新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に移行してから初のお盆が迫っている。お盆に帰省を予定しているマイカーを持つ人の8割以上が移動手段に自家用車を考えており、予定日は祝日の8月11日が最も多いことが、ソニー損害保険(坪田博行社長、東京都大田区)の「全国カーライフ実態調査」で分かった。コロナ禍で停滞していた社会経済活動が活発になる中、今年のお盆は例年以上に渋滞の発生や、大規模なUターンラッシュが見られそうだ。
「帰省の予定がある」と回答した476人に対し、利用予定の移動手段を尋ねたところ、「自家用車」が85・3%で1位だった。2位の「鉄道」(10・5%)や3位の「飛行機」(6・1%)を圧倒する結果になった。さらに、4位の「カーシェア」(2・5%)と6位の「レンタカー」(2・1%)を加えると、帰省に自動車を使う人の割合がほぼ90%となっている。
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幼児を抱える家庭の中には移動中に子どもが泣く可能性を考え、公共交通機関の利用に慎重になるケースもある。特に、家族の人数が多い場合は、マイカーでの移動が経済的。これらの事情も、自動車を選択する人の多さにつながっているとみられる。また、足元では新型コロナウイルスの感染者も全国各地で多数報告されている。感染リスクを考慮し、自動車での帰省を選ぶ人もいるようだ。
帰省の候補日については、8月11日が22・4%で最多となり、12日が19・7%、13日が12・6%で続いた。11日は山の日で祝日となっており、同日からお盆休みに入る企業も少なくないとみられる。一方、「全く決まっていない」との回答も41・9%と半数近くに上っており、帰省のピークがずれる可能性もある。
帰省先からのUターンの候補日については、13日が18・0%で最多となった。次いで15日が13・8%、14日が13・1%。全く決まっていない人は43・3%だった。調査は6月23~26日に実施しており、お盆まで時間がある中でスケジュールが決まっていない人も多かったとみられる。
今回の帰省で楽しみにしていることは「親・きょうだいとの団らん」が58・0%で1位となった。2位は「親戚の集まり」(25・0%)、3位は「実家・義実家の料理(ご当地グルメ除く)」(22・3%)、4位は「友人との再会」(15・8%)、5位は「帰省先のご当地グルメ」(12・4%)だった。「特になし」との回答も16・8%おり、何となく帰省する人が一定数存在することがうかがえる。
調査はインターネットで実施。全国の18~59歳の男女で自家用車を所有し、月に1回以上自動車を運転する人を対象とした。1千人から回答を得た。
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