ビークル・トゥ・グリッド(V2G)
text:Will Trinkwon(ウィル・トリンクウォン)
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日産は、英国で、大規模な「双方向充電システム」のテストを開始すると発表した。
ビークル・トゥ・グリッド(V2G)と呼ばれるこのシステムは、EVとグリッド(送電網)の間で、双方向に電気を供給できる枠組みだ。EVにバッテリーを充電するだけではなく、電力をシェアしたり、需要が高いときには逆にグリッドに送り出すことができる。
企業でこのシステムを利用すれば、電力供給に貢献し、経費を節約することができるだろう。
このプロジェクトは、ベッドフォードシャー州クランフィールドにある日産のヨーロッパ・テクニカルセンターで、電力会社エーオン(E.ON)と共同で実施するもので、リーフ、e-NV200、および最近設置された20台のV2G充電器を使用する。
テストに参加する企業は、V2G充電器を購入する必要があるが、これらは英国政府機関である「イノベートUK」から助成金を受けることが可能となっている。
資源とコスト 大幅に節約
この最新のテストにより、V2G充電の市場への投入が「一歩近づく」と日産は述べている。
同社はまた、需要が低い、または供給が多い時間帯にEVを充電することで、化石燃料への依存を減らし、CO2排出量を削減することができると述べている。
日産でフリート部門を率いるピーター・マクドナルドは、「電気自動車が急速に普及しつつある今、多くの企業は電気自動車だけではなく、エネルギーのインフラにも注目しています」と述べている。
「日産は、このエキサイティングなエネルギー・インフラストラクチャ・プロジェクトで、エーオンと協力し、英国のV2Gテクノロジーを促進していきます」
「リーフとe-NV200は、すでにV2Gに対応可能となっており、将来への準備が整っています」と語っている。
日産のほかにも、最近アウディがV2Gへの取り組みを始めており、ルノーは昨年V2Gに対応したゾエを、ヨーロッパで15台導入している。
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