スパ・ウェザーが本領発揮。豪雨で延期スタートも今度は赤旗途中終了。優勝はオサリバン｜FIA F2スパ スプリントレース

　ベルギーはスパ・フランコルシャンを舞台に開催されているFIA F2第9戦。7月27日（土）のスプリントレース（レース1）ではウイリアムズ育成のザック・オサリバン（DAMS）が優勝した。ローディンの宮田莉朋は15位だった。

　スプリントレースは当初、現地時間14時15分（日本時間27日21時15分）からスタートする予定だったものの、豪雨により延期。F1予選セッション後の現地時間18時15分（日本時間28日01時15分）から改めて実施されることとなった。

　上位10名がリバースグリッドとなるF2のスプリントレースでは、予選10番手のオサリバンがポールスタート。フロントロウにデニス・ハウガー（MPモータースポーツ）が並んだ。

　スタート時刻は再び10分程度のディレイとなったが、雨の中18周のレースがスタート。オサリバンは力強い蹴り出しで首位をキープ。2番手ハウガーにすぐさま2秒以上のギャップを形成した。

　しかし3周目にコース上でストップする車両が発生したためセーフティカー出動となった。そのままセーフティカー先導での周回が続いていたが、7周目には雨脚が強まってきたことで赤旗が提示された。

　コンディションが回復しないと見られることから、このままレースが再開されないことが宣言され、オサリバンの優勝が確定。ハウガーが2位、リチャード・フェルシュホー（トライデント）が3位という結果となった。宮田は15位だった。