ランドローバー、新型ディフェンダーを国内に本格導入

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは4月6日、新型「ディフェンダー」の受注を同月9日より開始すると発表した。

昨年9月のフランクフルトモーターショーで初公開された新型ディフェンダー。新型では本格オフローダーとしてその名を轟かせた初代のアイデンティティを受け継ぎつつ、軽量アルミニウムによるモノコック構造を採用するなど、あらゆる部分を抜本的にアップデート。1948年販売開始の「シリーズ1」をルーツとするボクシーなフォルムや垂直に切り落とされたようなリアエンドの処理などアイコニックなデザインはそのままに、現代的なハンドリング性能と快適な乗り心地に加え、最先端のデジタルデバイスも装備し、商品性を向上させてきた。

日本でもワールドプレミアから2か月足らずで、国内導入を記念した特別仕様車「ローンチ・エディション」と、それに続く「スタートアップ・エディション」の受注が開始され、489万円からというアフォーダブルな価格設定も相まって、大きな話題を呼んでいたが、このたび販売開始がアナウンスされたのは、3ドアショートボディの「90（5人乗り）」と5ドアロングボディの「110（5人または7人乗り）」。双方に4つの標準グレードが設定されるほか、1年間限定で装備充実グレード「ファースト・エディション」もラインナップされる。それぞれの価格は以下のとおり。

ディフェンダー90
ディフェンダー：4,990,000円
ディフェンダーS：5,820,000円
ディフェンダーSE：6,480,000円
ディフェンダーHSE：7,300,000円
ディフェンダー・ファースト・エディション：7,390,000円

ディフェンダー110
ディフェンダー：5,890,000円
ディフェンダーS：6,630,000円
ディフェンダーSE：7,320,000円
ディフェンダーHSE：8,120,000円
ディフェンダー・ファースト・エディション：8,200,000円

また、人気集中で納期がずれ込むことが想定されるため、インポーターでは国内向けに人気装備をセレクトした「キュレーテッド・スペック」も用意する。

ディフェンダー90 ファブリックシート仕様：5,425,000円より
ディフェンダー90 レザーシート仕様：6,900,000円より
ディフェンダー110 ファブリックシート＆5人シート仕様：6,303,000円より
ディフェンダー110 ファブリックシート＆7人シート仕様：6,837,000円より
ディフェンダー110 レザーシート＆7人シート仕様（パノラミックルーフ付）：8,433,000円より

オフローダーのレジェンドは大幅に進化したにもかかわらず、むしろ身近な価格となった。レトロなルックスに本格的なオフロード性能を秘めたディフェンダーの導入で4WDファンは大いに盛り上がりそうだ。

Comments

どうせ悪路には入らないけど、かっこいいな。

性能は本格的なのに顔がおもちゃすぎない
ディフェンダーの方が逞しくみえるね