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ホンダ「N-BOX」超豪華仕様は200万円では済まない!? 定番オプション全部盛りの金額は

掲載 更新 38
ホンダ「N-BOX」超豪華仕様は200万円では済まない!? 定番オプション全部盛りの金額は

■200万円超えじゃ済まされない!? 超豪華なN-BOXとは?

 ホンダの軽自動車「N-BOX」は、2017年から2019年にかけて3年連続で日本一売れた乗用車となったクルマです。軽乗用車の販売台数ランキングにおいては2013年に1度、そして2015年から5年連続と計6度の日本一に輝いていて、その人気は揺るぎ無いものとなっています。

【画像】これがN-BOXの最上級グレード! 200万円超えモデルを画像で見る(17枚)

 普通車さえ圧倒する人気を誇るN-BOXですが、近年の軽自動車の価格向上に伴い、車両価格も決して安くありません。最上級となるグレードに、一般的によく装着されるオプションを一通り装備した仕様では、果たしていくらになるのでしょうか。

 N-BOXのタイプ設定には、標準モデルとエアロ仕様の「N-BOXカスタム」のふたつがありますが、それぞれの価格(スロープ仕様車のみ消費税非課税、その他は消費税込。以下同様)は標準モデルが141万1300円から201万6600円、N-BOXカスタムは174万6800円から212万9600円です。

 エアロパーツが装着される分、N-BOXカスタムの価格は高めですが、今回はN-BOXの最上級仕様で検証をおこなうので、全グレードのなかで最高額となる212万9600円の「N-BOXカスタム G・EX ターボ Honda SENSING」の4WD仕様(以下、N-BOXカスタム G・EX ターボ)をベースに、オプション装備を追加していきます。

 オプション装備にはメーカーオプションとディーラーオプションの2種類がありますが、まずメーカーオプションから見ていくと、N-BOXカスタム G・EX ターボには一通りの装備が既に備わっており、追加で装備できるメーカーオプションは無いという結論になります。

 N-BOXは予防安全装備「ホンダセンシング」が全車標準装着となるなど、どのグレードでも総じて装備が充実していることが特徴です。

 しかし、細かい部分を見ると、自然吸気仕様では右側がメーカーオプションとなっているパワースライドドアが、ターボ仕様では左右両側が標準でパワースライドドアとなるなど、最上級グレードらしい装備の充実ぶりといえます。

 唯一例外といえるオプションは、ボディカラーの有償色です。ボディカラーは工場からの出荷後は変更できないので、実質的なメーカーオプションにあたります。

 N-BOXには、単色で有償となる「プラチナホワイトパール」などのオプションカラーのほかに、2トーンのオプションカラーがあります。今回は2トーンカラーでもっとも高価なカラーのひとつ「プラチナホワイト・パール&ブラック」(8万2500円)を選択します。

 次は、ディーラーオプションです。まず、利用率が9割以上となっているETCは、新車購入時に装着する人も多いようです。N-BOXには、全車にETC車載器が標準装備されているのですが、渋滞の迂回ルートや安全運転サポート、災害時の誘導などをおこなうETC2.0車載器ではありません。

 発話型のETC2.0車載器を装着すると、3万3000円(装着アタッチメント込、工賃別)となります。

 次に、カーナビゲーションを見ます。スマホのナビアプリの知名度があがっていますが、据え置き型の車載カーナビゲーションの市場規模は縮小していないといわれており、いまなお定番といえるオプションパーツのひとつです。

 ホンダ公式ウェブサイトのN-BOXを扱うページでも、ホンダ純正ナビゲーションが紹介されていますが、このなかで最上級仕様のナビゲーションは、ドライブレコーダーもあわせて装着される「ナビ/ドライブレコーダーあんしんパッケージ ナビスペ装着車用」(装着アタッチメント込で26万6200円)です。

※ ※ ※

 ここまで挙げてきたオプション品に加え、ディーラーオプションとして定番のフロアカーペットマット(スタンダード・ブラックタイプで1万7600円)を加えると、装着したオプションの一覧は次のようになります。

●メーカーオプション

・プラチナホワイト・パール&ブラック(8万2500円)

●ディーラーオプション(装着工賃別)

・ナビ/ドライブレコーダーあんしんパッケージ ナビスペ装備車用(装着アタッチメント込で26万6200円)

・発話型ETC2.0車載器 GPS付/アンテナ分離型/ETCカード有効期限切れ案内付(装着アタッチメント込で3万3000円)

・フロアカーペットマット スタンダード・ブラック(1万7600円)

 最終的なN-BOXの金額は、最上級グレードの価格(212万9600円)にオプション品の総額(39万9300円)をあわせた252万8900円となりました。

 近年の軽自動車は基本性能や装備の充実度が向上していることから、オプション装着前の段階から200万円を超えており、カーナビゲーションをはじめとした各種装備を装着すれば250万円を超える値段でも不思議ではないといえます。

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みんなのコメント

38件
  • 軽自動車は利益があまり取れないから、
    その分オプションで儲けようって考えなんでしょうね。
    特にナビは高過ぎる
  • 軽自動車の維持費が安いのは分かるが、軽枠の中でいくら頑張っても、その不満点を突き詰めていくと「軽自動車だから」という理由になってしまう。背高軽自動車でターボがついてたら実用燃費はコンパクトカークラスに負ける事もあるし、タイヤの摩耗も早く、薄っぺらいから値段も高い。
    それでも周りが乗っているからと、薄っぺらい見栄を張ってお隣さんより値段の高い奴を選んでしまうのが日本人の悲しいところ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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