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日本販売は? 三菱 新型「エクスパンダークロス」販売拡大へ ミニバン×SUVのコラボモデル

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日本販売は? 三菱 新型「エクスパンダークロス」販売拡大へ ミニバン×SUVのコラボモデル

■エクスパンダークロスの日本導入はある?

 三菱は、インドネシアで生産・販売するMPV「エクスパンダー」シリーズの追加モデルとなる新型「エクスパンダークロス」の販売をタイとフィリピンで開始。今後もアセアンを中心とする各国で順次販売していくとしていますが、日本での販売はあるのでしょうか。

【画像】SUVらしいゴツい外観へ大変身! エクスパンダークロスなどを見る(35枚)

 エクスパンダーシリーズの最上位モデルとなるエクスパンダークロスは、SUVが強みの三菱らしさを際立たせた新型クロスオーバーMPVで、SUVならではの力強さと高い走行性能と快適な乗り心地を実現したモデルです。

 アセアンで人気の高いエクスパンダーをベースにしており、MPVならではの使い勝手が良く広い室内空間を兼ね備えています。

 ベースとなるエクスパンダーは、2017年に販売を開始したミニバンで、2018年度には約10万4000台を売り上げ、三菱で4番目となる販売実績を誇るモデルです。

 エクスパンダーシリーズについて、三菱は次のように説明しています。

「エクスパンダー、エクスパンダークロスは2020年2月までにシリーズで約25万台を売り上げています。

 SUVらしさを高め、さらにスタイリッシュで機能的なモデルになったエクスパンダークロスは、アセアンを中心とする各国のお客様の幅広いニーズに応え、新たなる価値を提案していきます。

 新型を含めアセアンをはじめとする各国への輸出を増やしていく予定です。今後もアセアンを中心とする各国で順次販売していきます。これにより、インドネシアの経済、雇用、さらに輸出入バランスの改善にも貢献していきます」

※ ※ ※

 では、エクスパンダーシリーズは、日本で発売する可能性はあるのでしょうか。現在、日本市場にはミニバンとして「デリカD:5」が存在するほか、SUVでは「アウトランダー(PHEV含む)」や「エクリプスクロス」、「RVR」をラインナップしています。

 エクスパンダーシリーズの日本導入ついて、三菱の関係者は次のように話します。

「エクスパンダーは、アセアンでの販売を目的に導入されました。実際に、日本での発売を要望される声があるのは事実ですが、日本市場への導入を考えた際にコスト面や販売台数面で難しいと思われ、現段階では日本での販売予定はありません」

■日本にも欲しい! 「エクスパンダークロス」ってどんなクルマ?

 エクスパンダークロスは、フロントのデザインに三菱車の共通デザインコンセプトである「ダイナミックシールド」の最新版を採用。SUVらしい堅牢さを際立たせるため、バンパー下部には専用スキッドプレートを装着しました。

 リアウインドウの下にはグロスブラックのテールゲートフィニッシャーを配置し、バンパー下部にはフロントデザインと同調する大型スキッドプレートを組み合わせ、SUVらしいタフなイメージとしています。

 ボディ側面にはブラックのホイールアーチモールディングを追加し、全幅は50mm広くなりました。この前後モールディングを繋ぐようなデザインで、ブラックのドアガーニッシュも取り入れられています。

 足元には、大径17インチタイヤと新デザインのアルミホイールを採用。さらに、ルーフキャリアの装着を容易にするシルバーのルーフレールを追加しました。

 灯火類においては、視認性の確保を考慮して、LEDヘッドライトやポジショニングランプの位置を変更しています。また、バンパーに組み込まれた大型のLEDフォグランプは、跳ね石や浸水からのダメージを極力受けないように配置しています。

 ボティカラーは、新色として「グラファイトグレーメタリック」と、エクスパンダークロス専用色の「サンライズオレンジメタリック」のふたつを追加しました。なお、内装色はブラックとブラウンを組み合わせたコンビネーションカラーとし、ブラウン基調のダッシュパネルにはシルバーメッシュ柄の加飾をあしらっています。

 メカニカル面においては、ベースモデルのエクスパンダーに比べ車高を20mm高く設定し、最低地上高はクラストップとなる225mmを確保しました。これにより、荒れた道路での走破性向上のみならず、ドライバーの視認性も向上しています。

 パワーユニットは、エクスパンダーと同様の1.5リッターガソリンエンジンを搭載。組み合わされるトランスミッションは4速ATと5速MTの2種類です。

 その一方、メカニズム面での進化だけではなく、ミニバンに欠かせない使い勝手の良さも追求されており、2列目(6:4分割)および3列目(5:5分割)のシートバックは、簡単な操作で折りたためるようになっています。

 同クラスで唯一、2列目中央のシートバックを倒すとアームレストとして使用できるだけでなく、2列目両サイドに乗車スペースを確保すると同時に長尺物の積載を可能にしています。

 また、3列目を使用する7人乗りの状態でも、5ガロン(19リッター)のボトル4本かまたは、標準的なベビーカーを入れるのに十分な荷物スペースを確保しています。USB端子が各列に配置されているのも、ファミリーユースにおいて便利なポイントです。

 そのほか、新型エクスパンダークロスはチルト・テレスコピック調整機能付きのステアリングホイールや、クルーズコントロールなど、各種快適装備を備えます。

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みんなのコメント

2件
  • いくら煽ってもそれは無い。
    それはスズキやホンダに対してもだ。
    何で日本の生産労働者の仕事を奪うようなことを
    してまで売らなきゃいけないのさ。
  • こんな顔のクルマなんか売れるわけない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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