この記事をまとめると
◼︎なるべく低予算で楽しめるMT設定があるクルマを紹介
見た目は実用車なのにエンジンは超強烈! リアル羊の皮を被った狼な国産車5選
◼︎カスタムベースでもあったので、手の入ったモデルも選べる
◼︎輸入車も選択肢に入れることができる
いつでもどこでも走りが楽しめるコンパクトハッチを紹介
ステイホームばかりで鬱屈した気分になりがちが昨今。せめてクルマで出かける時くらいは、スカッと爽快な気分で走りたいと思っている人も多いのではないでしょうか? そんなにスピードを出さなくても、マニュアルを操作して自分の思いどおりにクルマを走らせた時の快感は、楽しい時間をくれるものですよね。とはいえ、最新のスポーツカーは高価で手が出ないかもしれません。パワーも「どこで使うの?」と思うほどモンスターなスポーツカーも増えていますから、初心者や久しぶりにスポーツモデルに乗る人には持て余してしまうかもしれません。
そこで今回おすすめするのは、お金も走りも決して無理しない、でも確実にスポーツを楽しめるチョイ古スポーツモデルたちです。
1台目は、もう長いことワンメイクレースが開催されてきて、スポーツ走行好きの間では一目置かれた存在となっている、トヨタ・ヴィッツです。最新モデルはヤリスと名前を変え、ラリーマシンのベースにもなるモデルを揃えていますが、そもそもヴィッツの頃から「ヴィッツラリー」なるものを開催しており、走りの楽しさはヴィッツでもまだまだ楽しめます。
狙うのは5速MTの1.5GRというグレード。中古車市場では、2019年式で150万円前後から探せます。
2台目は、軽自動車なのにドッカンと怒涛の加速が味わえる、日本が誇るスポーツモデル、スズキ・アルトワークスです。残念ながら、先日フルモデルチェンジした新型ではアルトワークスは作らないと発表されたため、過去のモデルの価値が再注目されています。車重が600kg台という、とんでもない軽さを武器に、コーナリングスピードではどこぞのスーパーカーにも負けない迫力。
中古車市場では、より爆走感が強い2000年式前後のモデルが50万円前後からあります。少し古いので、メンテナンスなどが心配という人は、2016年式あたりのモデルを選ぶと、150万円程度で日常使いにも便利な現代的なモデルが手に入ると思います。
3台目は、マツダがモータースポーツ向けに作ったというグレード、デミオの15MB。現在はMAZDA2という名前に変わって、オシャレな大人っぽいコンパクトカーの印象が強いかもしれませんが、この15MBに乗るとその印象が一変するはず。
パワートレインは、デミオで唯一となる1.5リッターガソリン+6速MTで、気持ちのいい高回転の加速フィールを味わえるようになっています。軽さを生かし、コーナリングもヒラリヒラリと楽しく、きっとどんどん遠くまで走って行きたくなってしまうことでしょう。中古車市場ではあまり多く出まわっている個体ではありませんが、2019年式で150万円前後という相場。これなら、ベースとして購入して自分好みにいじっていきたい人にも手頃なのではないでしょうか。
100万円以下でも国産車と輸入車が選び放題!
4台目は、こちらも現在フィット1.5チャレンジというレースが開催されている、ホンダ・フィットRS。コンパクトクラスとしては室内空間が広く、ややアップライトな運転ポジションとはなるものの、FFスポーツの楽しさは十分。スポーツモデルなのに実用性もしっかり手に入るモデルなので、ファミリーで乗るのにもオススメです。
先代まではRSが存在したので、中古車市場では幅広い年式のモデルが出回っていますが、狙い目は2012年式程度の2代目フィットRS。すでに社外品が装着されたまま売られているケースも多く、価格が50万円前後と手頃なのですぐに走りを楽しめると思います。
5台目は輸入車から。ゴルフの影に隠れてややマニアックな存在となっていますが、ひとまわりコンパクトなポロにも存在したフォルクスワーゲン・ポロGTI。少数ですがMTモデルが選べる、熱い走りが楽しめるスポーツモデルです。
フロントグリルに入った赤いラインと、キラリ輝く「GTI」エンブレムがさりげなく闘志を燃やしているようですね。1.8リッターターボ+6速MTなので、どんなところでもパワフル。ガッシリとした剛性感で、コンパクトクラスとは思えない上質なスポーツ感覚が味わえます。中古車市場では2006年式くらいのモデルなら50万円程度、2016年式くらいなら180万円程度という相場です。
6台目はルノー直系のモータースポーツ部門であるルノー・スポールが手をかけ、ガチなスポーツモデルでありながらコンパクトサイズで街乗りにも便利な、ルノー・ルーテシアR.S.。最新モデルは1.6リッターターボ+6速EDCになったのですが、2代目モデルなら2リッター+6速MTがあります。アルミホイールからチラリと覗くブレンボキャリパーが、いかにも走りそうな雰囲気。
吹き上がりの気持ちいいエンジンや、カチッとしたペダルの操作感もテンションをアップしてくれます。中古車市場では、2010年式くらいが140万円前後となっています。
7台目は、ただでさえ「ゴーカートフィーリング」が代名詞となっているMINI。MINIのスポーツモデルというと、どうしてもジョン・クーパー・ワークスが浮かびますが、そこまでいかなくてもクーパーやクーパーSでも十分、スポーティな走りが楽しめます。見た目は女性からも人気のあるキュートなデザインながら、その硬派でヤンチャな走りとのギャップに、すっかりハマってしまう人も多数です。
アフターパーツがたくさん出ているので、外観も走りも自分好みにいじっていけるのがまた、魅力的ですよね。中古車市場では、2010年式~2014年式くらいのクーパーやクーパーSで、6速MTモデルが150万円前後となっています。
ということで、新車で買ったら多くが300万円以上となってしまうスポーツモデルでも、チョイ古モデルなら150万円くらいの予算で手に入ります。いつもの道が、きっと特別な時間になること間違いなし。ぜひ、チェックしてみて欲しいと思います。
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みんなのコメント
そうなんだ。(涙)