■最上級グレード「P」は3列7人乗り仕様
三菱は、およそ9年ぶりのフルモデルチェンジを受けて2代目となった新型「アウトランダーPHEV」を、2021年12月16日に発売しました。
【画像】高級感溢れ出る!? 三菱SUV「アウトランダーPHEV」最上級グレードの姿とは? 実車を画像で見る(35枚)
同社のフラッグシップモデルに位置づけられるモデルですが、PHEVコンポーネントだけでなく内外装デザインも刷新され、より上質な電動SUVとして魅力を高めています。
高級感も向上した新型アウトランダーPHEVですが、同車に設定されるオプションをすべて装備した豪華仕様は、はたしていくらになるのでしょうか。最上級グレードに設定されるメーカーオプションをすべて装着した仕様で、検証していきます。
新型アウトランダーPHEVでは、エントリーグレード「M」、中間グレード「G」、そして最上級グレード「P」の3グレードが展開されます。
Mは5人乗り仕様のみの設定で、Gは5人乗り仕様と7人乗り仕様が選択可能。最上級グレードは7人乗り仕様のみの設定です。なお、アウトランダーPHEVとして3列7人乗り仕様が設定されるのは、2代目が初となります。
今回は最上級グレードの「P」を選択して、設定されるメーカーオプションを見ていきます。
※ ※ ※
新型アウトランダーPHEVに設定されるメーカーオプションのうち、車内の開放感を大きく向上させる装備として「電動パノラマサンルーフ(スライド・セーフティ機構付)」が挙げられます。
広いガラス面積を誇り、前席側のガラスはオープンさせることも可能で、車内にさわやかな空気を届けます。価格(消費税込、以下同様)は14万3000円です。ちなみに「M」グレードには設定されない装備となります。
ほかに設定されるメーカーオプションとしては、SUVらしさをより強調する「ルーフレール」が存在します。
デザイン性の高い造形で、新型アウトランダーPHEVの持つ外観の力強さを引き立てます。さらに、ルーフキャリアなどを組み合わせることで積載性向上にも寄与します。
価格は3万3000円で、全グレードを対象にメーカーオプション設定されます。
なお「P」グレードの場合、BOSEプレミアムサウンドシステムや前席のメモリー・リフレッシュ機能、ヘッドアップディスプレイなど、他グレードでは選択不可/オプション設定となっている機能が標準となります。
今回、新型アウトランダーPHEVの「P」グレード(車両価格:532万700円)で選択したメーカーオプションの数は、有償色(ホワイトダイヤモンド/ブラックマイカ 2トーン)を含めて3つです。
そして、ディーラーオプションとして定番といえるETCとフロアマットを選択すると、オプション一覧は次のようになります。
●メーカーオプション(総額:30万8000円)
・有償色:ホワイトダイヤモンド/ブラックマイカ(13万2000円)
・電動パノラマサンルーフ スライド・セーフティ機構付(14万3000円)
・ルーフレール シルバー(3万3000円)
●ディーラーオプション(総額:10万1134円)
・ETC2.0車載器 スマートフォン連携ナビゲーション接続用(4万6882円)
・フロアマット(5万4252円)
以上の装備を装着した新型アウトランダーPHEVの価格は、総額572万9834円となりました。
なお新型アウトランダーPHEVは、2021年11月26日に閣議決定された2021年度補正予算案に基づくクリーンエネルギー自動車の購入補助対象となり、補助金として上限50万円が支給されます。
さらに、地方自治体が実施する補助金を組み合わせることで、よりお得に購入できる場合もあります。
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