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ほぼ新車な「“クラシック”ディフェンダー」がスゴイ! V8搭載&超豪華内装化も可能!? TWISTED JAPANの「ハイパフォーマンスモデル」とは

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ほぼ新車な「“クラシック”ディフェンダー」がスゴイ! V8搭載&超豪華内装化も可能!? TWISTED JAPANの「ハイパフォーマンスモデル」とは

■爆速のクラシックディフェンダー…実際どう?

 バリュエンスホールディングスのグループ会社である米自動車(よねじどうしゃ)は、日本国内に向けてランドローバー「ディフェンダー」をカスタマイズし販売する「TWISTED JAPAN」を展開しています。

【画像】超カッコイイ! 爆速の「“クラシック”ディフェンダー」を画像で見る(88枚)

 2024年3月15日にも日本での初公開を終えたばかりの同車ですが、早速早ければ2025年はじめにも、実際の納車がスタートするといいます。

 そんなTWISTED JAPANのディフェンダーを、サーキットで試す機会を得たので、レポートします。

 TWISTED JAPANは、イギリス・ヨークシャーのTwisted Group Limited (以下、TWISTED社)が実施する、比較的高年式のディフェンダー(初代モデル)に快適性、機能性、走破性を重視したカスタマイズを施し、最高の形とパフォーマンスを備えた状態に復元したモデルを、日本国内で販売しています。

 この復元モデルは、エンジンから、座席まであらゆるパーツをユーザーのニーズに合わせて変更可能な、オリジナルフルカスタマイズオーダーを受け付けています。

 いわゆるレストモッドとも言われるモデルですが、どこまで”復元”するのかを担当者に尋ねると「ほとんど車体を一度分解し、クルマを作り直すイメージ」と語ってくれました。

 実際ラダーフレームと車体をすべて分解してから再構成しているといい、ボディーカラーの塗り直しはもちろん、様々なプラスチックパーツもすべて金属製へ変更し、耐久性を高めています。

 座席も専用品に交換することが可能で、元々の2列5人乗り仕様だけでなく、3列7名乗りや、現在日本では座席としては認められない後部対面座のトゥループキャリア仕様も設定されています。

 さらにインテリアでは、ハンドルやダッシュパネル、ドアパネル、天張り、大型のサンルーフなども変更可能で、ベース車よりも、”香り”さえ異なる圧倒的に豪華な仕様とすることもできます。

 搭載するパワートレインは、日本では、最高出力457馬力・最大トルク670Nmを発揮する6.2リッターV型8気筒エンジン+8速AT(シボレー「コルベット」に搭載されるエンジンと同タイプ)と、最高出力307馬力・最大トルク460Nmを発揮する2.3リッター直列4気筒ターボエンジン(フォード「マスタング」などに搭載されるエコブーストエンジンと同タイプ)+6速ATの2種類から選べます。

 また、足回りも、専用チューニングを加えたビルシュタイン製のサスペンションに一新することも可能。ブレーキシステムも強化できます。

 この他にもシュノーケルインテークやルーフテントなど様々なオプションが存在し、変更可能箇所は多岐にわたり、ほとんど同一の車両はないと言っても過言ではありません。

 価格は、カスタムに応じて異なるため、一概には言えませんが、フルカスタマイズで9000万円近い金額になることもあるといいます。

 そんなTWISTED JAPANのディフェンダーを、袖ケ浦フォレストレースウェイで試す機会を得ました。

 まず乗ったのは、2.3リッター直列4気筒ターボエンジン搭載モデル。純正車に搭載されるエンジンは様々な種類がありますが、最高出力307馬力という出力は、それらのどのエンジンと比較しても上回ります。

 走り出してみると、エンジン音自体はさして刺激的ではありませんが、十二分に重い車体を前へ前へと押し出します。

 ハンドリングも、旧い設計のクルマとは思えないほど優れており、鼻先の軽い小気味良い走りが楽しめます。

 次に乗ったのは、6.2リッターV型8気筒エンジン搭載モデル。ベースモデルを遥かに上回る最高出力457馬力を発揮する”ハイパフォーマンスモデル”です。

 エンジンをかけると、刺激的な重低音が響きます。これだけでも楽しくなってしまいますが、アクセルを少し踏み込むと想像を超えるトルク感で走り出します。

 サーキットに乗り出して、圧倒的なパフォーマンスを開放すると、全高の高い車体&オフロードタイヤを履いているとは思えないほどの刺激的な加速感とコーナーリング性能を発揮。思わず楽しくなってしまい、つい攻めすぎてしまいそうになります。

 6.2リッターモデルは、圧倒的なパフォーマンスによる”刺激”がありますが、少し日常では持て余してしまいそうです。一方2.3リッターモデルは、刺激は少し控えめですが、日常ではこちらのほうがちょうどよく、使い勝手が良さそうとも感じました。

 4桁万円のクルマではあるので、検討するユーザー自体、かなり絞られるとは思いますが、買えるだけの資金力があれば、ぜひ欲しい一台でした。

※ ※ ※

 9000万円近い金額になることもあるときくと、筆者(くるまのニュース編集部員B)のような一般人からすると異次元のような話で現実感が湧きませんが、そんなことを話してみると担当者は、「TWISTED JAPANでは、そんな方に向け、ディフェンダーだけでなく他の車両でも同様の形式の販売を検討しています」と答えてくれました。

 どのようなクルマを検討しているのかは明かされていませんが、TWISTED JAPANの今後の動向に期待が持てます。

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