ID.4 Proにはパノラマガラスルーフが標準装着されています。高い開放感が魅力ですが、日差しが強い時期には悩ましいことも。
予想以上に暑い
[ID.4をチャージせよ!:その1]1993年の出逢いが私の人生を変えた!
フォルクスワーゲンID.4には、搭載するバッテリーの量が異なる2つのグレードが用意されています。52kWhの「ID.4 Lite」と77kWhの「ID.4 Pro」です。両者の違いはバッテリーの量だけでなく、ID.4 Proでは装備が充実しているのも見逃せないポイントです。
ID.4 Liteには設定のないパノラマガラスルーフが標準装着されるのもそのひとつ。このクルマには、ほぼルーフ全体を覆う大きなガラスルーフが備わり、開放的なキャビンをつくりあげています。ガラス部分の開閉はできないものの、とくに後席からの眺めは爽快で、ID.4 Proでのドライブをさらに楽しく演出してくれます。
ただ、これだけ大きなガラスルーフだと、日差しの強い時期の暑さが心配でした。そして悪い予感は的中! 春先以降、晴れた日の昼間は、覚悟していた以上に暑くなるのです。さいわい、直射日光を遮る電動サンシェードはついていますが、それを閉めても頭上には暑さが籠もりますし、せっかくの眺めも台無しです。また、これだけキャビンが広いとエアコンを入れても温度が下がるまでに時間がかかるうえに、ダッシュボードの低い位置にエアベントがあるID.4では、首から上の部分がなかなか冷えません。
ちなみに、このパノラマガラスルーフはUVカット機能を備えているので日焼けの心配はありません。そこで、熱をカットするフィルムをパノラマガラスルーフの内側に貼ることにしました。
遮熱フィルムを貼ってみた!
カーフィルムといえば、窓ガラスに貼って車内を見えにくくするスモークフィルムがポピュラーですが、赤外線を遮ることで室内の温度上昇を抑える遮熱フィルムも人気があります。遮熱フィルムのなかには赤外線は遮断するものの、可視光はほぼ通過するクリアタイプもあり、リアやリアサイドだけでなく、条件を満たせばフロントやフロントサイドにも装着できます。
今回はこのクリアタイプをID.4 Proのパノラマガラスルーフに貼ることにしました。といっても、自分で貼るのはほぼ不可能なので、プロの手を借りることに。今回お願いしたのは、ボディコーティングとカーフィルム施工を専門に行っている「カービューティプロ 向井」。実は、以前所有していたクルマでもガラスルーフにカーフィルムを施工してもらったことがあり、今回が2度目の訪問になりました。
使用するフィルムは、赤外線を95%カットするという3M製「ピュアカット89」。施工には約5時間かかり、ID.4 Proの大きなパノラマガラスルーフにフィルムを一枚貼りするのは、プロにとっても相当大変な作業だったようです。
後日、強い日差しのもとでサンシェードを開けると、じりじりとした暑さが大幅に和らいでいました。また、以前は炎天下にクルマを駐めるときに、サンシェードを閉めても頭上に熱気が籠もっていましたが、遮熱フィルム施工後は室温の上昇が緩やかになりました。おかげで、これからの季節、快適に過ごすことができそうです。
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