■カッコよく、実用性もあり、そして走行性能も妥協しない!
2023年1月26日、アウディは独自の4WDシステム「quattro」を備えたクロスオーバーEVのコンセプトカー「アクティブスフィア・コンセプト(以下、アクティブスフィア)」を発表しました。
【画像】わずか数秒でピックアップに大変身! SUVクーペ「アクティブスフィア」が超カッコいい(66枚)
このコンセプトカーは、2021年から発表が続いている同一テーマで製作された一連のコンセプトカーシリーズ「sphere(スフィア)」の4台目であり、かつ集大成にあたるものです。
今回発表されたモデルは、多彩な用途への対応を可能にする4ドアクロスオーバークーペのEVです。
単なるエレガントなスタイルのラグジュアリーカーではなく、SUVの実用性にオンロードとオフロードでの走行性能を巧みに組み合わせた、まったく新しいタイプのクロスオーバー車だとアウディは説明します。
アクティブスフィアのクラシックなプロポーションは、米国・カリフォルニア州マリブのアウディデザインスタジオで開発さました。ボディをよく見ると明確なエッジが存在せず、凸面と凹面がスムーズにつながることでクルマ全体にソフトな陰影がもたらされています。
アクティブスフィアはクロスオーバークーペでありながら、わずか数秒で様々なスポーツギアを運ぶためのピックアップにも変化します。
トランクルームはスイッチを押すだけでオープンカーゴベッドに変形し、多目的な用途への対応が可能です。
観音開きのドアを持つアクティブスフィアにはBピラーが存在しないため、前後のドアを開けるとインテリアの空間全体が開放され、広々と余裕を持って乗員が車両に乗り降りすることができます。
ボディサイズは全長4980mm×全幅2070mm×全高1600mm。EVの特徴でもある2970mmの長いホイールベースのおかげで、乗員の足元には広々としたスペースを確保しています。
プラットフォームは、EV専用のモジュラーシステム「プレミアム プラット フォームエレクトリック(PPE)」がベース。アウディがポルシェとともに開発中のもので、背の高いSUVからセダン車まで幅広く対応できるといいます。
2023年末にはPPEをベースにした市販モデルが発表される予定で、アクティブスフィアも今後市販化が検討されている模様です。
電気モーターは前後の車軸に備わり四輪を駆動。合計325kWの出力、720Nmのシステムトルクを発生させます。
優れた走破性を実現する22インチの大径ホイールを備えた足回りは、さらに走行条件に応じて最低地上高を変化させることができ、基本となる地上高は208mmですがオフロード走行時には40mm高く、同様にオンロード走行時には40mm低くすることが可能です。
また、自動運転システムを備えながらも、ドライバーが自らステアリングホイールとペダルを操作して積極的に走りを楽しむこともできます。
充電システムには800Vでの急速充電を備えており、わずか10分で300km以上走行するためのエネルギーを充電することが可能です。
アクティブスフィアの一充電走行距離は600km以上の走行を可能とし、長距離ツアラーとしての資質を十分に備えています。
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みんなのコメント
前輪を外して固定してるようですが
スルー規格ですから
そんな面倒な事をしたくありません