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ポルシェ、新型『パナメーラ』に異なる個性を持つ最高峰“ターボS E-ハイブリッド”と“GTS”を導入

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ポルシェ、新型『パナメーラ』に異なる個性を持つ最高峰“ターボS E-ハイブリッド”と“GTS”を導入

 ラグジュアリーサルーンセグメントを再定義し、大人が快適に移動できる室内空間にポルシェの運動特性をユニークな方法で融合させた『パナメーラ』に、最高出力575kW(782PS)と、最大トルク1000Nmの推進力を誇る“ターボS E-ハイブリッド”と、純粋なV8ツインターボガソリンを搭載したパフォーマンス重視のセットを持つ“GTS”が登場。この7月19日より予約受注が開始されている。

 今やシューティングブレーク形状のラゲッジを持つスポーツツーリスモなどをファミリーに加えるパナメーラだが、今回シリーズのラインアップでもそれぞれが異なる焦点を備えた、パワフルでスポーティな2種類のバージョンが追加された。

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 そのうち、もっともラグジュアリーかつパワフルな最速モデルとして、シリーズの最上位に位置づけられる“ターボS E-ハイブリッド”は、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)におけるエンジン搭載ハイブリッド・ラグジュアリーサルーンの公式最速ランキングの記録保持車(7分24秒172)となり、これまでに生産されたパナメーラのなかでもっともパワフルなモデルとなる。

 ツインスクロールからシングルスクロールのターボチャージャーへと変更された4リッターV8ツインターボは、これにより触媒コンバーターのウォームアップフェーズを短縮。最高1000℃の排ガス温度とそれに伴うクリーンな燃焼、および燃焼室内の平均ピーク圧力の140barへの向上により、とくに高ダイナミックレンジでの駆動効率が向上し、欧州におけるユーロ7の厳しい排ガス規制にも準拠している。

 また、根本的に再設計されたという8速のポルシェ・デュアルクラッチ・トランスミッション(PDK)により、高効率のエンジンと電動パワートレインの組み合わせによる圧倒的な駆動力を伝え、先代モデルに比べてシステム出力で75kW(102PS)上回る575kW(782PS)、システムトルクも150Nm上回る1000Nmという途方もない数値を路面に叩きつける。

 その結果、この“ターボS E-ハイブリッド”は静止状態から100km/hまで2.9秒で加速し、最高速度は325km/hに達するなど、先代比でそれぞれ0.5秒と25 km/hの性能向上を果たしている。

 それでいながら、総容量25.9kWhの高電圧バッテリーは先代のバッテリーよりも45%多くのエネルギーを蓄え、電動での航続距離は最大88km(WLTP EAER City/EU仕様)に。回生出力も88kWに増加し、完全電動モードでこれまで以上に効率的な走行が可能とされる。

■GTSは快適性を損なうことなくダイナミクス性能を追求
 そんなダイナミクス性能を支える脚元では、技術的にE-ハイブリッドドライブを搭載したパナメーラでのみ実現可能とされる“ポルシェアクティブライドサスペンション”が標準装備され、それぞれ400Vの高電圧システムと組み合わされショックアブソーバーが、伸び側または縮み側に力を積極的に生成する電動油圧ポンプの働きでボディの動きをほぼ完全に補正。ピッチやロールのオーバーコンペンセーションなどの革新的な機能の実現とともに、ホイールの荷重配分をグリップレベルに合わせて調整し、トラクションを最適化している。

 そのうえで、リヤアクスルステアリングやフロント直径440mm、リヤ直径380mmのブレーキディスクを備えたポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)などが、前275/35ZR21、後325/30ZR21のミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2のグリップを最大限に活用する。

 一方、かつては自然吸気(NA)最高峰のスポーティグレード的な位置付けだった“GTS”は、時代の潮流に合わせてより高効率な4リッターV8ツインターボを搭載し、この直噴ターボも先代を20PS上回る368kW(500PS)の最高出力を発生。標準装備されているスポーツエキゾーストシステムによりパワフルでエモーショナルなサウンドを生み出しつつ、静止状態から100km/hまで3.8秒で加速し、最高速度は302km/hに到達する。

 日常的な使いやすさに加えさらなるスポーツ性と最大限のドライビングプレジャーの提供を狙うGTSでは、とくにスポーティなチューニングが施されたデュアルチャンバー2バルブエアサスペンション(PASMを含む)を標準装備に。

 標準仕様より10mm低くなった車体と強化されたスタビライザーによって、さらにダイレクトなドライビング体験と低い基本スプリングレートを実現し、ホイール間のトルク配分を最適化する電子制御PTV Plusディファレンシャルロックにより、快適性を大きく損なうことなくダイナミクス性能が追求されている。

 ともに第3世代パナメーラの新機能でもあるポルシェドライバーエクスペリエンスコントロールコンセプトや、高解像度で特に遠くまで届くHDマトリックスLEDライト、Apple CarPlayなどの各種接続機能も備わり、価格はGTSが2267万円、同ターボS E-ハイブリッドが3325万円(ともに税込)となっている。

ポルシェコンタクト:0120-846-911
ポルシェジャパン公式サイト:http://www.porsche.com/japan/

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みんなのコメント

2件
  • 投資家のコメント
    良いなぁ、パナメーラ。実は私は911よりもパナメーラやカイエンの方が興味があります。パナメーラは見惚れてしまいますね。なんというエレガントさ&高級感。パナメーラにはロングとショートがありますが、ロングは運転手をつける事も想定しているのでしょうか?ロングの方がカッコ良いですな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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