8月24日、アウディジャパンは、一部仕様・装備変更を実施したフラッグシップスポーツモデル「R8」の受注を開始した。納車は12月以降に開始される予定だ。
よりスポーティで洗練されたルックスに
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新型に搭載される自然吸気式5.2ℓV型10気筒エンジンは620psと580Nmを発揮。このスペックはアウディの市販モデルとして過去最高だ。このV10エンジンには、低負荷時にエンジンの片バンクを休止させるシリンダーオンデマンドを採用。アクセルペダルをオフにした時にはエンジンを駆動系から切り離すコースティングモードと合わせて優れた環境性能も実現している。
トランスミッションはデュアルクラッチ式の7速Sトロニックで、電子制御油圧多版クラッチ式のフルタイム四輪駆動システム「クワトロ」を介して4輪を駆動。0-100km/加速タイムはクーペが3.1秒、スパイダーが3.2秒。最高速はそれぞれ331km/h、329km/hをマークする(データはいずれも欧州仕様値)。
前後にLEDライトを採用したエクステリアでは、ヘッドライトにLEDハイビームの約2倍の照射距離を誇るレーザーハイビームを、そして前後ウインカーにはダイナミックターンインジケーターを搭載し、先進的なイメージを強調。
フロントグリルは従来型よりロー&ワイドになり、その上部にはかつての「スポーツクワトロ」を彷彿とさせる細いスリットが追加。フロントバンパーの両サイドには縦に分割されたエアインレットを設けるなど、より一層シャープなルックスとなっている。
リヤビューでは全幅いっぱいにエアアウトレットが設けられたほか、大胆なデザインのリヤディフューザーや楕円形の大型エキゾーストパイプを採用。よりスポーティなルックスとなっている。
スパイダー用の電動式ソフトトップは、遮音性に優れたクロス製を採用。フレームにはアルミニウムと鋳造マグネシウムが用いられ軽量化と高剛性化が図られている。キャビン後部のトップコンパートメントカバーはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製だ。電動式トップは約20秒で開閉が完了し、車速50km/h以下なら走行中の操作が可能となっている。
インテリアでは、エンジンスタート/ストップボタンやアウディドライブセレクトのボタンを集約した専用デザインのステアリングホイールや、12.3インチTFTディスプレイによるアウディバーチャルコックピットが標準装備された。
●新型アウディR8モデルラインナップ
・R8クーペV10パフォーマンス5.2FSIクワトロSトロニック:3001万円
・R8スパイダーV10パフォーマンス5.2FSIクワトロSトロニック:3146万円
※納車が2019年12月以降となるため、価格は消費税10%込み
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