8月に入り、2023年鈴鹿8耐のレースウイーク直前となりました。搬入が終わり、1日のテストも終了。8月3日は公式車検やライダーズブリーフィングなどが行われ、走行はありませんでした。
そんなレースウイーク前日である鈴鹿サーキットのパドックで見つけたトピックスを、お届けします。
ヘルメットにピカチュウ/世界選手権ライダーたち/自転車仲間【鈴鹿8耐 テスト日Topics】
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木曜日は走行がありませんが、公式車検、音量測定、給油用具、ライダーの装備品などの確認がありました。1チーム15分で区切られており、ピット前にはマシンや道具、装備品が集まっています。
ライダーのヘルメットだけでなく、メカニック用ヘルメットおよび装備品も確認に出す必要があります。
メディアもピットレーンエリアを撮影するカメラマンは同様の装備が必要になり、申請の際にヘルメットの確認がありました。
マシンについてはピット前では車両番号やライト類のチェックがされており、重量や音量測定は車検エリアに行く仕組みです。それが済めば車検合格ステッカーをマシンに貼ることが許されます。
車検エリアは最終コーナー側のピットまで行き、終了次第、自チームのピットに戻ります。
HAMAMATSU TEAM TITANの村瀬健琉選手です。ヘルメットを3個確認に出されていました。全部カラーリングが違うので、走行ごとにヘルメットが変わっている可能性があります。
こちらはKawasaki Plaza Racing Teamの岩戸亮介選手のヘルメットです。4個出されていたため、何個まで出せるのか気になったので検査員に聞いてみましたが、制限はないようです。ちなみに6個出した方もいたようです。
確認が終われば、番号付きのFIM公認のステッカーが貼られて管理されます。これはスーパースポーツ世界選手権(WSS)に出場されている岡谷雄太選手のヘルメットです。
世界選手権ライダーの彼のヘルメットには、すでに左側にFIM公認のステッカーが貼られていますが、FIM世界耐久選手権(EWC)用にもうひとつ必要なようで貼られていました。左がWSS、右がEWC用のステッカーです。
走行がなくトラックウォークが可能なため、BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMのライダーとスタッフ陣が鈴鹿サーキットを練り歩きます。
ライダーたちは「ここはアウトから抜いていくよ」、「インについて走っているよ」などの会話をして入念に走行ラインやパッシングポイントをチェックしていました。
ライダー3人で観覧車をバックに撮影もされていましたよ。
ちなみに縁石のペイントは新しくなっています。まだタイヤ痕はそこまでついていませんでした。
ここは表彰台下の看板です。EWC仕様への張り替えはこの日に行われました。この前まではF1のロゴだった気がします。
ピット前ではテレビや鈴鹿サーキット用の動画が撮影されていました。レースのプレビューやインタビューでしょう。Team Kawasaki Webike Trickstarのランディ・ド・プニエ選手が話しているところです。
昨年の鈴鹿8耐で現役を引退した青木宣篤さんです。今年はJ SPORTSの生中継で解説をされます。そのため、今年の8耐情報を集めてらっしゃいました。
alpinestarsレーシングサービスの中村さんとマーセル・シュロッター選手(S-PULSE DREAM RACING-ITEC)です。
多くのライダーがalpinestarsのレーシングブーツを履いていますね。鈴鹿8耐ではステップが触れないほどに熱くなるそうで、断熱のためにブーツの内側に対策が施されています。ちなみにレース後は銀色から金色になるほど焼けているそうですよ。
こちらはBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMのワーナー監督とライダー、そしてShinshu activation project Team NAGANOの櫻山茂昇選手です。
だるまはTopics1回目でのお伝えした通りTONE RT SYNCEDGE4413 BMWからのプレゼントです。チーム長野は阿島傘(和傘)を持って行って記念撮影です。
ホームストレートではスズキ勢による記念撮影が行われていましたが、準備中はライダーたちが会話していました。すごく世界戦の雰囲気を感じます。
AutoRace Ube Racing Team、ヨシムラSERT Motul、S-PULSE DREAM RACING-ITECの表彰台有力候補のチームです。ほとんど外国人ライダーで、日本人ライダーは津田拓也選手と渥美心選手だけですね。
その後、1コーナー側でホンダ勢による撮影が行われました。左からF.C.C. TSR Honda France、Honda Asia-Dream Racing with SHOWA、Team HRC with 日本郵便、SDG Honda Racingです。
そんなこんなで日も落ちてきて、夜になると大事なライダーズブリーフィングとチーム監督ブリーフィングがありました。
会見なども行われるブリーフィングルームに参戦する50チームの全ライダーと監督が集まるため全員入りきれず、立っている方も多く見られます。
レギュレーションや鈴鹿サーキット特有のルールなどを確認して、最後には質問などが飛び交います。安全にレースが行われるために必要なことですね。
これでタイムスケジュールにある1日の予定が終了。金曜日はテスト6、フリー走行、予選、ナイトフリー走行と朝から夜まで走行があるため、ライダーたちは早々に帰っていきました。
明日からはレースウイークに入り、走行も多いためネタが少なくなると思いますが、トピックス第4回もお楽しみに。
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