雨が混乱を呼んだF1開幕戦オーストラリアGP。フェラーリは雨が降り出した際にスリックタイヤでコース上にとどまり続ける選択をしたが、チーム代表のフレデリック・バスールはこの判断が誤りだったことを認めた。
フェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンは57周のレースの大半で5番手と8番手を走行していた。ウェットからドライへと路面が変わる中で、セーフティーカー出動を機にスリックタイヤに履き替えていた。
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ただ42周目頃から再び雨が降り始め、ルクレールは翌周のターン11でレーシングブルズの角田裕毅にオーバーテイクを許すと、44周目にはスピン……ハミルトンにも交わされ、大きく順位を落とした。
その直後には1-2体制でレースをリードしていたマクラーレン勢も最終セクションでコースオフ。インターミディエイトタイヤへ交換するため、ピットへと飛び込んでいった。
多くのドライバーがこれに続いたが、レッドブルのマックス・フェルスタッペンや角田、フェラーリ勢などはステイアウト。ただ、雨脚はさらに強まり、フェルスタッペンは46周目にたまらずピットインを選択した。
その中でもハミルトン、ルクレール、角田はスリックタイヤでさらに1周粘ったものの、コース上でのタイムロスは非常に大きく、ピットアウト後には8番手、9番手、10番手に転落した。
最終的にルクレールはハミルトンを抜き8位。そのハミルトンはさらにマクラーレンのオスカー・ピアストリにも交わされて10位フィニッシュとなった。同じ戦略を採った角田はポイント圏外の12位だった。
「結果はネガティブなモノで、このために来たわけじゃない」とCanal+にバスール代表は語り、ポールシッターのランド・ノリス(マクラーレン)からルクレールが0.659秒差で7番手、ハミルトンが0.877秒差の8番手に終わった予選から、次のように振り返った。
「まず予選では全てを上手くまとめ上げることができなかったが、我々のペースは実際の結果よりも良かった」
「今回の戦略は簡単ではなかった。結局のところ、我々は間違った判断を下してしまったのだ。それは甘んじて受け入れよう。我々はマックスのように、雨が降り出してもスリックタイヤで乗り切ろうとしていた。間違っていたが、雨はそう長くは降らないと考えていたからね」
「もしこれが上手くいっていたら、それは素晴らしいことだったが、そうはならなかった! それでチェックメイト。我々の負けだ」
「誰かのせいにするのではなく、我々の意思決定システムで何が間違っていたのかを理解しなければならない。ギャンブルは良かったが、マックスのようにもう1周早くピットインするべきだった」
開幕戦を終え、フェラーリはコンストラクターズ7番手。オーストラリアGPではウイリアムズやアストンマーティン、ザウバーがより多くのポイントを獲得した。
「まだ23レース残っているし、前を向いていかなければならない」とバスール代表は言う。
「予選想定やロングランなど、初日にペースを示すことができたのは良かった。シーズン中に積み上げていくために必要なのはそれで、レース終盤の戦略決定が適切ではなかったということじゃない」
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