現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > かつての定番「ヤンキーホーン」や「エアホーン」! 最近見かけなくなった理由とは

ここから本文です

かつての定番「ヤンキーホーン」や「エアホーン」! 最近見かけなくなった理由とは

掲載 更新 91
かつての定番「ヤンキーホーン」や「エアホーン」! 最近見かけなくなった理由とは

 社外ホーンでも保安基準に適合するものもある

 最近あまりやらなくなってきたのが、ホーンの交換だ。純正でも音色がよくなったことや規制があって大音量は許されないなど、いくつかの理由がある。もちろんまったくしなくなったわけでもなく、デンソーやボッシュ、ミツバといった純正部品のサプライヤーは今でも販売していたりする。また、ボッシュのラリーホーンなど、名品と呼ばれるシリーズもある。

「ど派手ペイント」「巨大羽根」「飛び跳ねるクルマ」! 最近激減したクルマの「カスタム」5選

 そして、最近見かけないのがエアホーンだ。ホーンは一般的には電磁式が純正でもほとんどで、それとは違って小さなコンプレッサーで空気を作って鳴らすのがエアホーン。1990年代まではフェラーリが採用していたことから、フェラーリホーンとも呼ばれてドレスアップやカスタムの定番アイテムの時代もある。そのほか、エアホーンでも甲高い音のヤンキーホーンも人気だったし、ミュージックホーンと呼ばれる曲が奏でられる多連装のものもあった。これはゴッドファーザーのテーマがお馴染みで、ヤンチャなクルマが付けていたタイプだ。

 現在もトラック用に作られていたりして、エアホーン自体は入手可能ではある。気になる車検はというと、イメージ的に通らないと思っている人は多いが、今一度、ホーンの保安基準を見てみると、主なポイントとしては「音の大きさは、自動車の前方7mの位置で測って112dB以下、87dB以上」となり、これはほとんどの社外ホーンでクリアできるだろう。

 問題は「連続した音で、音量や音質が一定であること」という点で、ミュージックホーンは確実にダメということがわかる。単純な音色のエアホーンについては、立ち上がりがスムースに出ていれば車検は問題なく通るようだ。厳密なことを言ってしまうと、純正の電磁式ホーンでもごく最初の段階では音が立ち上がる感じなので、許容範囲内、つまり違和感なく普通に音が出ていればいいという判断だろう。

 エアホーンの多くは車検対応ともうたっていないので、なおさらダメなのかと思ってしまっているが、エアホーンの場合、環境や取り付け方で音の出方が違ってくる可能性があるため、あえてうたっていないようだ。最近はあまり見かけないのは、クルマのイメージとエアホーンの音色が合わないのと、サイズがけっこう大きくなるので、付ける場所がないというのもあるだろう。

こんな記事も読まれています

暗い車内でもよく見える! LEDライト付きベビーミラー「K-MIRA09」
暗い車内でもよく見える! LEDライト付きベビーミラー「K-MIRA09」
月刊自家用車WEB
この椅子めっちゃラク! あぐらがかけるキングサイズのアウトドアチェア【車に積みたいアウトドアアイテム】
この椅子めっちゃラク! あぐらがかけるキングサイズのアウトドアチェア【車に積みたいアウトドアアイテム】
月刊自家用車WEB
50号車フェラーリが最速も最低重量違反で予選失格。5号車ポルシェが繰り上がりポール獲得|WEC第3戦スパ6時間
50号車フェラーリが最速も最低重量違反で予選失格。5号車ポルシェが繰り上がりポール獲得|WEC第3戦スパ6時間
motorsport.com 日本版
日産「新型コンパクトSUV」まもなく登場!? トヨタ「ヤリスクロス」サイズの「斬新モデル」! 「新ジューク」日本再上陸の可能性とは
日産「新型コンパクトSUV」まもなく登場!? トヨタ「ヤリスクロス」サイズの「斬新モデル」! 「新ジューク」日本再上陸の可能性とは
くるまのニュース
ボルボ、人気モデル『XC40』を仕様変更。特別限定車“プラスB3セレクション”も同時設定
ボルボ、人気モデル『XC40』を仕様変更。特別限定車“プラスB3セレクション”も同時設定
AUTOSPORT web
FIA、雨対策用F1ホイールカバーの改良版をテスト。フェラーリがフィオラノで走行
FIA、雨対策用F1ホイールカバーの改良版をテスト。フェラーリがフィオラノで走行
AUTOSPORT web
ディフェンダー に2025年型、マイルドハイブリッドディーゼルを350馬力に強化
ディフェンダー に2025年型、マイルドハイブリッドディーゼルを350馬力に強化
レスポンス
【最終最強のW12搭載】 ベントレー・バトゥール・コンバーチブル 内装にジュエリーとのコラボ
【最終最強のW12搭載】 ベントレー・バトゥール・コンバーチブル 内装にジュエリーとのコラボ
AUTOCAR JAPAN
【MotoGP】マルケス、フランスGP初日はドゥカティ陣営で今季最も苦戦した1日に「リヤの改善が必要」
【MotoGP】マルケス、フランスGP初日はドゥカティ陣営で今季最も苦戦した1日に「リヤの改善が必要」
motorsport.com 日本版
全国各地で減便&廃業! もはや「路線バス」という発想自体が古いのだろうか
全国各地で減便&廃業! もはや「路線バス」という発想自体が古いのだろうか
Merkmal
元F2ドライバーのビスカール、ポルシェ963でIMSAデビューへ。プロトンからラグナ・セカ戦に参戦
元F2ドライバーのビスカール、ポルシェ963でIMSAデビューへ。プロトンからラグナ・セカ戦に参戦
AUTOSPORT web
高級車ディーラーを訪ねる際の“ドレスコード”、どんな服装までOKなのか?!
高級車ディーラーを訪ねる際の“ドレスコード”、どんな服装までOKなのか?!
月刊自家用車WEB
大型トラックの「タイヤ」が浮いてる!? 故障なの? 奇妙すぎる「浮くタイヤ」には切実な理由があった!
大型トラックの「タイヤ」が浮いてる!? 故障なの? 奇妙すぎる「浮くタイヤ」には切実な理由があった!
くるまのニュース
なんでバッテリーは「上がる」のか? もしかすると「暗電流」が原因かも!?
なんでバッテリーは「上がる」のか? もしかすると「暗電流」が原因かも!?
バイクのニュース
レッドブルに近付けるか!? フェラーリが大規模アップデートマシンをフィオラノでテスト。ボディワークに様々な変化
レッドブルに近付けるか!? フェラーリが大規模アップデートマシンをフィオラノでテスト。ボディワークに様々な変化
motorsport.com 日本版
【日本企業初!営業利益が5兆円超え】 トヨタが別格ともいえる決算説明会を開催 投資を強化も
【日本企業初!営業利益が5兆円超え】 トヨタが別格ともいえる決算説明会を開催 投資を強化も
AUTOCAR JAPAN
CRI・ミドルウェアのCRIWARE搭載車両が全世界で600万台を突破
CRI・ミドルウェアのCRIWARE搭載車両が全世界で600万台を突破
レスポンス
オフロード感マシマシ[新型フリードクロスター]がヤバい!! 絶対付けたい純正オプション一挙に
オフロード感マシマシ[新型フリードクロスター]がヤバい!! 絶対付けたい純正オプション一挙に
ベストカーWeb

みんなのコメント

91件
  • 交通量の多い交差点の近くの職場に居ます。右折絡みで一時間に何度もクラクションが鳴るようなところです。トラックのホーンはとにかくうるさく普通車のそれとは全然違う。その場で取り締まれるよう法律で厳しく規制するか販売自体を禁止して欲しい。
  • 歩行者相手にブザーみたいの付いてるといいなって思ったことはある。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村