Dynamics and Lightweighting Study “DLS”
ダイナミクス アンド ライトウェイティング スタディ “DLS”
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英国ビスター・ヘリテイジのファクトリーを本格稼働
アメリカのカリフォルニア州を拠点とし、クラシカルな空冷ポルシェの911ボディに最新のメカニズムを組み合わせた独自のモデルを製作する「シンガー・グループ(Singer Group)」は、ビスター・ヘリテイジ(Bicester Heritage)に、新たな英国本社ファクトリーを設立した。
3月24日、シンガー・グループの創立者であり、会長を務めるロブ・ディキンソンが、この英国本社で製造された最初の「ダイナミクス アンド ライトウェイティング スタディ(DLS)」仕様のシェイクダウンを行っている。
ビスター・ヘリテイジは、英国空軍基地として使用されていた敷地に様々なヒストリック専門会社がファクトリーを構えており、英国ヒストリックカーのメッカとして知られている。
「何て素晴らしい経験でしょう。シンガーの才能あふれるチームは、驚くべき成果を生み出しました。このクルマは、単純に言って並外れています。このクルマを我々に預けてくれたお客様には、心から感謝しています。私たちはお客様の期待に、素晴らしいマシンで応えることになるでしょう」と、ディキンソンは喜びを語った。
ウィリアムズの技術が投入されたヒストリック911
「DLS」は、著名なポルシェ・コレクターのスコット・ブラットナーの依頼で、2017年に英国のウィリアムズ・アドバンスト・エンジニアリングとの協力により開発。ポルシェ911(タイプ964)をベースに、リヤに搭載される4.0リッター水平対向6気筒ユニットは500psにまでチューンされた。
ヒストリックモデルにウィリアムズがF1で培ったテクノロジーを積極的に取り入れたことで、軽量かつハイパフォーマンスを誇る世界最高の“最新型”空冷ポルシェ911が完成。今回シェイクダウンが行われたブラックの911は「DLS」のコンセプトを採り入れて、ビスター・ヘリテイジでレストアされた。すでに作業の最終段階に入っており、今後数ヵ月以内にオーナーへと引き渡される予定だ。
新型コロナウイルス渦を経て成長を続けるシンガー
多くのヒストリックカーイベントが中止になったにも関わらず、シンガー・グループのレストアサービスに関する新規受注は過去12ヵ月間で最高を記録。新型コロナウイルス(COVID-19)によるロックダウン後、カリフォルニアとイギリスでの事業を再開し、社員の規模を米国と英国を合わせて120名から150名に拡大した。
シンガー・グループのマゼン・ファワツCEOは、英国本社の本格稼働スタートについて次のようにコメントした。
「2020年は、大西洋を挟んだ両側の国(アメリカとイギリス)でビジネスを行う我々のような企業にとって、これまでにない試練の1年になりました。その問題や課題のひとつひとつに我々は立ち向かってきました。私たちはパンデミック渦において感染対策をふまえたレストア作業を導入し、車両を完成させてオーナーに提供し続けています」
「様々な目標を達成し、最高の品質基準を維持するには、信じられないほどのチームワークが必要です。完成したクルマを見て、エキゾーストノートを聞いて、ドライブすること。それがどれほど特別なことかを感じることができます。あらためて、お客様ひとりひとりに感謝したいと思います。この厳しい状況下でも私たちを支え、励ましてくれました」
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みんなのコメント
ただただ羨ましいとゆーのだけはわかる。