現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型フォレスターが北米シカゴショーで登場! スバル初の「ストロングハイブリッド」搭載で日本では2024年秋にも発表へ!?

ここから本文です

新型フォレスターが北米シカゴショーで登場! スバル初の「ストロングハイブリッド」搭載で日本では2024年秋にも発表へ!?

掲載 21
新型フォレスターが北米シカゴショーで登場! スバル初の「ストロングハイブリッド」搭載で日本では2024年秋にも発表へ!?

 スバルオブアメリカは2024年2月開催のシカゴショーで新型フォレスターの実車を公開した。北米では同年春から発売開始されるが、気になる日本仕様について予想してみた。

文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/スバル、ベストカーWeb編集部

新型フォレスターが北米シカゴショーで登場! スバル初の「ストロングハイブリッド」搭載で日本では2024年秋にも発表へ!?

■現行型はすでにデビューから6年目を迎えるが……

北米ではすでに2023年11月に発表されている新型フォレスター。その実車が2024年2月のシカゴショーで公開された

 すでに2023年11月に北米でその姿を公開した新型フォレスター。日本では依然として現行5代目フォレスターが販売を継続しているが、そろそろ日本でも新型の販売がいつから始まるのか、気になってくるところだ。

 そもそも現行型フォレスターが登場したのは2018年6月。先代インプレッサから搭載が始まった新世代シャシーのスバルグローバルプラットフォームを採用し、当初は水平対向2.5LDOHCのみだったが、その後は2Lマイルドハイブリッドのe-BOXER、1.8L直噴ターボを追加している。

現行型5代目フォレスター。2018年6月の登場から間もなく6年目を迎えることになる

 現行型フォレスターのボディサイズは全長4625×全幅1815×全高1715~1730mm、ホイールベース2670mmで最低地上高は220mmを確保している。そのラゲッジ容量は509~520L(VDA法)とボディサイズを考えた場合、レガシィアウトバックやレヴォーグ、レヴォーグレイバックの561Lと比較してやや見劣りする。

現行型フォレスターのラゲッジ容量は509~520Lとレガシィアウトバックやレヴォーグレイバックの561Lよりも少ない

 それに加え、レヴォーグとレヴォーグレイバック、WRX S4にインプレッサ、そしてクロストレックとレガシィアウトバックと主力モデルのシャシーは、スバルグローバルプラットフォームにフルインナーフレーム構造をプラスした「第2世代」となっている。

 つまり、スバルの主力モデルでは唯一、旧世代のシャシーのままなのがフォレスターというワケだ。

[articlelink]

■ついにSGP+フルインナーフレーム構造採用へ!

北米仕様新型フォレスターのボディサイズは現行型から若干アップとなる全長4655×全幅1828×全高1730mm、ホイールベース2670mmで最低地上高は221mm

 6代目となる新型フォレスターではプラットフォームがいよいよフルインナーフレーム構造のものとなり、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性向上で、動的質感が大幅に向上しているという。

 その北米仕様のボディサイズは現行型から若干アップとなる全長4655×全幅1828×全高1730mm、ホイールベース2670mmで最低地上高は221mmとやや上げてきた。全長が30mm、全幅が13mmアップしており、ラゲッジ容量も若干向上させているのは間違いない。

新型フォレスターのコックピット。センターにはレヴォーグから採用が始まった11.6インチディスプレイを採用。さらに2ピニオン電動パワステも採用される

 また、レヴォーグなど上級モデルのほか、クロストレックやインプレッサにも拡大採用されている上質な2ピニオン電動パワーステアリングも採用され、応答遅れのないリニアなステアリングフィールを実現しているという。

 また、アクティブトルクスプリットAWDの制御も刷新された。軸重に合わせて駆動力を常に最適配分することで、操舵初期の高い応答性とライントレース性を実現。安心感のある走りとハンドリングの気持ちよさを両立したという。

■CAFE対策となるスバル初のストロングハイブリッド搭載か?

新型フォレスターの北米仕様は水平対向4気筒2.5LDOHCを搭載するが、いよいよ日本では初のストロングハイブリッドを採用か?

 2023年11月のLAショーで発表された北米モデルが搭載するエンジンは2.5Lの水平対向4気筒DOHC。そのスペックは最高出力180ps/最大トルク24.6kgmだが、日本仕様にこのエンジンが採用される可能性は低いだろう。

 そうなると期待されるパワートレーンは、スバル初となるストロングハイブリッドだ。詳細は現在のところ不明だが、スバルが出遅れているCAFE(企業平均燃費)対策としてもその切り札的存在になる。

 ただし、そうなると価格の上昇は避けられないだろう。現行モデルが2Lマイルドハイブリッドと1.8Lターボの2本立てで価格は306万9000~374万円なのに対し、新型がもしストロングハイブリッドを採用すれば車両本体価格が400万円超えとなるであろうことは想像に難くない。

新型フォレスターはアクティブトルクスプリットAWDの制御も刷新されており、走りの実力をさらに向上させている

 ちなみに新型フォレスターは先進安全装備も進化。アイサイトはクロストレックやインプレッサ同様、広角の単眼カメラを採用した最新版に進化。プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションが拡大され、歴代アイサイト最高の性能を実現している。

 また、ドライバー異常時対応システムも採用し、車線中央維持制御・先行車追従操舵制御作動中に、ドライバーが長時間ステアリング操作を行わなかった場合、車両を停止させる制御を行う。

現行型よりも若干、ラゲッジ容量を向上させている可能性は高い

 フロントフェイスに新たな造形のグリルを採用したことで新鮮な印象を与える新型フォレスター。その日本発表は2024年秋か!? 楽しみにして待ちたい。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
motorsport.com 日本版
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
くるまのニュース
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
バイクのニュース
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
@DIME
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
motorsport.com 日本版
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
レスポンス
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
motorsport.com 日本版
スバル新型「S210」登場! 計算された“300馬力”の意図は? めちゃ速いのに室内が超快適なワケとは? 「“スゴい”スポーツセダン」についてSTI本部長に聞いてみた!
スバル新型「S210」登場! 計算された“300馬力”の意図は? めちゃ速いのに室内が超快適なワケとは? 「“スゴい”スポーツセダン」についてSTI本部長に聞いてみた!
くるまのニュース
 今や“シールドあり”が主流!? 「オフロードヘルメット」とは?
今や“シールドあり”が主流!? 「オフロードヘルメット」とは?
バイクのニュース
タナク、2.5秒差の3番手から虎視眈々「明日を楽しみにしている」/WRCスウェーデン デイ2コメント
タナク、2.5秒差の3番手から虎視眈々「明日を楽しみにしている」/WRCスウェーデン デイ2コメント
AUTOSPORT web
ランチア「ストラトス」やアウディ「クワトロ」など貴重なラリーカーが富士を逆走!「トヨタ7」のエンジンにも火が入りました
ランチア「ストラトス」やアウディ「クワトロ」など貴重なラリーカーが富士を逆走!「トヨタ7」のエンジンにも火が入りました
Auto Messe Web
Genbの『ハイエース』用ブレーキパッドが進化、同乗者や積載物にも優しい自然なフィーリング実現
Genbの『ハイエース』用ブレーキパッドが進化、同乗者や積載物にも優しい自然なフィーリング実現
レスポンス
神童アントネッリ……実は普通の18歳。好物は和牛!? 「鈴鹿を走るのは楽しみだけど、東京とか日本の色々な所に行ってみたい!」
神童アントネッリ……実は普通の18歳。好物は和牛!? 「鈴鹿を走るのは楽しみだけど、東京とか日本の色々な所に行ってみたい!」
motorsport.com 日本版
インテグラなのにおっさんセダン! マークXなのにFF!! 名前は「名車」中身は「迷車」なクルマ4選 
インテグラなのにおっさんセダン! マークXなのにFF!! 名前は「名車」中身は「迷車」なクルマ4選 
WEB CARTOP
路面電車にも「スピード違反」はあるのか 最高速度制限の法律と運用どうなっている?
路面電車にも「スピード違反」はあるのか 最高速度制限の法律と運用どうなっている?
乗りものニュース
わずか全長4m! マツダ「ベリーサ」に反響多数!「まさに小さな高級車」「エンジンが良く回って楽しい!」 コンパクトカーに“豪華内装”実現した「プレミアムハッチ」は今注目の1台!
わずか全長4m! マツダ「ベリーサ」に反響多数!「まさに小さな高級車」「エンジンが良く回って楽しい!」 コンパクトカーに“豪華内装”実現した「プレミアムハッチ」は今注目の1台!
くるまのニュース
死亡リスク大!! 楽しいバイクライフに潜む事故の原因とは?
死亡リスク大!! 楽しいバイクライフに潜む事故の原因とは?
バイクのニュース
F1日本GPアンバサダー、市川團十郎親子が鈴鹿サーキットに見参! レースの世界を満喫……スポーツ走行のエンジン音にも興奮「すごい緊張感」
F1日本GPアンバサダー、市川團十郎親子が鈴鹿サーキットに見参! レースの世界を満喫……スポーツ走行のエンジン音にも興奮「すごい緊張感」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

21件
  • bay********
    エクステリアデザインはアメ車だね
    でもこれはこれでイイ
  • k_t********
    フォレスターが新型で持続するのはよろしく思う。
    が、個人的にレガシィ復活を望む。
    何となく、最近のスバル車には大人の渋さ感のある車が無いような。
    まあ若者は車離れが進んでいるし、高い価格の車は売れないでしょうが。
    ちょっとレヴォーグ系は名前か見た目が微妙なのか、イマイチ感が。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

346.5390.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.9428.0万円

中古車を検索
フォレスターの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

346.5390.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.9428.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村