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トヨタが4タイプの新型「クラウン」を公開、第1弾のクロスオーバーは今秋発売

掲載 更新 11
トヨタが4タイプの新型「クラウン」を公開、第1弾のクロスオーバーは今秋発売

撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

クロスオーバーに加えてスポーツとセダン、そしてエステートをラインアップ

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トヨタが、新型「クラウン」を世界初公開し、その第1弾としてクラウン(クロスオーバー)を本年秋頃に発売することを発表した。

クラウン(クロスオーバー)

クラウン(クロスオーバー)

クラウンは、トヨタ独自の国産技術で作り上げた初の量産型乗用車として1955年に誕生した。戦後間もない時代に、初の独自開発で苦難を重ね高級車を作り上げた「革新と挑戦」のDNAは、その後67年に渡り歴代クラウンに受け継がれ、常に時代の一歩先を行く新しい価値を追求し、多くのオーナーに愛されてきた。

クラウン(スポーツ)

クラウン(スポーツ)

しかし、時代の変化はそれ以上のスピードで進み、多様化する顧客ニーズに対して十分に応えることができなくなり、フラッグシップとしての存在感が希薄になっていった。

クラウン(セダン)

クラウン(セダン)

今回、開発チームは、新しいクラウンの開発にあたり、「クラウンとは何か」を徹底的に見つめ直し、「これからの時代のクラウンらしさ」を追求した結果、4つの全く新しいクラウンを作り出した。

クラウン(エステート)

クラウン(エステート)

セダンとSUVを融合させた新しいスタイルの「クロスオーバー」に加えて、エモーショナルな雰囲気を持ち、運転しやすいパッケージとともにスポーティな走りを楽しめる「スポーツ」、新たなフォーマル表現とともにショーファーニーズにも応える「セダン」、大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なSUV「エステート」をラインアップし、今後グローバルに約40の国・地域に順次展開していく。

新型クラウン(クロスオーバー)の詳細は以下のとおり。

これからのクラウンをゼロから考え作り上げた、飾り立てない上質なデザイン

CROSSOVER G(ブラック×プレシャスブロンズ)<オプション装着車>

そのエクステリアデザインは、スタイリッシュなクーペライクシルエットと、力強さを感じさせるリフトアップスタイルを組み合わせ、流麗さとダイナミックさを両立させた、新時代のフラッグシップの姿を表現。

CROSSOVER G“Advanced Leather Package”(ブラック×プレシャスブロンズ)<オプション装着車>

さらに、左右に一直線につながるヘッドランプ・テールランプや、キャラクターラインに頼らず面の抑揚で質感を表現したサイドビューなど、シンプルでありながら鋭さと雄大さを兼ね備えたデザインとなっている。

また、従来のセダンの常識を打ち破る大径タイヤを採用。ボディ構造のくふうにより、ボディ側面近くまで外側に張り出した足回りと、ボディとタイヤの隙間のバランスも徹底的に吟味したことで、セダンでもSUVでもない、踏ん張り感のある力強いスタイルとなっている。

CROSSOVER RS“Advanced”(内装色:ブラック/イエローブラウン)

インテリアデザインは、ディスプレイや操作スイッチを水平方向に集約したことでどの席からも直感的に操作ができる機能レイアウトと、インストルメントパネルからドアにかけてひと続きで包み込まれるような造形により、ドライバーは運転に集中でき、同乗者には心地よく移動を楽める「全席特等席」を実現。

また、過度に飾り立てずあたたか味を感じられる金属加飾「WARM STEEL」や、思わず触れたくなる造形と心地よい握り心地を両立したシフトノブ、一目でわかる仕立ての良さと着座時の安心感にこだわったシートなど、内装部品の1つひとつにもこだわり、上質で豊かさを感じられる空間を演出した。

CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”(プレシャスブロンズ)<オプション装着車>

CROSSOVER RS“Advanced”(ブラック×プレシャスレイ)<オプション装着車>

ボディカラーでは、新開発の「プレシャスブロンズ」や「プレシャスレイ」をはじめ、特徴的なバイトーンカラーのコーディネートで新しいクラウンの変革を表現。合計12通りのボディカラーと4種類の内装色の組み合わせで、幅広いバリエーションを用意した。

フラッグシップにふさわしい、ゆとりと品格を感じられる走りと快適な乗り心地

2.4L デュアルブーストハイブリッドシステム

パワートレーンには、2種類のハイブリッドシステムを用意。「2.4L デュアルブーストハイブリッドシステム」では、低回転から力強いトルクを生み出す直列4気筒ターボエンジンと、高い駆動力を発揮する最新の電動パワートレーン「eAxle」、新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を組み合わせたハイブリッドシステムをトヨタとして初採用。ドライバーのアクセル操作にリニアに反応し、ダイレクトかつトルクフルで気持ちのいいドライビングフィールを体感できる。

2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム

また、「2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム」では、クラウン(クロスオーバー)に最適化した高効率ハイブリッドシステムに、新開発バイポーラ型ニッケル水素電池を搭載。クラストップレベルの低燃費と高い静粛性を実現し、クラウンならではの上質で滑らかな走りをさらに進化させた。

CROSSOVER RS“Advanced”(内装色 : ブラック/イエローブラウン)

なお、新開発プラットフォームでは、大径タイヤの採用により得られた従来のセダンより高いヒップポイントを活かし、乗り降りがしやすく、視界の良い着座位置を実現。頭の上や前後の空間もより広く確保し、どの席に座っても特等席と感じることができるような、居心地のいい室内空間を目指した。

プラットフォーム

さらに、乗り降りや運転のしやすさを優先したパッケージでありながら、TNGAプラットフォームによる軽量かつバランスの取れた高剛性ボディと、足回りでは、フロントにマクファーソンストラット式、リヤには新開発マルチリンク式のサスペンションにより、クラウンらしいどっしりとした直進安定性と、しなやかな動き、目線のぶれないフラット感と振動の少ない質感の高い乗り心地を追求し、ずっと乗っていたくなる快適性を実現した。

最先端の先進安全・運転支援システム

トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]

先進機能を付与し、機能向上した最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車標準装備。対応する事故形態を一層拡大し、より安心なドライブが楽しめる。

また、高度運転支援技術「トヨタ チームメイト」を搭載。渋滞時の安全運転を支援する「アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)」や様々な駐車シーンでスムースな入庫・出庫を自動で行いリモート操作も可能な「アドバンストパーク(リモート機能付)」など、安心・便利な先進機能を装備している。

【販売概要】

月販基準台数:3,200台/月

【メーカー希望小売価格】

(北海道、沖縄のみ価格が異なる。消費税込み、単位:円)

*価格にはリサイクル料金は含まれません。

関連情報:https://toyota.jp/crown/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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みんなのコメント

11件
  • クラウン大衆車化成功しました。
    カローラクラウンを発売致します。
  • クラウンのバーゲンセールだね。

    トヨタがLEXUSブランドを日本で展開した時に
    クラウンの役目は終わっていたんだと思う。

    「クラウン」は車名でなく、「クラウン」と言うブランド名になったと
    誰かが言っていた。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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