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ホンダ 新型「シビック タイプ R」いよいよお披露目!アルティメイトスポーツがさらに進化した

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ホンダ 新型「シビック タイプ R」いよいよお披露目!アルティメイトスポーツがさらに進化した

2022年7月21日ホンダは新型シビックType-Rをワールドプレミアした。

新型Type-Rのグランドコンセプトは先代Type-Rの「アルティメイトスポーツ2.0」をさらに進化させ、速さと優れた走りの喜びを極めたピュアスポーツ性能を目指している。また提供価値として本質の価値である「速さ」と官能に響く「ドライビングプレジャー」の両立を目指すとした。

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タイプRを象徴する「チャンピオンシップホワイト」×「赤バッジ」新型Type-Rの開発責任者・柿沼秀樹氏は2017年に発売した先代シビックType-Rの責任者であり、2世代続けて開発責任者を務めている。また2022年6月に開催されたスーパー耐久24時間レースにはドライバーとしても参戦。レース活動を通じ、柿沼氏本人は「レーシングカーとしては速くなっていくかもしれないが、そこで得られた技術やマインドは、直接市販車や商品開発につながりづらい部分がある。私のような開発責任者の立場の人間がこの場にいることで、それをつなげていくことができるんです」と語っている。

こうしたリアルなレースの現場で得た知見を投入して作られたのが新型シビックType-Rだ。

開発責任者の柿沼秀樹氏(左)さらに磨きがかかったVTECターボエンジン

まずはダイナミック性能だ。ターゲットはFF最速&圧倒的ドライビングプレジャーでアルティメイトスポーツを極めること。パワートレインは環境性能を踏まえつつ、高出力と高レスポンスを目指し、リッター100psを超えるエンジンに新設計ターボを組み合わせて搭載。

高応答小型ターボは翼枚数、翼形状、ハウジング形状を新設計しイナーシャの低減により高応答性能が向上している。エンジン本体では、軽量高剛性のクランクシャフト、そしてインテークにVTCを、エキゾーストにVTECを搭載。さらに高効率なエキマニ冷却のための2ピースウォータージャケットを採用している。他に電動ウエストゲートの採用もある。

歴代を上回るパフォーマンスを目指し極限まで追求している組み合わせるトランスミッションは、6速MTで「世界一のシフトフィール」と自画自賛するミッションとし、ブリッピングレスポンスを向上し、レブマチックシステムを全段に適用した。そのため、ブリッピング性能で10%向上したとし、またレブマチックシステムの進化により2速から1速へのシフトダウンにも作動追加されている。

「+R」「SPORT」「COMFORT」のドライブモードの他に「INDIVIDUAL」でカスタマイズも可能パワートレインをフルに活かすためのボディは、軽量化と高剛性を突き詰めている。プラットフォームはインナー骨格ボディを採用し、ボディ剛性の進化を図っている。構造用接着剤の塗布エリアを先代比3.8倍と広範囲にすることでリアのねじり剛性は15%も向上している。

シャシーではフロントに265/30R19の極太タイヤを装着するために、キングピン軸に合わせるようにセンターオフセットジオメトリーとしている。またロアアーム、ナックル、ダンパーフォークの剛性最適化をとることでキャンバー剛性が先代比16%向上しているという。

さらにデュアルピニオンのEPSやアダプティブダンパーシステム、2ピースブレーキディスク、フロントデュアルアクシス・ストラットサスペンションなど細部の磨き上げによる動的質感を向上させている。

迫力と色気を感じるエクステリア

一体型フェンダーの美しい流れを堪能できるリヤビューエクステリアデザインでは、新世代のアルティメイトスポーツデザインとするため、フロントフェイスはひと目でType-Rとわかる迫力と、これまでにない色気を感じる表情を与えている。またフェンダーを専用に新作することで圧倒的パフォーマンスを予感させるだけでなく、いつまでも眺めていたくなる色気と一体感に満ちたデザインとした。

リヤビューではサイドパネルから隆起した一体型フェンダーはスタイルだけでなく、ホイールアーチ周辺の空力ノイズの低減に貢献し、リアスポイラーはアルミダイキャストをステーに採用し、質感と性能を大幅に高めている。

ホイールはType-R専用19インチ・マッドブラックホイールで、より深く立体的な見え方を実現するリバースリム構造のデザインになっている。

「レッドカーペットと真紅の玉座」

インパネ周りはノイズレスなブラックを基調としているインテリアではコックピットを「レッドカーペットと真紅の玉座」と表現し、ドアを開けた瞬間に気持ちを高揚させる色、デザインにしている。またリヤシートはホールド性を高めるためにスエード調の表皮を採用。

フロント2脚のシートは、サポート性の強化と軽量化をしつつ、シフト、ステアリング、ペダル操作性の向上を図り、多面体形状で身体のサポートをするデザインとしている。

センターコンソールパネルはアルミ材で究極のシフトフィールを予感させ、硬質感と奥行きのある華やかさを持っている。

新型シビックType-Rは今後、鈴鹿サーキット、ニュルブルクリンクでのタイムアタックに挑戦していくという予定で、2.0L FF世界最速の市販車として挑戦が始まる。

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みんなのコメント

3件
  • 進化させたところで、ニュルFF最速達成出来なければただのゴミ!

    期待を裏切るホンダに価値はない!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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