現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 令和で輝く90年代! 時が経っていい味がでてきたクルマ5選

ここから本文です

令和で輝く90年代! 時が経っていい味がでてきたクルマ5選

掲載 更新
令和で輝く90年代! 時が経っていい味がでてきたクルマ5選

中古車相場上昇前に底値で手に入れたい

 クルマも女房も若い年式の方がいいものですが、ある程度の年季が入ったタイプに惹かれるという方もいらっしゃるでしょう。ピチピチな20代よりも40代、クルマで言えば電子制御満載の現行型ではなくて型落ちや絶版車といった感じ。

クルマ好きのオッサンは必ず知ってる「懐かしのアイテム5選」

 ちょっと前までは古臭くて安っぽいイメージだったものの、これからの時代から見ると「いい感じでオシャレ」に映るクルマ。旧車でもなくて新しくもない、現代になってようやく味が出てきたセミクラシックな90年代国産車を選ばせていただきました。

ミニバン代表・初代エスティマ(トヨタ)

 1989年の第28回東京モーターショーにコンセプトモデルを出展。未来的な流線型のフォルムは大きな注目を集めました。スクエアなヘッドライトと直線基調のフロントグリルで、今どきのミニバンにありがちなオラオラ系ではなく、凛としたフェイスが新鮮ですよね。

 また、ドレスアップベースでも大活躍。当時はエアロパーツを装着したグレード「アエラス」が人気でしたが、今となってはイマイチなデザインなので却下。個人的には標準ボディを推したいところです。イジるならば、スチール製のルーフキャリアと鉄チンの社外ホイールを組み合わせて「あえての古臭さ」を醸し出すといいかもしれませんよ。(中古車相場:30万~80万円)

セダン代表・初代プリメーラ(日産)

 欧州の名車に匹敵する走りの性能と、快適性を実現するというコンセプトで開発。80年代後半に日産が行なっていた901活動(1990年代までに技術の世界一を目指す)によって、高いコストをかけて1990年に発売されました。そんな初代プリメーラ(P10型)は、フロントのサスペンションにはFF車では珍しいマルチリンク式を採用。ルックス然り、欧州車っぽいハンドリングは高い評価を得ました。

 そして当時はツーリングカーレースが盛んな時期でもあり、イギリスのBTCCや日本のJTCCといったレースでも大活躍(当時参戦したトヨタ・コロナもカッコよし)。そんな古き良きをオマージュしたカスタマイズも楽しそうですね。なお、FFセダンのなかでは最高の名車を楽しむには、SR20DE型エンジンを搭載する上級グレードがオススメ。もちろん5速マニュアルで乗ってください。(中古車相場:30万~50万円)

スポーツカー代表・CR-Xデルソル(ホンダ)

 90年代といえば、国産スポーツカーの全盛期。日産スカイライン(GT-R)やトヨタ・スープラ、三菱GTO、ホンダNSX、マツダRX-7から日産シルビア、トヨタ・セリカ、マツダ・ロードスターやホンダ・シビックといったライトウェイトまで、我々のハートを熱くさせるクルマが数多くあったものです。しかし、いまや90’sスポーツカーは新車価格を超える車種もあるほど、中古車価格は高騰。なかなか簡単に手に入るクルマは少なくなりました。

 というわけで、選ばせていただいたのは手頃な価格で手に入る1992年に登場した3代目CR-X”デルソル”。それまでの硬派だった面影は影を潜め、ハッチバックから電動ルーフを持つオープンモデルへ。ホンダは新しいスポーツカーとして提案したものの、売れ行きはイマイチ。とはいえ、エンジンは当時のテンロク(1.6リッター)最強だったB16A型。車重も1トン余りだったため、走りは軽快なうえ爽快感まで味わえるという、相反する要素を両立したモデルでした。 デルソルならば、このようなバブル期の名残が堪能できるのです。(中古車相場:40万~80万円)

クーペ代表・アルシオーネSVX(スバル)

 90年代には美しいスペシャリティクーペは数多く存在していました。なかでもマツダのユーノスコスモやホンダのレジェンド・クーペも捨てがたい存在なのですが、イチ推しは1991年発表のスバル・アルシオーネSVXとさせていただきます。

 スバル史上、最も美しいクルマとも言われるデザインはジョルジェット・ジウジアーロが担当。ラウンドキャノピーというフロントからリアまで繋がるガラスによって、まるで戦闘機のコクピットのような雰囲気を持っていました。エンジンは新開発の自然吸気3.3リッター水平対向6気筒を搭載。駆動方式は、フロント35%:リア65%という駆動配分を基本に、走行状況に応じてその配分を変化させるVTD-4WDシステムを採用していました。

 このようにスバルのフラッグシップとして送り出されたアルシオーネSVXでしたが、販売面では大苦戦。わずか一代限りでしたが、その美しいフォルムはさらに魅力的なものになっていくでしょう。これはオリジナル(ノーマル)で乗りたいですね。(中古車相場:50万~200万円)

SUV代表・テラノ(日産)

 かつて日産が販売したテラノはわずか2代で幕を閉じたSUV。なかでもダットサン・トラックをベースにした1986年に登場した初代テラノは、頑丈なセパレートフレームと2段式の副変速機を持つパートタイム4WD機構を備えた本格派オフローダーでした。エンジンは2.7リッター直4ディーゼルターボにくわえ、3リッターV6ガソリンエンジンを設定。乗用車ライクな運転も可能で、ダカールラリーといったレースでも大活躍しました。

 また、ライバルだったハイラックスサーフやパジェロとは異なる質実剛健なフォルムは、今後はさらに好感度が上がるでしょう。いまのSUVにはないゴツゴツ感と言いましょうか、古臭さを通り越していい味が出てきており、令和の時代にますます光り輝くはずです。(中古車相場:80万~120万円)

レポート:ちんサブ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
THE EV TIMES
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
レスポンス
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
バイクブロス
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
motorsport.com 日本版
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
LE VOLANT CARSMEET WEB
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
くるまのニュース
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
VAGUE
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
バイクのニュース
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
LE VOLANT CARSMEET WEB
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
モーサイ
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
Webモーターマガジン
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
バイクブロス
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」  理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
くるまのニュース
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
レスポンス
ハミルトンFP2も首位、メルセデス好調も上位は接戦模様か。RB角田裕毅は10番手|F1ラスベガスGP
ハミルトンFP2も首位、メルセデス好調も上位は接戦模様か。RB角田裕毅は10番手|F1ラスベガスGP
motorsport.com 日本版
スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
AUTOSPORT web
まだまだ続きます 北近畿豊岡道の「有料トンネル」料金徴収期間を延長 背景に老朽化
まだまだ続きます 北近畿豊岡道の「有料トンネル」料金徴収期間を延長 背景に老朽化
乗りものニュース
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

333.3399.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

98.0448.0万円

中古車を検索
アルシオーネSVXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

333.3399.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

98.0448.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村