中古車購入チェックポイント [2024.08.10 UP]
【2024年版】スバル レヴォーグ VSスバル クロストレックを徹底比較
スバルから販売されるレヴォーグとクロストレックはいずれもスタイリッシュな車で比較される機会が多くあります。そのため、「自分にはレヴォーグとクロストレックどちらが適しているのだろう」と車選びで迷うこともあるでしょう。
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当記事ではスバルの人気車種を走行性能や価格、装備など様々な観点から比較します。
スバル レヴォーグのプロフィール
スバルから販売されるレヴォーグは近年、数が少なくなっているステーションワゴンの一つです。近年はSUVやミニバンの人気が高い流れがあるものの、その中でもスタイリッシュなステーションワゴンとして人気を博しています。
スポーティーな走りに特化したグレードから年齢を問わず高い走行性能を楽しめるものまで展開が豊富で「家族で安心して乗りたい」「スタイリッシュな走りを求めている」といった様々なニーズに対応しています。
先代モデルとの比較
レヴォーグは2014年から販売されており、現行モデルは2代目です。
2014年から2020年まで販売された初代は1.6Lターボエンジンと2.0Lターボエンジンのモデルでした。販売からまもなくグッドデザイン賞を受賞し、スバルはレヴォーグを含めた3台で3年連続でこの賞を受賞しています。
2020年からは2台目のレヴォーグが登場。フロントのヘキサゴングリルはワイドなデザインで、躍動感のあふれる仕上がりになっています。さらにアイサイトの性能も向上し、デザイン性と安全性能をバランスよく兼ね備えています。
そして、マイナーチェンジを行った2021年には、現行モデルである2.4Lの排気量グレードも追加されました。
スバル クロストレックのプロフィール
レヴォーグ同様にスバルから販売されるクロストレックは、2022年から販売される新しい車種です。
元々は「XV」という社名で販売されており、2010年から2021年まではこの名前で多くのユーザーに指示されていました。クロストレックはXVの後継車という扱いで注目を集めています。
SUVらしい走破性を持ちながらも、振動を最低限に抑える心地よい車内空間が特徴で、SUVとセダンの良さを兼ね備えた1台といえるでしょう。
先代モデルとの比較
クロストレックはXVの後継者ではあるものの、XVという車種としては初代にあたります。なお、クロストレックの由来は「クロスオーバー」「トレッキング」から作られた言葉です。
XVから2022年にフルモデルチェンジを行った際、最も変化が大きかったところにボディデザインがあります。それまではアウトドアに適したワイルドなボディデザインだったものが、シティライクなデザインに変化しています。
しかし、オフロード走行を楽しむためのボディパーツ追加や空力性能向上を期待できるスリットなど、快適な走りを実現する装備も見逃せないポイントです。
車種名が変更されてからも時代やユーザーのニーズをつかみ、応え続けていく車になっていくでしょう。
グレードと価格の比較
ここではレヴォーグとクロストレックの価格を比較します。各車種のグレード展開と価格は下記の通りです。
レヴォーグのグレードメーカー小売希望価格SmartEditionEX(AWD)3,630,000円(税込)GT-HEX(AWD)3,795,000円(税込)STISportEX(AWD)4,345,000円(税込)STISportREX(AWD)5,027,000円(税込)STISportEX Black Interior Selection(AWD)4,400,000円(税込)STISportR EX Black Interior Selection(AWD)5,082,000円(税込)クロストレックのグレード(メーカー希望小売価格)Touring(FWD)2,662,000円(税込)Limited(FWD)3,069,000円円(税込)Touring(AWD)2,882,000円(税込)Limited(AWD)3,289,000円(税込)価格面で比較するとレヴォーグの方が高めの設定です。そもそも両車種はステーションワゴンとSUVとジャンルが異なります。そのため価格はもちろん、自分がどのスタイルの車を求めるかも重視しましょう。
なお、車は新車だけでなく中古車の選択肢もあります。自分の予算に対して価格が高い場合は中古車市場もチェックしてみましょう。
近年はネットで様々な中古車を一覧できるサイトが充実しています。まずは全国にある車を確認し、自分の最寄り中古車販売店や気になる車を探してみましょう。
レヴォーグもクロストレックも人気が高い車種のため、比較的流通量が多い特徴があります。
外観とボディサイズの比較
ここではレヴォーグとグロストレックのボディサイズを比較します。両車種のサイズは下記の通りです。
レヴォーグ全長4,755mm×全幅1,795mm×全高1,500mmクロストレック全長4,480mm×全幅1,800mm×全高1,550~1,580mmボディサイズで比較すると大きな違いが見られません。ややクロストレックの方が全高が高い程度でしょう。
なお、車を購入する際は高さに注意が必要です。自宅の駐車場や商業施設の駐車場などで確実に駐車できるか確認しましょう。
特に機械式駐車場の場合、高さ制限が2m以下または1.55mなど低く設けられているところがあるため、お出かけ先で注意が必要です。
室内の広さを比較
ここではレヴォーグとクロストレックの室内空間を比較します。両車種のサイズは下記の通りです。
レヴォーグ室内長1,900mm×室内幅1,515mm×室内高1,205mmクロストレック室内長1,930mm×室内幅1,505mm×室内高1,200mmボディサイズ同様に室内空間においてもほとんど同じといえるでしょう。
なお、室内空間においては実際に現物の確認がおすすめです。数値だけで見ているとわからない高さや幅について体感できます。
車選びにおいて失敗するポイントに「思ったよりも後部座席が狭かった」「足元が狭くて窮屈だった」といったものが挙げられます。購入前に試乗し、ミスマッチがないか確かめておきましょう。
燃費性能の比較
ここではレヴォーグとクロストレックの燃費性能を比較します。
レヴォーグのグレード
ガソリン車WLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モード1.8Lモデル
SmartEditionEX(AWD)13.5km/L9.9km/L14.3km/L15.4km/L1.8Lモデル
GT-HEX(AWD)13.5km/L9.9km/L14.3km/L15.4km/L1.8Lモデル
STISportEX(AWD)13.5km/L9.9km/L14.3km/L15.4km/L1.8Lモデル
STISportEXBlackInteriorSelection(AWD)13.5km/L9.9km/L14.3km/L15.4km/L2.4Lモデル
STISport R EX(AWD)11.0km/L7.4km/L11.6km/L13.3km/L2.4Lモデル
STISport R EXBlackInteriorSelection(AWD)11.0km/L7.4km/L11.6km/L13.3km/LクロストレックのグレードWLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モードTouring(FWD)16.4km/L13.6km/L16.6km/L17.9km/LLimited(FWD)16.4km/L13.6km/L16.6km/L17.9km/LTouring(AWD)15.8km/L12.9km/L16.0km/L17.3km/LLimited(AWD)15.8km/L12.9km/L16.0km/L17.3km/L燃費性能で比較するとクロストレックに軍配が上がります。しかし、近年車の燃費が平均して20km/Lを超えていることを鑑みると、決して良い燃費とは言えないかもしれません。
クロストレックもレヴォーグも走破性の良さに強みがあります。そのため、燃費性能よりもスポーティな走りや力強い走りを求める方に適しているでしょう。
なお、レヴォーグは全輪駆動車のみ、クロストレックは全輪駆動車と前輪駆動車の扱いがあります。雪道やオフロード走行が多い方はクロストレックの全輪駆動車(AWD)がおすすめです。
動力性能の比較
ここではレヴォーグとクロストレックの動力性能を比較します。両車種のスペックは下記の通りです。
レヴォーグのグレードエンジン種類総排気量最大出力ガソリン車1.8Lモデル水平対向4気筒1.795L130kW(177PS)/5,200~5,600r.p.mガソリン車2.4Lモデル水平対向4気筒2.387L202kW(275PS)/5,600r.p.mクロストレックのグレードエンジン種類総排気量最大出力ハイブリッド車全グレード水平対向4気筒1.995L107kW(145PS)/6,000r.p.mレヴォーグはガソリン車、クロストレックは走りにおもきをおいた「e-BOXER」を搭載するハイブリッドモデルです。
一般的に燃費を重視したハイブリッド車は、エンジンを効率的に使えるシーンで利用し、不足する分をハイブリッドのモーターで補っています。
しかし、「e-BOXER」においては求められるトルクに対してエンジンで不足する分をモーターがアシストするといった仕組みになっています。そのため、燃費性能重視の車に燃費の高さは劣るものの、力強い走りを期待できるでしょう。
タイヤサイズの比較
ここではレヴォーグとクロストレックのタイヤサイズを比較します。両車種の純正タイヤは下記の通りです。
レヴォーグ225/45R18クロストレック225/60R17(Touring)
225/55R18(Limited)レヴォーグは18インチ、クロストレックはグレードによって17インチもしくは18インチを選択します。
タイヤはサイズアップすると購入価格が高くなる点に注意しましょう。タイヤのブランドにより大きく異なりますが、数千円から数万円と差が出てきます。
しかし、タイヤサイズが大きくなるとダイナミックな印象や安定感につながります。そのため、タイヤ選びは自分が重視したいポイントに合わせて選択しましょう。
安全装備の比較
ここではレヴォーグとクロストレックの安全性能を比較します。
いずれもスバルの車種であることから安全装備においては共通する部分が多く見られます。
安全性能の目玉となるポイントは「アイサイト」で、下記4つのサポートが特徴的です。
・ぶつからないをサポート
・見やすさをサポート
・衝突に備えるサポート
・事故や故障時に備えるサポート
具体的な機能としては、プリクラッシュブレーキや車線逸脱抑制、デジタルマルチビューモニターなどが挙げられます。また、ボディにおいては衝突エネルギーを吸収する「スバルグローバルプラットフォーム」が特徴的です。
万が一に備え車そのものの構造と安全性能と様々な観点から最新技術を導入されていることが伺えます。
ラゲッジスペースの比較
ここではレヴォーグとクロストレックのラゲッジスペースを比較します。両車種のサイズは下記の通りです。
レヴォーグ奥行1,070mm×幅1,120mm×高さ771mm
荷室容量:約561L(定員乗車時)クロストレック奥行814mm×幅1,090mm×高さ708mm
荷室容量:約315Lラゲッジスペースで比較するとレヴォーグに軍配が上がります。奥行きと高さともに十分に確保できているでしょう。
ただし、ラゲッジスペースにおいても現地で実物の確認がおすすめです。シートアレンジを試し、自分が乗せたい荷物がしっかり乗せられるかをチェックしてから購入に進みましょう。
おすすめグレードの選び方
ここからはレヴォーグとクロストレックについて「価格」「走り」「装備」3つの観点からおすすめグレードを紹介します。
車選びは人により重視するポイントが様々です。「気になる車種だけれど価格を抑えて購入したい」「スポーティーな走りを求めている」など自分が大切にしたい車選びのポイントを意識して選んでいきましょう。
価格重視
価格重視で車選びを行うのであればレヴォーグは「Smart Edition EX」(AWD)グレードがおすすめです。購入価格は新車で価格は3,630,000円(税込)です。
一方、クロストレックであれば「Touring(FWD)」グレードがおすすめです。新車の購入価格は2,662,000円(税込)と、レヴォーグと比較して抑えられています。
いずれの車種もエントリーグレードではあるものの、日常使いにおいては問題なく走行できるでしょう。
なお、中古車を選ぶ場合は年式や走行距離、修復歴など様々なポイントに注目しましょう。比較的状態が良い車で価格が安い場合「お買い得だ」と感じますが、修復歴があり、乗ってからすぐに修理が必要になる可能性も考えられます。
また、年式が古い場合も修理が必要になったり部品の交換が頻繁になったりとコストがかかる可能性もあります。
気になる車が見つかったら、販売店に問い合わせて車の状態を確認したり、実際に見に行ってエンジンをかけてみたりがおすすめです。価格はもちろんのこと、実際の状態を重視して購入を決定しましょう。
走り重視
走り重視で車を選ぶ場合、レヴォーグは2.4Lのモデルがおすすめです。レヴォーグはガソリン車の中で2.4Lと1.8Lの排気量を展開していますが、2.4Lモデルは力強い走行が叶うFA24型を搭載しており、毎日の走りで満足できるでしょう。
クロストレックにおいては走行性能で大きな違いが見られません。燃費性能を意識する場合はFWD、力強い走りを意識する場合はAWDとの違いを検討しましょう。
クロストレックにおいては走行性能だけでなく、価格や装備など他のポイントを意識した車選びがおすすめです。
装備重視
装備重視で車選びを行うならレヴォーグは「STI Sport R EX」グレードがおすすめです。このモデル専用の装備が充実しており、特別感を感じられます。専用のアルミホイールや本革巻きステアリングホイール、本革巻きシフトレバーなどが乗るたびにドライバーの心を満たします。
クロストレックは上級グレードである「Limited」グレードがおすすめです。クロストレックはグレードが上がると走行性能だけでなくインテリアに違いが出てきます。具体的には、11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイやシートポジションメモリー機能などがあげられます。
また、アウトドアに嬉しいサンルーフの搭載もこちらのグレードのみです。サンルーフは走行中室内空間を明るく見せる効果があるため、旅行や長距離のお出かけが多い方におすすめの選択肢です。
※本記事は、2024年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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みんなのコメント
レイバックとクロストレックなどならまだしも、レヴォーグとクロストレックをなぜ比較しようと思ったのでしょう?
私は安定していて、運転が楽な4WDのステーションワゴンを求めてスバルへ。担当セールスマンから新しく発売されたレイバックを勧められもしたけど、揺らぐことなくレヴォーグを選択。
燃費?前の車はハイオクで燃費も10km/L程度。レヴォーグ(VN5)はレギュラー仕様だし前よりも良くなってるから何の問題もない。