■実現することはなかった「S2000タイプR」メキシコのカーデザイナーが再現
1999年4月ホンダは、新世代リアルオープンスポーツカーとして「S2000」をデビューさせました。その23年後となる2022年、メキシコのカーデザイナーであるアビメレック・アレラーノ氏はサーキット走行性能を追求したモデル「タイプR」仕様に変えた「S2000 TYPE R」のレンダリングを投稿し話題を呼んでいます。
【画像】あったら良かった! 「幻」のホンダ「S2000 タイプR」の画像を見る(45枚)
アビメレック・アレラーノ氏は、ランボルギーニ「ウルス」の本格オフロード仕様やフォード「ブロンコ」の6輪仕様、1957年のテスラ「モデルS」など現実では起こりえない、あらゆる「もしかしたら」なクルマのCGを作成して、自身のSNSに投稿しています。
そのなかで、S2000をアレラーノ氏が想像を膨らませ、タイプR仕様カスタマイズを施し、CGで公開しています。
ホンダのタイプRは、ベース車の運動性能と動力性能を際立たせ、サーキット走行性能を追求したモデルで、スポーツモデルの「NSX」や「インテグラ」、「シビック」などに設定されています。
一方、S2000では2007年に専用のエアロパーツ、専用のサスペンションチューニングを施された「タイプS」モデルが出るも以後現在まで、「タイプR」モデルは発売されておりません。
今回アレラーノ氏は、そんなS2000をタイプR仕様に変えました。
外装はチャンピオンシップホワイトに塗られ、フロント・サイドにエアロパーツを装着。リアには程よい大きさのリアスポイラーが装備されています。
また、左右のフェンダーには「タイプR」のロゴが貼られ、足元にはホンダ「NSX-R」に装着されていた軽量ホイールのようなホイールが収まっています。
内装にはレカロシートやロールケージが採用され、サーキット走行性能が追求されていいます。
このクルマについてアレラーノ氏は自身のSNSで次のようにコメントしています。
「ホンダにはS2000 タイプRを作らなかった理由があるのでしょうが、実際にレンダリングを作ってみると素晴らしいものになったと感じています。
ホンダならこのクルマにどんなエンジンを載せていたのでしょうか。」(編集部訳)
アレラーノ氏の製作したCGは、もちろんメーカー非公認の妄想デザインですが、細部までしっかりと作りこまれており、その本気度が伝わってきます。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
1000馬力の“4.1L V6”搭載!? 新「R36GT-R」まもなく登場!? レトロなデザイン採用した「和製スーパーカー」 どんなクルマ?
クルマに出現する「光るカメ」は危険のサイン! 見慣れない「謎マーク」の意味は何? そのまま走り続けるのはNG!
ガソリンを捨てきれない理由は[ハイブリッド車]のバッテリー寿命!? 延命術はあるのか?
ホンダ「新型コンパクトミニバン」登場! 8年ぶり刷新でゴツい「アウトドア仕様」に上質“洗練スタイル”も用意! 「新型フリード」純正アクセ公開
26年ぶり復活に!? ホンダ「新型CR-X!?」が超カッコイイ! 現代風デザインまとった「ライトウェイトスポーツ」の予想CGがスゴイ
みんなのコメント
そこからさらに手を加えられる余地がなかったって聞いたことある。
仮にタイプRを作ったとしても、標準モデルの販売台数からもタイプRの設定なんかしたら、量産メーカーの2000ccとしてはあり得ない値段になりそう。