦富士|金曜専有走行はパロウが首位。オワードは20番手

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スーパーフォーミュラ第4戦富士|金曜専有走行はパロウが首位。オワードは20番手

 2019スーパーフォーミュラ第4戦富士の金曜専有走行が富士スピードウェイで行われ、TCS NAKAJIMA RACINGのアレックス・パロウがトップタイムを記録した。

 今週末の富士スピードウェイは雨の予報が出されており、この日も厚い雲に覆われており、直前まで霧雨に見舞われていたが、セッション開始時には雨は降り止んでおり、ドライコンディションでスタート時刻を迎えた。

■ オワード、事前テストなしでSFデビュー戦へ「できるだけ早く適応したい」

 今戦からダニエル・ティクトゥムに代わりスーパーフォーミュラに参戦することになったパトリシオ・オワード(TEAM MUGEN)がいち早くコースインし、そこに他のドライバーも続いてピットアウト。ただ、オワードはチェックのみでピットへと戻っている。

 まずは平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分30秒737でトップタイムとすると、そのまま走行を続けて1分27秒台に入れた。なおタイムを計測しているドライバーの大半はミディアムタイヤでの出走を選択しており、レインタイヤでの出走は数名のみという状況だ。

 セッション序盤では小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)がタイムを次々と更新。10分が経過した段階で1分24秒858までタイムを縮めたが、直後にパロウが1分24秒596を記録したことで、トップタイムはすぐに塗り替えられた。

 セッション開始から15分が過ぎた頃、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分24秒623までタイムを更新して2番手に浮上。また国本雄資(KONDO RACING)も1分24秒674を記録するなど、徐々に24秒台に入れるドライバーが増えていった。なおその後、中嶋は1分23秒893にまでタイムを縮めている。

 専有走行は3分の1を消化したが、ひとり23秒台を記録した中嶋がトップを譲らず、そこに大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が続いた。コース上は走行ラインが乾いているようで、レインタイヤを装着するドライバーはほぼ存在しなくなった。

 セッション半分を消化するとソフトタイヤを履くドライバーも増え始めた。ただ、タイムシート上では中団で入れ替えがあるものの、トップタイムは更新されない展開が続いた。

 残り20分頃、坪井が1分23秒934と2番手タイムをマーク。また牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)も1分24秒237を記録して4番手タイムにつけた。そしてトップタイムを維持していた中嶋だが、更にタイムを縮め、1分23秒866とした。

 セッションも終盤に入るが、残り12分頃に坪井が1分23秒678でそれまでトップを維持していた中嶋を超えてトップタイムへ浮上した。

 残り5分を切ると、パロウが1分23秒287までタイムを更新。一躍トップへと躍り出た。またルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)も1分23秒766と好タイムを記録。3番手に続いた。

 だがチームメイトのハリソン・ニューウェイも1分23秒569で2番手タイムをマークし、中嶋や坪井もタイムを縮めてきたたことで、アウアーは一気に5番手タイムに後退した。

 セッション終了目前で山下健太(KONDO RACING)がタイムを更新。1分23秒687で4番手に割って入った。

 そしてセッション時間が終了。チェッカー後のラップではタイムを大きく更新するドライバーは出ず、アレックス・パロウが専有走行トップタイムとなった。2番手はハリソン・ニューウェイ。3番手は中嶋一貴の並びとなった。

 4番手以下には山下健太、坪井翔、ルーカス・アウアーが並んでおり、若手ドライバーが上位に付ける結果となった。なお、注目の集まっていたパトリシオ・オワードのスーパーフォーミュラ初走行は、最終的に1分25秒535で20番手で最初のセッションを終えた。

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