今年4月に幕張メッセで開催されたオートモビルカウンシルというヴィンテージカーのイベントにて異質な存在感を放っていた製品を発見。
会場入りしようとエレベーターに乗った途端、目に突き刺さる違和感。
【日本人だったら一度は乗ってみたい!】世界を変えた誇るべき日本車6選!
なんじゃありゃ…!!!
気づけば近寄り説明員の方に「なんですかコレは?」と切り出していた。
※本稿は2019年5月のものです
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年6月10日号
■愛車をベストコンディションで保管!
この不思議な商品の正体は、株式会社ヤナセオートシステムズが販売を手がけるその名も「カーカプセル」。
入れられていたのは貴重な1952年製フォルクスワーゲンタイプ1(ビートル)だった
ブースの説明員曰く、「愛車を保護するためのカプセルで、ホコリや塵などが空気の循環で溜まらないんです。セッティングも意外とかんたんなんですよ」とのこと。
ナンバーを外したけど、コレクションしておきたいクルマがある、という人にはピッタリといえるかもしれない。
この製品の主な特徴は、
(1)独自の空気循環システム…カプセル内の空気を定期的に循環させ、温度を一定に保ちながらクルマの凝縮した水分を除去する。
(2)強い保護性能…ビニールカバーの耐久性が高く、何かが飛んできたり落ちてきたりといったトラブルからクルマを保護できる。
(3)耐汚染性…ベースマットは耐カビ、耐スリ傷、耐燃焼性素材。
(4)省エネ設計…空気循環にAC12V電源を使用し、屋内用は電気代が月約500円、屋外用が月約900円。
といった点。クルマを保管するにはとても便利そうだ。
■取り付け方はこんな感じ
(1)カバーを巻き取り、ベースマットにクルマを置く。なるべく中央に置きたいところである
(2)カバー部分をクルマに被せ、ジッパーを閉める。画像は2人で作業しているが、ひとりでもできそうだ
(3)電源を入れたらカバーが膨らむ。ファンに防塵フィルターを取り付けたら完了!
■クラシックカー愛好家やプレミアムカーオーナーのニーズに応え アメリカで設計
製品ラインナップだが、カーカプセル屋内用(10サイズ)、カーカプセル屋外用(7サイズ)、ショーケース屋内用(5サイズ)のほか、バイク用にバイクカプセル屋内用(2サイズ)、バイクショーケース屋内用(2サイズ)、バイクカプセル屋外用(1サイズ)となっている。
※改定後の価格(2019年6月17日現在)。すべて税別です
カーカプセル屋内用とショーケース屋内用には、空気循環ファンのバックアップ電源と車両のバッテリー性能を維持するインテリチャージというバッテリーがついており安心。
こちらの屋外用は中が見えない。安心!!
価格は約10万円からだが、クルマの価値が保たれるどころか、上がる可能性もあると考えると安い買い物か?
編集担当的には、まずは大きなガレージがある一軒家を買わなければならず、この製品を買うスタートラインにすら立てていないわけだが……(泣)。
ショーケース屋内用のほうが作りが豪華だが、その分値段も豪華だぞ!
【最新情報(2019/06/17 現在)】 現在ホームページには製品情報が掲載されていない。直接問い合わせてみたところ、価格改定などの理由によりラインナップから一旦取り下げている状況とのこと(本稿途中で掲出している価格表は改定後の最新のもの)。気になる方はヤナセクラシックカーセンターのホームページから問い合わせてみてほしい(クリック・タップすると、問い合わせフォームのページにジャンプします)。
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