キャンパーたちのアウトドア系愛車スナップ #13 【ルノー カングー】

アウトドア・キャンプ・車中泊 [2024.06.02 UP]


キャンパーたちのアウトドア系愛車スナップ #13 【ルノー カングー】

季節は初夏に突入し活況を呈するキャンプシーンだけど、切っても切れない関係にあるのが車の存在。時には移動の足であり、時には寝床であり、時には倉庫であり…。実はキャンプは、車の持つ様々な機能が一度に発揮されるシーンだったりする。

今回、4月に富士山の麓のキャンプ場「ふもとっぱら」にて開催されたキャンプフェス「GO OUT JAMBOREE 2024」にお邪魔して、おしゃれキャンパーたちの愛車をスナップ！ シーズン幕開け早々に集ったアウトドア好きたちの愛車を拝見した。
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【ルノー カングー】カングーの魅力を最大限引き出した遊び心あふれる1台

オーナー：た～さん
愛車：ルノー カングー エヴァジオン（2019年モデル）
遊び心満点のカスタムで一際目立っていたこちらは、た～さんの愛車である2019年式ルノー カングーの限定車エヴァジオン。乗り換えはカングーと決めていたそうで「これは100台限定のカラーなんですけど、見事に抽選に当たりまして、理想的な1台が手に入りました」と笑顔で語ってくれた。カングー2のフェイズ1用のものを加工して取り付けたというバンパーガードに、ハイラックス用のラダー、ルーフキャリアも取り付けたアウトドア仕様は、深いグリーンのボディとの相性もよく、ミニマルで個性的なた～さんのキャンプスタイルにもぴったりとハマっていた。


流木やウッドファニチャー、ビンテージギアをミックスした独自の世界観がおしゃれなた～さんのキャンプサイト。カングーの荷室を利用することでコンパクトにまとまったサイト作りはキャンプ上級者らしい
見るからにこだわりの詰まったこちらのカングーだが、中でも注目すべきはリアのアレンジ。カングーの特徴である観音開きのダブルバックドアを開くと、ウッドシェルフが出現！ 2段にしたウッドのトノボードに調理道具をはじめ細々としたキャンプギアを並べることで、キャンプの効率を向上させている。


ウッドのトノボードを2段に、前後ずらして配置することで細々したキッチンツールも見つけやすく使いやすい。カングーの利点を最大限に活用したキャンパーらしいグッドアイデアだ
これなら道具の出し入れや就寝前の片付けも楽に行えるうえ、ドアを閉めれば盗難防止にもなり、しかも見せる収納でおしゃれなスタイルを実現できるという上級アレンジで、カングーの使い勝手の良さや遊び心をフルに引き出していた。

見事に愛車とキャンプサイトの融合を見せるた～さんのスタイルは、カングーの使い方のお手本としたい。


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写真と文／榎本剛