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「マクラーレン 720S Le Mans」が登場、関谷正徳選手らによるル・マン制覇から25周年の特別仕様車

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「マクラーレン 720S Le Mans」が登場、関谷正徳選手らによるル・マン制覇から25周年の特別仕様車

2020年6月22日、マクラーレン・オートモーティブは1995年のル・マン24時間制覇25周年を記念した特別仕様「720S Le Mans」を発表、世界限定50台を販売することを明らかにした。

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「720S Le Mans」は、2020年6月18日でマクラーレンがル・マン24時間を初出場初制覇してから25周年を迎えることを記念したモデル。

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1995年6月18日、ル・マン24時間耐久レースにおいて、マクラーレンF1 GTRの59号車(JJ・レート/ヤニック・ダルマス/関谷正徳)が総合優勝を果たし、ほかにもマクラーレンは3台のF1 GTRがトップ5でフィニッシュするという素晴らしい成績を残している。マクラーレンにとって、この時がコンストラクターとして初めてのル・マン挑戦であった。

今回設定された特別仕様「720S Le Mans」はこの偉業を記念したもので、「McLaren 25 Anniversary Le Mans」のロゴを装備するとともに、車体認識番号は59号車マクラーレンF1 GTRが優勝したときの周回数にちなんで、すべて258から始まっている。

「720S Le Mans」の特別装備として、ル・マン24時間制覇にちなんで、サーキットでの使用を想定し、パワートレーンの冷却に効果のあるルーフスクープ、空力と車重軽減に貢献するカーボンファイバー製のフロントフェンダールーバーを備えるのが特徴。

ボディカラーはマクラーレン・オレンジとサルテ・グレー(ル・マンにちなんだ色)の2種類を用意。ロワーボディ部分に「ウエノグレー」を組みあわせて強烈な印象を放ってる。また59号車マクラーレンF1 GTRのホイールデザインを反映した「Le Mansの刻印入り5スポークLMホイール」、ゴールドカラーのブレーキキャリパー、グロスブラックのボディパーツも特別装備される。

インテリアはマクラーレン・オレンジあるいはダヴ・グレーをアクセントとするビスポークのブラックアルカンターラで、「McLaren 25 Anniversary Le Mans」のロゴ入りヘッドレストのカーボンファイバー製レーシングシートも装着される。

もちろん通常の720S 同様、ビスポーク仕様やオプションの追加も可能。ディフューザー、リアエアロブリッジ、ルーフスクープ、フロントスプリッター、リアバンパーなどをグロスフィニッシュカーボンファイバー仕様に変更できるほか、MSOディファインドによって各部をサテンフィニッシュのカーボンファイバーにしたり、MSOディファインドのチタン製ハーネスバー/6ポイントハーネスシートベルトを装備したりすることもできる。

なお720Sは、最高出力770psの4L V8ツインターボエンジンをミッドに搭載、軽量カーボンファイバー製モノケージプラットフォームを採用して、0→100km/hをわずか2.9秒で加速し、最高速は341km/hを誇るハイパフォーマンスモデルとして知られる。

特別仕様「720S Le Mans」の世界販売台数は50台だが、日本での販売台数、価格については今のところアナウンスされていない。

[ アルバム : マクラーレン720S Le Mans はオリジナルサイトでご覧ください ]

文:Webモーターマガジン Webモーターマガジン編集部
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みんなのコメント

1件
  • 720Sは素晴らしいボディー剛性とカートのようなキビキビした走行フィールが美点。ブレーキは効くのですが、かなりキツく踏む必要があり女性のサーキット走行は辛いと思います。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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