東京以外の都道府県に住む新成人の7割が「生活するのにクルマが必要」

「若者の車離れ」と言われるようになり久しいが、地方では車が生活必需品の地域がほとんど。一方で自動車の値段は年々高騰し、購入は容易ではない。

そこでナイルは、2022年の成人式を前に新成人（2001年4月2日～2002年4月1日生まれ）は、車を所有することに対してどのようにとらえているのか聞いた。

車を持てない理由の最多が「経済的理由」

Q1：車は生活に必要ですか？

Q2：（Q1で「車は生活に必要」と回答した方）自家用車を持っていますか？

Q1で「車は生活に必要」と回答した方に自家用車を持っているかどうかを聞いたところ、64.4%は「持っている」と回答し、35.6%は「持っていない」と回答しました。これにより、3人に1人以上が、生活に車が必要なのに車を持っていないということがわかった。

Q3. （Q2で「自家用車を持っていない」と回答した方）車が必要なのになぜ持っていないのですか？

Q2で「自家用車を持っていない」と回答した方に、生活に車が必要なのに、なぜ車を持っていないのかを聞いたところ、「車は高いから」「経済力がない」など購入費用を挙げた方が40.8%、「維持費がかかるから」「保険の費用がかかるから」など維持費についての理由が5.2%となり、「経済的・金銭的理由」が大きな割合を占める結果となった。

また、持っていない方の交通手段は電車が最も多く、次いで自転車、徒歩という順番となった。

 Q4.（Q2で「自家用車を持っている」と回答した方）理想の車に乗れていますか？

Q2で「自家用車を持っている」と回答した方に、理想の車に乗れているかどうかを聞いたところ、約半数の55.9%が「乗れている」と回答した。一方で「乗れていない」という方も44.1%いることがわかった。

Q5：（Q2で「自家用車を持っている」と回答した方）理想の車の条件は何ですか？

「自家用車を持っている」と回答した方に理想の車の条件を聞いたところ、「かっこいい」「かわいい」などを含む「デザイン・色見がいい」が最も多く、続いて「燃費がいい」となった。この燃費は「お金がかからない」（7.7％）と合わせると経済的であることが理想的だという回答が1位になる結果に。

「固有の車種・型」の12.9%の中には、「外車」「スーパーカー」「SUV」を挙げる回答があり、その他には環境にいい、自動運転機能などがあった。

Q6. （Q4で「理想の車に乗れていない」と回答した方）なぜ理想の車に乗れていないのですか？

 「理想の車に乗れていない」と回答した方々に、なぜ理想の車に乗れていないのかを聞いたところ、69.5%という高い割合で「経済的・金銭的理由」という理由があがっていた。次いで「家族の車だから」「学生だから」などがあった。

今回の調査により、新成人の中には、車が必要だと考えているにもかかわらず、所有できていない方がいることや、車に乗っていても理想とする車に乗れていない方もいることがわかった。その理由の多くは経済的・金銭的理由だった。

調査概要

調査対象：東京を除く全国の新成人（2001年4月2日～2002年4月1日生まれ）の男女994人

調査期間：2020年11月25日～12月7日

公式サイト：https://carmo-kun.jp/

構成／ino.

Comments

地元はコンビニまで7キロの山道だからクルマないと辛すぎ。
でもこの間、89歳の原チャが93歳の軽トラにぶつかって原チャのじーさんが亡くなった。
農業や林業とかの兼ね合いもあるから、全員コンパクトシティに移れと言われても困る

東京近辺は電車が必要だろう